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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 幸運の女神

    「エリカ、もうすぐ誕生日だろ?たまには奢ってやるか」「え、いいの?」「諒司!俺ももうすぐ誕生日だからさァ、おごれ!」「康介よ、…お前年に何回誕生日あんだよコラッ!」「あ、やっぱバレた?」「あはは、嘘つきぃ〜っ。あ、リョージ、ついでにさぁ、友達も呼んでいい?…」遠慮がちに上目づかいで見上げるエリカに、ちょっとドキッとした俺は、思わず安請け合いをしていた。「何?…ま、まァ一人ふたりなら別に…」
    朝倉令 さん作 [606]
  • 過去

    夕日は今にも沈もうとしていた。世界が真っ赤に染まる。僕は一人、誰もいないレストランで珈琲を飲んでいた。窓からは海が見える。昔、彼女と別れた海だ。なんで別れたんだっけ?海の横にはちょっとした崖があった。その上には刑務所が建っていた。断崖の上の刑務所。僕は一時期そこにいた。さて、と僕は思う。そろそろ行こう。車を走らせて公園ヘ行った。あたりはもう真っ暗だった。ある日の早朝、僕はここで、ある男と日本を出
    はこもの さん作 [523]
  • 塾帰り

    咲は、近所の進学塾に通う高1生だ。親のしつけが厳しく、ずっとトップを取っていないと、酷くしかられた。咲はその日、補習があって帰るのが遅くなった。あの公園通ろっか…あの公園というのは、咲の家の近くの公園で、そこを通れば家までぐっと近くなるのだが、人通りが少なく、電灯も少ない為、いつもは通らなかった。さっ、と通れば…そう思い、咲はその公園を通ることにした。咲が公園に入りしばらくすると、前方からカップ
    あい さん作 [539]
  • 病気 多重人格

    「…雪ちゃんは多重人格という‘病気’です。」「??はぃ?…いや、そんな…病気だなんて…」「間違いありません。おそらく雪ちゃんの中に存在するのは5人…」「いや…あの…なにをおっしゃってるんですか…全く話が…」雪、10歳の父、正信はパニックで医者が何を話しているのか分からなかった。「…多重人格!?うちの雪が??何をいっ…」医者は正信の話を最後まで聞かず話した。「失礼ですが、雪ちゃんはイジメられたりし
    さん作 [603]
  • 心根?

    一日の授業が終わり、帰る準備をしていると椎名がやってきた。『おいちょっと待てよ』どこかで聞いたことがあるモノマネをしながら椎名はニヤニヤしていた。『どうしたの?』『明日カラオケ行かない?』少し胃が痛くなる感じがした。なぜなら僕は洋楽しか聞かなくて、邦楽は全く聞かないからだ。カラオケで洋楽は歌えるはずがない。『明日は…ごめん!』『この前もそんなこと言ってたじゃん。頼むよ〜。寂しいんだよ』寂しいって
    陣内 さん作 [576]
  • air?

    俺は冗談だと思っていたが少女が冗談を言うような子ではないと思った。  「じゃあ…本当に、フィーは地上の人間…」  俺は興奮していた。  「うん…ここには『空』がないの?」  フィーは不思議そうな顔をしている。  「ここは地下だから『空』も『太陽』もないよ」  フィーはそれを聞くとゆっくり立ち上がり窓の前に立ち外を眺めた。  「フィーは何で地下に…?」  俺はさっきから疑問に思っていたことを聞いて
    182 さん作 [385]
  • 幸運の女神 8

    「俺つゆだく」「俺も!」「僕は並で」「あたし大盛りーっ!」「…大盛りかよ」とある牛丼チェーン店で、俺達は腹ごしらえをする事にした。「いっただきまーす」四名が一斉に横並びになって左手で箸を使う光景は、ちょっと人目を引いていたようだ。新たに来たお客の、一瞬ギョッと驚いた顔が印象的だった。「いやーっ、恐れ入りましたエリカ様」石島康介が冗談半分に、品川恵利花を拝んでいた。峠昭彦はいつもと変わらぬ笑顔で
    朝倉令 さん作 [555]
  • 如月加夜と他ふたり番外編

    「仲良くなる方法を見つけた」そんな事を聞いたのは後になってからで、本当は後悔する筈なのだろうけど、私はそうしなかった。事件の始まりは、彼女を便所に突き飛ばした所からだろう。体育館 横の寂れた場所だ、教師はここを覗かない。私達は彼女を蹴った。便器の水を舐めさせる。そして、彼女の姿を笑った。そんな事を毎日くり返す。私は彼女を虐めている。ただ何となくムカついたからだ。物事を始めるのにこれほど正当な理由
    神山 さん作 [837]
  • 心根?

    『数学だけでもうダメだ。早く家に帰りてー』 椎名は本当に疲れきっているようだった。『ほら、次は楽しい楽しい政治だから頑張れ』 僕はからかうように言った。『何で金曜はこんなにつまらない授業ばかりなんだよ!』さっきほどから椎名は愚痴しか言わないので、僕は少し嫌気が差していたが椎名の話を精一杯聞いているふりをした。『透ちょっと来て!』椎名は教室の入り口近くにいる女子から急に呼び出され、椎名はその女子向
    陣内 さん作 [614]
  • 私のmemory

     記憶・・・それは、皆にあるもの 記憶・・・それは大切な思い出 記憶・・・それは、悲しいときもある 記憶・・・それは、辛いときもある 記憶は、皆違うだから、思い出して悲しむ人と嬉しく感じる人もいる 感じ方はさまざまだ 忘れたい記憶は誰にだってあるだろうでも、直ぐに思い出して悲しくなったりするだろう でも、それはしょうがないんだ それを乗り越えればいいんだ 乗り越えれば記憶は薄れていく 楽しい記憶
    さん作 [539]
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