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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 片想い

    あたしには好きな人がいた。入学式。背の高い君。あたしも背が高くてたまたま隣だった席。最初で最後。たった一度だけの君の隣。神聖な空気に緊張してドキドキしてた心臓が君を見た瞬間大きくドクンッて高鳴ったんだ。その時はわからなかった‥恋に落ちるって言う事が。勉強はそこそこだけど、スポ―ツは完璧だった。おまけに顔もいい。一緒にいればきっと楽しいんだろぅな‥ だから君の周りにはいつも仲間がいた。恋愛感情を持
    空子 さん作 [386]
  • 獅子の刃 【起】?

    自信に満ちた白斗の言葉に声の主は、溜め息を漏らした。そして、ようやく視える形となって姿を現した。「全く、お前は。そんなことを言っていたらいつか必ず殺されるぞ。」長身の30代前後の男が白斗の目の前に立っていた。左眼に眼帯をしていて、眉間には何かに斬られたような痕がある。いかにも怪しいその姿は、白斗以外の人間には見えない。白斗にある【力】がその姿を捉えている。「いきなり話し掛けられても、返答に困る。
    弥依 さん作 [317]
  • 獅子の刃 【起】?

    「白斗(はくと)、今日一緒に遊ばねぇ?カラオケ行こうぜ。」「わりぃ、家の事情ってヤツで今日は無理だ。」「何だよ、付き合い悪ぃな。・・・ま、しょうがねぇか。んじゃ、またな!」青い空の下、足早に去っていく友人の後ろ姿を見送る少年がいた。彼は高城白斗、16歳。全日制男子校に通う高校生だ。家族は父母に3歳上と7歳上の兄が2人。学校から歩いて10分の一軒家に住んでる、普通の高校生。だったのだが『白斗、東だ
    弥依 さん作 [330]
  • レジェンド‐新世紀伝説 12

       山際晋、林白龍(リンパイロン)、村山剛(ごう)らを筆頭に、かつての武闘派……悪くいえば不良集団……だった連中が団結して、ひとつの集落を守る形になった。「何にせよ、お前達と力をあわせて敵に当たれるとはな。  心強い限りさ」 気負いのない態度で笑顔をまじえて言う晋に、林(リン)と剛(ごう)は目顔でうなずき合う。「全くだ。 …… 互いの手強さは身に染みてるからな」「それぞれの持味を生かせばまぁ
    朝倉令 さん作 [411]
  • shy boy ?

    吉川紗月は真とは違い3年になって初めて同じクラスになった。初めて見た時からかわいいと思った。変に派手じゃなく、バカでもなかった。ホントにタイプの女子だった。「えー、告れよォ!」「うるせぇな、オレはお前と違ってモテないんだよ!」真はホントにモテた。スポーツも出来るし、顔もいい。それに誰とでも話せるという特技を持っていた。「ったく、コウはホントシャイだよなァ。ここはオレと夏織のラブパワーで何とかして
    左右対称 さん作 [298]
  • 時計

    暗闇の中唯一聞こえる音は時計の針が動く音だけ時は確実に刻まれていくのにカチカチとだけど私はあの頃から止まったまま。どんなに時が進もうと私には関係ない。だって動いたら傷付くことを知ってしまったから私は自分で自分の時計を止めたの。ただ少しの希望を抱いて、本当は私の止まった時計を動かしてくれる人が現れてくれるかもっと。叶わない小さな小さな光を。
    紗羅 さん作 [328]
  • キャッチボール

    「ちょっと待った。」後ろから声がした。振り向くと体育教師の中西、通称『鬼』が立っていた。「授業始まってから思う存分やれぃ。」筋骨たくましい体でいかつい顔、のぶとい声。圧倒的な威圧感で僕達を引き止めた。「先生、今日はどういった形式で試合するんすか。」里村が尋ねた。「今日は男女でペアを組んでもらってダブルスの対抗戦をする。まず総当たりで勝ち星の多い四チームが準決勝に残る。あとはトーナメント形式だ。そ
    さすらいの小説家 さん作 [328]
  • キャッチボール

    二時間目が終わった。騒つく教室の中で教科書を整理しながら玲花が話し掛けてきた。「何考えてボーッとしてたのよ。」「回想だよ、回想。」「また格好いい事言っちゃって、本当はろくでもないこと考えたんでしょ。」「まさか、そんなことがあるわけないだろ。」まさか玲花との喧嘩を思い出してたなんて言えなかった。「ところで、マドンナはなんであの曲流してたんだって?」「えっと、今の彼氏が付き合って二年になるらしいのよ
    さすらいの小説家 さん作 [315]
  • キャッチボール

    「ミスター杉谷、What's the matter?」僕はハッとして前を見た。気が付くと曲は終わってマドンナが話をしているところだったらしい。「すいません。」(なんだもう終わりじゃないか)そう思いながら僕は謝った。隣で玲花が苦笑いをしていた。「じゃあ、今日の授業はこれまでです。次の授業はミスター杉谷からやってもらいます。では終わりにします。」
    さすらいの小説家 さん作 [303]
  • キャッチボール

    玲花の家のインターホンを押すと玲花の母親の声がした。「玲花ちゃんいる?」僕は尋ねた。「悟くんね、居るわよ、なんか寂しそうだったけど何かあったの。まぁとりあえず上がってちょうだい。」僕は上がらせてもらい玲花の部屋へと向かった。僕は駄菓子屋のおばちゃんにもらった飴玉を握り締め、部屋へ入った。「玲花ちゃん、ごめんね。」部屋に入るなり僕は謝った。玲花はベッドの隅で蹲っていた。「ううん、いいの、私が悪かっ
    さすらいの小説家 さん作 [282]
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