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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 『王子様のススメ』 不条理に叫びましょ 2−?

    ある晴れた朝だった。昨日まで降り続いていた雨が嘘のようにあがり、まさに絶好の儀式日和だった。いつもならまだ静けさに満ちているはずの街も、今日だけは特別だ。すでに大勢の人が我先にと城の踊場に集まり、その最上階を見上げている。慌しさの中に、わずかに含んだ厳粛な空気。国民全てが待ち望んだ最も祝うべき日。そう、すべてが順調なはずだった。彼がその手紙を見つけるまでは。アンセトル国城内のとある一室、少年の手
    燈司 さん作 [332]
  • 『王子様のススメ』 不条理に叫びましょう 1

    1    「さぁ……どうしますか? 王子」 淡い光の障壁に包まれながら、その女は焦りひとつ見せずに黒髪の少年を優しく見つめた。女のその長身のせいか、むしろ見下ろされていると言った方が正しい気もするが、少年にとって今そんなことはどうでもいいことであって、必要に迫られているのは別の選択だった。(これって、人生最初の分かれ道ってやつ?) 少しは何か状況が変わるかと、ありえない期待を込めて引きつらせた幼
    燈司 さん作 [588]
  • 16年間

    幼ぃ頃....ゎたしゎ普通の家庭に普通に生まれ普通に暮らしてぃた。 小学生でゎもぉぃまの性格になってぃた。とにかく騒ぐはしゃぐ暴れるとゅぅ田舎ッ仔ならでゎの野生児でぁる。5・6年のトキなんかゎ毎日のょうに隣の部屋で授業サボってたなぁ―担任なんてサィテ―な暴力教師だった。
    うかじ ゆゆ さん作 [534]
  • G.RPG(27)

    「そっちの嬢ちゃんにはまったくしてやられたぜ……」ヴァミオラは濃い紫のコートのポケットに手を突っ込みこちらに向かいゆっくりと歩いてきた。「その格好……。武道の修業者か……?」ヴァミオラからの問いに対し俺は構えた態勢のまま答える。「一応……そういうことになってる」「誰からの命令でここに来た?」俺の返答から間髪入れずに聞いてくる。「別に誰からも命令はされてない……。まぁ、強いていうならあいつの命令か
    オンタッキー さん作 [347]
  • ある恋人たちの一日

    吹き荒れる風。打ち付ける雨。世間はクリスマスだというのに、なぜ僕は雨に打たれ、風に吹かれ、独りぼっちでこんなところにいるのか。理由はわかっている。わかっているのだが・・・本当は普通に、それこそどこにでもいるカップルのようにこの聖夜を彼女と過ごすはずだった。それなのに。理由は簡単。喧嘩をしたからだ。たわいもない喧嘩。買い物に行きたい彼女。めんどくさい俺。いつもなら彼女が折れる。でもやっぱり今日はク
    ライラライ さん作 [364]
  • ケイコさん

    僕は,ずっとこの半年間の間あの人の事を見て来ました。でも,今日こそは勇気を振り絞ってあの人に声をかけたいと思います。半年前ー 春,中学生になったばかりの僕は親の仕事の都合でこの新しい街に引っ越してきました。本当は親しい友達がいる前の街の学校に行きたかったけど仕方がなかった。入学式当日の日。新しい街での新しい学校での生活が始まろうとしています。僕はただ不安と楽しみが共存しあっていて複雑な気
    マリナ さん作 [457]
  • 僕の彼女

    僕が彼女と初めて出会ったのは合コンだった。運命的な響きではないと思われるけれど、これも何かの運だろうと思ってるんだ。彼女は違う大学の子で合コンメンバーの中でも一際めだつ存在だった。僕の友達はみんな彼女を狙っていたんだ。僕は人数合わせに呼ばれただけだったから期待はしていなかった。彼女を見た時はホントに驚いたんだ。綺麗なんて言葉がこの世に存在するのがよくわかるような気がしたんだ。彼女はカルーアミルク
    さくら さん作 [348]
  • G.RPG(26)

    『闘争本能のいい部分だけを厳しくも手早く体得する方法』俺はこれを極道院で教わった。「ふんっ!!」盗賊の一人のアゴに強烈なアッパーを食らわせる。『本能として戦いを体に刷り込ませる』3日間ただこれだけをドウセン師範から叩き込まれた。『この方法は体に極度の負担を与え、それは常人の耐え得る物ではない』戦いなんて素人中の素人だった俺がここまで戦えるのは死に物狂いでその苦しみに耐えきったからである。「さあ、
    オンタッキー さん作 [378]
  • ポチの冒険

    「ポチ〜散歩に行こ!」ご主人の声で目をさました。もう朝か、僕はアクビを噛み締め、立ち上がった、「行こ!ポチ」ご主人の由利ちゃんが僕を連れて公園に向かった。風が気持ちいいなぁゎ、僕とご主人は公園にある小さな山に登って町を眺めていた。「ポチ、私達引っ越すの、でもポチはまだ連れてげないんだ。だから、おばちゃんの所で待っててね!」ご主人は少し淋しそうに言った。そっか、少し淋しいけど、仕方がないよね。僕は
    ポチ さん作 [401]
  • 誰よりも一緒にいたいと願った人

    出会いは突然…誰も未来がどうなるかなんて予想できない…私の突然は入学式と同時にやってきた…『誰よりも一緒にいたいと願った人?』加奈は校門を通り、入学式の会場となっている体育館まで、新入生用に壁に貼ってある案内の矢印の紙を見ながら廊下を歩いていた。その途中でこの学校の先輩達が部活の勧誘をしていた。「バレー部どうですか??」「バスケ部面白いよ!!まずは仮入部でもいいから〜」そんな声があっちこっち
    如月 さん作 [380]
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