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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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刑務所
僕と彼女は向かい合うように座っていたけれど、その間には1枚のガラスがあった。つまり、僕は刑務所の中にいて、彼女が面会に来てくれているわけだ。「早く出てきてね」彼女は言った。「世界は楽しみで満ちているわ。こんなところに入らなきゃならないなんて、時間の無駄よ」僕もそう思った。だけど、少なくとも、あと1ヶ月はここから出られないだろう。仕方がない。法律で決まっている事なのだ。「努力するよ」僕は言った。「
はこもの さん作 [502] -
URL〜?〜
気がつくともう朝だった。朝日が眩しい。どうやら今日は晴れのようだ。部屋の時計を見るとAM6:00だった。昨日寝た時間が遅かったせいか、すごく眠い。俺はとりあえず顔を洗い、制服に着替えた。俺「圭太が学校に来なくなってからもう四日経っちまったよ…くそ!…」何もできなかった自分が腹立たしかった。俺は念の為、携帯のメールをチェックした。俺「ふぅー…」メールは来ていなかった。とりあえず一安心だ。もう一つ確
♪昇天♪ さん作 [770] -
URL〜?〜
…………!?その時誰かに肩を掴まれた。俺はそっと振り返った……。俺「………?」いない。後ろには誰もいなかった。俺「気のせいか?」俺はなんだか怖くなった。急ぎ足で歩き出し、すぐに走りだした。俺「ハァ…ハァ……」しばらく走って、俺は足を止めた。喉が渇いたので、自販機でファンタを買った。俺「ハァ…ハァ…プハー!生き返る〜」ファンタを飲み終え、俺は歩き出した。家に着いたのはAM0:45だった。母親「遅い
♪昇天♪ さん作 [710] -
君の隣
ジリリリリリリ…―\r『うるさァ…今さっきカラずっと鳴ってるんですケド〜…』あたしの名前は雫。高校?年生。只今イライラ,ブチ切れ寸前(笑)今さっきカラ隣の家カラ響く目覚ましの音にうんざりしている。ガラガラ…―!!『ちょっと洋平ッ!!いつまで寝てんのよ!!!ずっと目覚まし鳴っててうるさいんだけど』「ん…あぁ??知るかボケ…」そう言ってムカツク事を言って来たのは幼なじみの洋平。洋平の家とは
ハル さん作 [368] -
宝石とがらくた
光輝く宝石と隅に転がるがらくたと皆の愛する宝石と誰も気付かぬがらくたで私の世界は満ちている永久に輝く宝石と輝き知らぬがらくたと人を惑わす宝石と誰も気付かぬがらくたでこの世界に必要なのはほんとはどっち?.
オードヴィー さん作 [356] -
あれから
なぁ…容子…あれから季節も巡って、光星もずいぶん大きくなったよ…俺達二人の天使は、強く、そして優しい子に育ったよ俺もずいぶんよくなった夢の中で…おまえに散々怒られてあの悲しみも乗り越えられたよ今は世界がずいぶん明るく見える友達にもずいぶん支えてもらったもちろん光星にも……あの子には何度救われたかわからない本当に優しい子だでもたまに…夜になると、おまえのあの優しい声を思い出しては…一人で泣いている
オードヴィー さん作 [305] -
ファーストグレイ?
陣内の絶叫は思いの全てを叩き付ける程だ。後少し。後一馬身。その絶叫が通じたのかどうなのか、陣内にそんな認識が湧くはずもなかったが、青鹿毛の馬とほぼ同じ脚色になりそうだったのが、ゴール手前でグイッと伸びた。そして二頭の馬体が並んだところでゴール。ほぼ同体の決着に観客席からどよめきの声が広がった。坂下まで先頭だった鹿毛の馬がアラアラになりつつ三位入線。以下団子状態で次々と後続の馬がゴール板を駆け抜け
よっしん さん作 [526] -
容子?
(昔からだって?)貴方は昔から一人で全部しょい込んで…私に心配かけたくないからって全部自分の心にしまいこんで…私の前ではいつも笑ってた…おい……光星?だけどね…私はそれが少しだけ…悲しかった…。世界はね、あなた一人だけじゃないの。あなたの傍には光星がいる。辺りを見渡せば友達だっている。夜空を見上げてくれれば…私はいつもあなたたちを見てる。おまえ……容子……か?だからお願い。悲しみをしまい込まない
オードヴィー さん作 [252] -
容子?
屋上で星を見ていた気持ちを落ち着かせるという名目でただこの現実が受け入れられず…何も考えられず…ただ夜空を見上げていた…パパ…なんだい?ママ…死んじゃったの?うん…そうだね…じゃあママ…お星さまになったんだね…そうだね…ママ…言ってたんだ。お星さまはみんな死んじゃった人のたましいなんだって。………だからね。ママもお星さまになったんだよ。…………だってママ言ってたもん。ママも死んじゃったらお星さま
オードヴィー さん作 [258] -
容子?
貴方と出会わなかったら…あの子と巡り会わなかったら…私は幸せの半分……いえ何が幸せなのかなんて気付かずにきっと私の人生は終わってた貴方に…あの子に…出会って…私…は…そう言いかけて眠るように逝ったお前の顔はぼやけてしまっていた自分が泣いていることすら気付かずにただ呆然と立ち尽くすしかなかった俺の隣ママぁ…ッ!息子が必死にお前に呼びかけてもいつものあの包み込むような…聖母のような…あの愛おしい声は
オードヴィー さん作 [258]