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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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最低な気持ち[22]完
鞠花は蓮華と椿の死に耐えきれず正気を無くし、魂の無い人形となった精神を病んだ鞠花は何に対しても反応せず、食事も自分でしようとしない為、人の手で生きているだけだった…精神病院。緑に囲まれた場所にある療養もかねた専門の精神病院。「先生…鞠花ちゃんの様子は…?」「まだ…何の反応も見せないの。目を放したら…無意識に命を絶とうとするし…」「…そう…ですか…」「あなたも…大変だったわね。菫さん…」「いいえ…
龍王 さん作 [979] -
最低な気持ち[21]
鞠花…ごめん…でも本当に…「──………れ……げ…蓮華!!」「……鞠…」鞠花が、手術台に寝ている蓮華の手をシッカリと握り名を呼び続けていた。蓮華は体の損傷が酷くもう助かる余地は無かった。「鞠…花…」「蓮華!喋らないで!すぐ…すぐ治るから…治る…から…」鞠花は傷付いた蓮華の姿を見て、堪えられず涙がこぼれる。「鞠…ずっと…謝りたかった……ごめん…ごめん鞠花」「気にしてない…気にしてないから…」「それと
龍王 さん作 [950] -
最低な気持ち?
「んっ…」「Σあっ気が付きました!先生」菫が目を覚ますと、そこは病室で看護婦がしきりにもう大丈夫ですよと言っていた。「私…どう…」「事故でね、救急車で運ばれて来たの。幸い〈あなた〉は腕と手足、胴体の切傷と軽傷ですんだの…」「あなたは?……Σ蓮華は?!」菫が半身を起こし、看護婦に詰め寄り聞くと看護婦は顔を曇らせ、言いにくそうに話した。「…」鞠花が椿の手を握り、眠りについている椿の寝顔を見下ろしてい
龍王 さん作 [705] -
愛とか。
愛とか。なんだよ、それ。でも本当はしってるんだ、たくさんの人の気持ちが。これが愛だって分かってるんだけど、分からないフリしちゃうんだ。素直になれないのって苦しいんだよ。涙がでるんだよ。 愛とか。感じたいだけなんだよ。見てみたいだけなんだよ。さびしいんだよ。知ってほしいだけなんだよ。抱き締めてほしいだけなんだよ。頭を撫でてほしいだけなんだよ。 愛とか。幸せにしてあげたい。愛す
みぃ さん作 [702] -
雪の華?
あれからたまに聖夜は桃実さんの所に連れて行ってくれた。親とは接する機会が少なく、兄弟ともめったに会えないので桃実さんが姉のように思えた。「桃実さんはアレのどこが良かったんですか?」「アレいうな…」朱斐は、聖夜に多々連れて来てもらい桃実とはお茶友達になっていた。「──……聖…はね、朱斐ちゃんと一緒だから…」弱々しく桃実がゆっくり話す。「一緒?どこがですか?」桃実は、朱斐の問いに答えず聖母のようにた
龍王 さん作 [641] -
雪の華?
黒峯に婚約者がいるという話を聞いてから見るからに元気の無くなった私を心配して聖夜が外出に連れて行ってくれた。強制だったけど…「ι聖夜…あの…」「黙ってろ…」手を掴まれ、無理矢理引っ張られ連れて来られた場所で、いきなり着替させられ、今は安楽椅子に座らされている。大人な雰囲気を持つ綺麗な女の人が、椅子に座っている朱斐の髪を結い上げ、可愛くまとめている。「出来た…」数十分後、女の人が、無表情でポツリと
龍王 さん作 [594] -
ヒロシマ
白く、赤く、青く、茶色くなったその町にはドロドロユラユラと川が流れていました。ナツミは流されてきた手紙を拾いました。「お爺ちゃんが赤ぁくなってトマトになりました。それからお爺ちゃんはお話をしなくなりました。」ナツミは川辺でリュウを見つけました。「何してるの」「ケンタが川に入ってから戻ってこないんだ。探してるんだ。」「ジュースになったのかな」「そうなのかもしれない。」「じゃぁ、書こう。私達は
Йокё さん作 [715] -
風船と、恋心。
あっ…風船。青く澄み渡る空に、真っ赤な風船。別にどうってことない風景なのに、何故か視線を逸らせない。何処に飛んでくのかな。いつしか、知らない間に私はその風船を追い掛けていた。徐々にそれは地面と距離を開いてく。手を伸ばしてみたが、届かない。まるで…。そう、それはまるで今の私の恋のようだ。あなたはいつも私の前を歩いてた。だから、私はいつもあなたを追い掛けた。だけど、何度手を伸ばしたって届かない。分か
aLiCe さん作 [486] -
真夜中クイズ?
今日はいつにもなくじめじめとした1日だった。私は、会社での残業を終え、急いで家に帰る途中だった。あと少しで夜中の0時になる。そんな焦りからか徐々に車のスピードが上がってってくる。「早く家に帰りたい」そんな思いからか、いつもは通らないが少しは近道になる林道を選んだ。ある程度車を走らせてると、ラジオから午前0時を告げる時報がなった。次の瞬間、軽快な音楽が鳴り始めた。「さぁ今日も始まりました!Mr.ヨ
マタニティーブルー さん作 [1,136] -
NAKAMA
明日になりゃ もっと綺麗な虹 遊びすぎた その日の夕日 笑い転げた 帰り道 全てが貴いモノ物が溢れて見えなくなる前に 心で感じ合おう もっと素晴らしい自分達 誇らしい笑顔 頼もしい仲間 沢山の荷物 抱えきれないから 分けて進もう 長い道程を独りの世界 貫いてても 行き着く先は 君の帰り待つ仲間達分からない事がたくさんありすぎて 悩むなぁ でもなぁ 負けたくないもんなぁ … だから頼って良いよ
ぽてと さん作 [477]