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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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花の調べ 最終楽章
『お祭りなんて、何十年ぶりかなぁ♪』紺地に花柄の浴衣を着た薫の肩口や胸元から、時折ヒョコッと顔を出しながら、咲季がはしゃいでいた。こんな所はやはり子供で、可愛いなぁと思ってしまうのだ。「う〜っ、何でこの!この金魚さん取れないのよっ」「あー、ダメダメ、こういうのはね、……ほら」『お兄さん上手ーっ』柄の部分で引っ掛け、お目当ての大物を獲得すると薫のご機嫌も良くなった。『あ、これ可愛い〜っ』咲季がご執
朝倉令 さん作 [966] -
,。・;+°万華鏡?゜+;・。,後編
「不二が...俺を好きって言ってなかった?」き...聞かれてた!?ァタシは不二先輩をチラッと見てから国分先輩に言い訳を話始めた。『先輩として好きってことです!リスペクト!』「そうなの?」『はい!ねぇ不二先輩!』「そうなの?」「違う...尊敬とかじゃない。」『不二先輩!?』「俺...国分先輩が好きです。」不二先輩は国分先輩を見つめて、自分の気持を伝えた。「そうなの!?」国分先輩が驚いた顔で大声を出
ハチ さん作 [407] -
?崖淵斜陽館?
ここは、魔物が住まう崖淵斜陽館と申します。本日のお客様は『タイムスリップ』でございます。では、後でお会い致しましょう。気だるい感じの、朝の光で男は目覚めた。男「あれっ、何だ?」男の目に映った物…男が、SF映画で見た様な、未来の景色が広がっていた。窓の外を飛び回る車…完全防音の窓…天まで、届きそうなビルの列、男は、タイムスリップで、未来に着た事に気がついた。その時、白い壁が、ピンクに染まり、ハープ
亜樹 さん作 [601] -
心の場所
私たちの居た場所はもう思い出の中時代は過ぎてゆくし変わる物だと思うだけどその中には変わらない物もある幸せだったと思えた事は忘れない形としては残らないかもしれないけど心にはずっとあるからねぇ信じて私たちはいつでもあの場所に帰れる事出会いと別れ始まりと終わりのあの場所はずっと私たちの中にあるからずっと忘れないで誰よりも私たちが大切にした思いたちがあるから
翼 さん作 [401] -
如月加夜と他ふたり
マジかよ。なんて事を叫びそうになった。先程まで書いていたこの日記をさて投稿しようと言う段になって、携帯の電源が切れた。突然、切れた。いきなり、まだバッテリーもあったくせに切れた。この根性無しめ。と携帯を叱ってやった。なのにまるで堪えてないようだ。平気な顔して「起動しています」とか言いやがった。くそ、躾が足りなかったかと後悔する。今度はもう少し大人しい子にしようと思う。毎朝みみもとで優しく起こして
神山 さん作 [636] -
好きなんだっ!!
ただ自分の想いを伝えるだけなのに…アイツの前だと怒らせるようなことばかり言ってしまう。今までいろんな女に好きだって言ってきたしそれ以上に言われてきた。でも今になって考えればあんなのは本当の「好き」じゃなかったんだ。だって…アイツに「好き」って言おうとするとすげぇ緊張して、苦しくて…なんか…泣きたいような、叫びたいような、目茶苦茶に走りまくって、暴れたくなる。アイツに告白するより殺人犯すほうがずっ
あいぴぃ さん作 [362] -
花の調べ 10
取り壊しが決まった〈花の館〉小村邸から我が家に引っ越してきた幽霊の少女小村咲季、とピアノ。咲季がどこから現れるのか、実は大いに興味があった撲たちである。「あれ?ピアノの蓋、動いてないか」「あら、本当。 何故かしらね」二人がそのまま観察していると、キュッキュッと布で何かを磨く音が聞こえる。やがてパタッと蓋が開き、楽器の手入れ用クロスを手にした咲季がヒョッコリ顔をのぞかせた。『こんばんは。本日から
朝倉令 さん作 [644] -
あのきれいな星空にむかって?
ある日のこと、あるテレビ局が、『難病に苦しむ子供達』というテーマの番組を作ると、早苗の入院している病院に取材に来た。 早苗はテレビ局の人に、いろいろと質問された。そして最後に「早苗ちゃんは何か言いたいことはあるかな?」 早苗は大きなカメラを向けられて少し頬を赤らめた。 そして、答えた。「私は、いろんな事を忘れていってしまうけど、お父さんとお母さんのことは絶対に忘れたくないです。」 大量の寄付金
◆Ока◆ さん作 [501] -
あのきれいな星空にむかって?
早苗は、両親が大好きだった、昔は夜、一緒に星を見にドライブに行ったり、とても優しい両親だった・・・ 夜、母親は病院の窓の外に出ている、綺麗な星の名を早苗に聞いたが「わからない・・・」の一言しか帰ってこなかった・・・ 昔は、一つの正座や星の事に10分も20分も話していたのに・・・
◆Ока◆ さん作 [487] -
あのきれいな星空にむかって?
「ほら!あれがカシオペア座だよ!そのそばにあるのが小熊座!」 「へぇ、早苗は5歳なのにお父さんよりも全然知ってるなぁ・・・」 「本当ねぇ、どこでおぼえたの?」 「本とかで調べたんだ!!私、大きくなったらお星様になりたいの!!」 「うん!」 「現代の医療では・・・」 11歳になった早苗は、6月から病院生活を強いられるようになった。 若年性アルツハイマー それが、医者から言い渡された彼女の病
◆Ока◆ さん作 [807]