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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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クリスマスの夜にサヨナラを 第5夜
あの日から私は先輩と付き合いだした。はじめの方はとても清いお付き合いをしていた。手をつなぐ事もめったにしなかった。ただ並んで帰るだけ。そんな事を私は一生懸命幸せだと心に言い聞かせた。タカはあの時、春香先輩の事、まだ好きって言ってた。私はその言葉で先輩と付き合う事を決心した。そのほうが私が幸せだとおもったから。だから先輩を選んだ。きっと…きっとこの選択は間違えてない…。 そして今、先輩とのファース
春日さくら さん作 [365] -
赤い月(仮)
暗闇から駆ける音がする。切れかけた街灯がそれを照らした。それは高校生くらいの黒髪の少年‥。路地から車が出てきた。少年は、間一髪よけた。車のボンネットに転がるように乗るとまた走る。車の運転手は怒鳴りながら出てくるが少年はそんな声は聞こえない。よろけながらさびれた商店街を走る。人にぶつかっても謝る余裕はない、ただ怯えた目で何かから逃げるように走る。カンカン… 少年の背後には踏切が‥「何で‥何でだよっ
みぃな さん作 [389] -
殺し合いごっこ 第5話
「グシャ…」・・・・・・・・ 「グチョグチョ…」ドアの向こうから不気味な音が聞こえてくる。そして明らかに分かる事は部屋の中で何かが起こったという事だ。『何が起こったんだ!?さっきの声といいこの音といい普通じゃない!だけどさっき入るなって言ってたけど・・・・・・・ まぁいい突入だ!!』「ガチャ!」誠は部屋の中に入った。中は薄暗かった。そして誠は足下にある「何か」に気が付いた。 ・・・・・・・・・・
龍角 さん作 [1,441] -
死体あさり
ゴソゴソ………死体の山がゴソゴソとうごめく……ゴソゴソ……「ぷはぁ……」死体の山から出てきた少年は鼻につく死臭にクラッとする「やってらんないよなぁ……まったく」愚痴をこぼしながら死体の山から体を抜き出した少年……彼の名はA……誰が言い出したのかは知らないが彼はAと呼ばれていた…彼の住む街、このスクラップタウンは廃業者によって作られたガラクタだらけの街だ…彼はここで死体あさりという仕事をしている、
輪廻 さん作 [406] -
I am ロボット
今の自分に何が出来るんだろう…自分ゎ動けない…動かないロボットなのに…今の自分に何が出来るんだろうか…1989年12月25日 子「ママー。ねぇ,お願い!このおもちゃ買って!」母「だめ,だめ。そんなガラクタ買ったって、どうせすぐ飽きてそこらへんにほったらかしにするでしょ!」子「ヤダー!欲しいッ!」母「だめょ!」父「彩が欲しがってるんだぞ。今日ゎX'masなんだぞ!」母「だったら,パパが彩に
リンゴ さん作 [375] -
裸のロストマン?田五作ファンタジー
授業中の僕はもっぱら優等生キャラ。生真面目にノートを取り、いかにも聞いているふりをしている。ふと窓の外を見てみる。…………えっ?なんじゃあれ?…………窓の外をものスゴく巨大な豚が、ブタが…ぶた?そんな訳ないだろ…落ち着け、落ち着け、僕。気を取り直してもう一度……わっ!びっくりして急に席を立ち上がったので、注目を集めてしまった。先生が驚いた様子で言う「どうしました?東城院君」「せ、先生…アレなんで
ナンブ さん作 [361] -
your彼氏。
零。 はじまり かすかに開いた窓から入る風は心地よく、またその間から差し込む光は本当に暖かくて。日向ぼっこには最適の季節だった。明日は入学式。きちんとハンガーに掛けられている制服を目にすると、だんだんと実感してくる。緊張するな…もぅ高校だよ。そんな事を思いながら、ベットに見をまかせて携帯を手にする。早撃ちで打つメールの内容は、高校の話しで持ち切りだった。『明日は、いよいよ入学式だね。』こ
Natu さん作 [330] -
花
あの花は散った‐この花も‐散った‐世界中に咲く花は‐毎日少しづつ散っていく‐花は散っても‐また次の花も散る‐毎日限り無く散っていく花‐希望の光はみんなに射すが‐絶望の闇もすぐそばにある‐それでも花は‐負けずに光の射すほうを向き‐花は花びらを広げ‐今日も‐明日も‐明後日も‐花は強く逞しく‐咲き続ける‐
人狼 さん作 [407] -
裸のロストマン?プレイボーイ東城院田五作
「キャーーッ!!」女子どもの黄色い歓喜の悲鳴が学園に響きわたる。「東城院さまーーっ!」東城院サマと書かれた旗を持った女たちが我先にと、押し寄せてきた。やれやれ…手でも振ってやるか…ばったばったと女どもが倒れていき、中には白目を剥いている者までいる始末。やはり僕の美貌は罪か…僕が歩けば道が割れ、いつの間にか女共を虜にしている。つくづく罪な男だ…女の大群を抜け、下駄箱にたどり着く。中を開くといつもの
ナンブ さん作 [380] -
裸のロストマン?プロローグ
東城院田五作(とうじゅういんたごさく)?歳。カタカタ……今月から山野高校に転入カタカタ……名前に似合わずの、チョー美形!カタカタ…カタカタ…プログラム終了。アイコはキーボードを打ち終わると、背伸びをして、肩を揉んでいる。昨日から長時間、打ちっぱなしの作業が続いていたので、体の節々が痛い。「いよいよ明日ね…」アイコは再びキーボードをたたく。美形の青年の顔写真が画面に映し出される。おそらく隠し撮った
ナンブ さん作 [378]