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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 意味のない会話

    『あーあのバッグ欲しいな〜』 椎名結衣は隣にいる黒田慎也に声をかけた。 『おいおい、この間財布買ってやったばかりじゃないか』 慎也は顔をしかめて言った。なぜなら慎也は彼女と付き合ってからすでに10回以上はプレゼントをしているからだ。 『結衣、お前が今経済状況が悪いのはわかっているけど俺だってやばいんだよ。そんな煩悩捨てろ』
    真砂 さん作 [476]
  • 願いごと(?)

    傷は治っていったけど、それに比例して、大輝は痩せ衰えていった。何も口にしなかったせいだ。彼は悔やんで、自分を憎んだのだ。交通事故に遭ったのは、自分のせいだと。そして…。「愛音。今すぐお前の元へ行きたい」大輝もいつしか涙を流していた。「駄目だよ。大輝は、此処にいなくちゃ。だから早く元気になって。ご飯もちゃんと食べてね」
    aLiCe さん作 [387]
  • 願いごと(?)

    「最後に言えなかったから、ずっと気になってた」「ありがとう。…ごめんね」細い腕が私の頬に触れる。あなたの手はこんなに温かいのね。「愛音…。寂しかっただろう。ずっと、会えなくて」私は首を横に振った。寂しくないよって笑おうとしたけど、涙が溢れて出来なかった。大輝は笑った。この人は私の考えなんて全てお見通しなのだ。「気付いたら、このベッドの上で。本当にごめんね」1ヶ月前、この病院に運ばれた彼は交通事故
    aLiCe さん作 [404]
  • 願いごと(?)

    笑顔でいることも苦痛なはずなのに、優しく微笑みかけてくれる。「愛音。俺は幸せだったよ」俯いていた顔を、はっと上げた。途端に触れ合う唇。一瞬驚いたけれど、その温もりに懐かしさを感じた。零れ落ちる涙。泣かないって、決めてたのに…。「愛音に出会えて、本当に嬉しかったよ」涙が止まらない。ごめんね。ごめん。
    aLiCe さん作 [434]
  • 願いごと(?)

    大輝は笑う。その身に降り懸かる悪夢など、微塵も感じさせないくらい明るい笑顔。だけど、それでも痩せ衰えた身体を隠すことなんてできない。真っ白なTシャツから顔を出す今にも折れてしまいそうな華奢な腕。1ヶ月。たった1ヶ月で、人間はこれほどまでにも変わってしまうものなのだろうか。彼は昔から痩せ型ではあったけど、それは健康的だったし逆に均整の取れた身体付きだと思ってた。だけど、今目の前にいる彼は明らかに病
    aLiCe さん作 [411]
  • 願いごと(?)

    もしも、願いが叶うなら…。私は、何を願うだろう。「愛音。…よく来てくれたね」今にも消えてしまいそうな声。一瞬、誰だか分からなくなる。1ヶ月前に見た彼は、こんなんじゃなかった。「大輝…」彼は私の恋人。付き合って3年。私は短大を卒業し、もうそろそろ結婚するのかなって考えたりした。いつも笑顔で、明るくて、中学からバスケをしてたらしくて、その腕も確か。そんな彼が私は本当に好きだった。今も、もちろん好きな
    aLiCe さん作 [464]
  • ソリッドスカイ

                 きっと諦め癖がついたのも、あの頃だったかと思ってしまうと、少し悲しく、少し懐かしく思う。   「目が見えねぇ・・・ 」 なぜ見えないのか、男は知っている。潰れた眼球を握り締める左手が、それの弾力で押し返される。  「・・・見えなくても、いいやぁ」         これから死にゆくだろうこの男は、いつもどぉりの無気力を一言、うつぶせだった体を引っ繰り返す。 「こんな時代、
    ソラ さん作 [358]
  • 現代の勇者

    僕の名前は本間 アキラどこにでもいる小学6年生、今日僕は勇者に出会った。僕は勇者はかっこよくて強いというイメージだったのに今日、そのイメージは音をたてながら崩れた。僕は勇者に会えた。でもちっとも嬉しくない、だって勇者の剣をもっていたのはよれよれのネクタイ、しわしわのYシャツをきた30代半ばのおっさんだったからだ!おっさんは言う「勇者ってのはよ〜、形なんかどうでもいいんだよ」なんて事を言うんだ、僕
    さん作 [401]
  • air?

    近くの店まで食べ物と飲み物を買いに家をでた。  店は家から歩いて約5分の場所だ。店に入り適当なものを選び急ぎ足で店をでた。  少女のことを考えながら歩いていた。 するとどこからか声が聞こえた。  「ねぇ君、君だよ少年、聞きたいことがあるんだが」  振り返るとそこには男が立っていた。その男は背が高く、真っ黒な瞳で少し不気味だった。なかでも一番目を引いたのは男が腰に下げている長い剣だった。  
    182 さん作 [403]
  • 初恋?

    1199,1200,1205…『1205ッ!!?あった!!!!千晶ッ!!?あたしあったよ///番号ちゃんとあったよ!!』「あたしもあったー!!うちら…」「「合格だァー!!」」今日は合格発表の日。志望校に受かり,テンションが異常なあたしは,藍原華。そして,一緒に合格した親友の佐藤千晶。晴れて高校生。―入学式―\r「華ァーッ!!?早くしないと遅刻しちゃうよ」『ちょ,ちょっと待ってよ!!』今日は入学式
    さん作 [549]
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