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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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捨て猫
あたしのマンションの前は小さな空き地があって、そこでは草や木が生い茂っていた。 夜の9時か10時頃に網戸にしてあった窓からその声は聞こえた。「ミャー」。あたしはベランダにでて声のする方を見て探した。でも声の主は見当たらない。諦めて部屋に戻ろうとした瞬間、声の主がピョンピョン跳ねるように草花を押し分けて出てきた。 「かぁわいい」思わず口から出てしまった。黒と白のブチと白と茶色
ちえ さん作 [510] -
愛しすぎて
圭臣へ。なんで音信普通?なんでメールシカト?ウチラもぅ終りなん?一生一緒って約束したよね?大好きだよ…。ずっと。。多分これからも…でも傷付きたくないよォ…今までありがとう。幸せでした。愛してた。さょなら。。
知里 さん作 [897] -
レイとの出会い。10代のえり。18
『君もう来なくていいよ。』バイト先の店長にいきなりそう言われた。『えっ!?どうしてですか???』『君まだ16歳なんだってね。悪いけど……』誰かがちくったんだ………。しょうがないと思いあたしは家に帰った。あーもう誰がちくったんだよ…。新しいバイト探さなきゃなぁ…。『ただいまー。』えりは帰宅するがレイの姿はなかった。『そっか…まだ仕事だっけ…』えりは自分の部屋に鞄を置き求人誌をながめた。パラパラ《い
ユキ さん作 [574] -
,。・;+°万華鏡?゜+;・。,中編
FUJI:side朝教室に入ると、机の上に落書きがあった。[先輩が可哀想][バカじゃないの?][キモイ]イジメが始まった。ハチはこの事を知らないだろう。あの紙を貼った犯人が国分先輩だなんて、思いもせずに、国分先輩と手を繋いでいるだろう。そんな事を思っていると教室の窓から国分先輩とハチが見えた。やっぱりな…って。胸がギュッと掴まれた感じがした。聞こえるはずがないって分かってるのに「ハチ…」
ハチ さん作 [401] -
抹消世紀「セルドック」
はるか遠く・・・どこかの星空の下・・・草も生えない荒野で・・少年は・・・歌を歌ったその歌は・・少年にしかわからない・・生まれた頃から・・ずっと頭にあった・・歌・・まだ見ぬ誰かのために・・・ずっとあった・・ラブソング少年は歌う・・目の前にある・・幾千の星に向かって・・少年の名は・・ダナ=クライシス・・覚えていてほしい・・彼が彼であった時の名前を・・・幼い泣き虫の・・ダナ=クライシス・・「おい」不意
シゲキングJr さん作 [538] -
キャンバス
蜩の涼しげな鳴き声が聞こえる…僕はこの「蜩の鳴き声」に懐かしい気持ちとひどく辛い気持ちを心に抱いた。僕は昔この鳴き声の「中で」大切な人を失ったからだ。僕の複雑な顔を見て何か感じたろだろう、僕の隣でセッセと部屋を片付けている女性が心配そうな顔で僕の顔を見ている。僕『ん?』
スナネコ さん作 [318] -
,。・;+°万華鏡?゜+;・。,前編
【I want believe you】今日学校につくと、昨日の紙はなくなっていたけど、噂は消えることがなかった。回りの人が話しているのが嫌でも聞こえてくる。《亮輔ってゲイだったんだなぁ〜》《信じらんないねぇ。》《でも、本人が否定しないってことは本当なんだよね?》《気持悪いね。》何も言う事のできないァタシが、バカみたいに思えた。喉まで来ている言葉を吐き出すことが出来なくて代わりに涙が出た。ァタシ
ハチ さん作 [440] -
。+:*○ tone poem -音が奏でる恋の詩-*10*
そこには麻貴がいた。「おぉ〜麻貴!!久しぶりぃ!!」「おぉ〜亜樹やんかぁ!!ひっさしぶりっちゃいねぇ〜」「わざとなまんな!!」「へへっっ」「ってかさぁ、…。やっぱいいや。」「はぁ〜何だよ!!」「いいじゃん。ってか、なんか聞いてないの?」「え?いや何にもー!ってか、何????」「なんでもねぇ〜よ!!じゃね。」「あ、え、なんでってばぁ!!じゃ、じゃあなぁぇ〜!!」やっぱり、楽しい。菊間、何にも話して
咲川 凛 さん作 [309] -
。+:*○ tone poem -音が奏でる恋の詩-*9*
「私、…1年生の時から好きだった。……それは知ってたでしょ?でも、中学に入ってからは…もうなんとも思ってないの…。だから……でも、もし、今は好きじゃなくてもいいんだったら、好きじゃなくてもこれからの可能性にかけるんだったら、…私は付き合ってもいいけど…。」これが今思ってるすべて。卑怯だけど…私はどうなったっていい。すると、ゆっくりと菊間の口が開いた。「…そっか…両思いじゃ…ない・・んだよな。俺も
咲川 凛 さん作 [301] -
URL2〜?〜
今夜はハンバーグだった。冷めていたが、俺は気にせずそのまま食べた。いつもはぎやかとゆーか、うるさい食卓だが、今夜は静かだ。普段うるさいと、静かな食卓が寂しく思える。何となく落ち着かない。俺は食事を済ませ、食器を片付け、自分の部屋へ戻った。満腹感と疲労感で、ものすごい睡魔が襲って来た。風呂に入りたかったが、今夜の睡魔は強く、俺では刃が立たなかった。俺はベットに倒れ込み、そのまま深い眠りについた……
♪昇天♪ さん作 [743]