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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 青い烏

    天使にしては陰気で、死神にしては陽気。それが男の印象だった。ヘラヘラと、どこか自虐的な笑顔の男は、開口一番「お疲れ様でしたぁー」思わずその顔を殴った。天使も死神も似たようなものです、と腫れた顔で男は言った。「結果的には死んで頂くんですから。」確かに。死ぬのが嫌なら遣いは死神に見えるだろう。つまりは人間の妄想。神も幽霊も宗教も似たような物。「生まれて頂きます」これから私はどうなるの、という問いに、
    影山藍 さん作 [517]
  • G.RPGA(7)

    「ちょっと待て……。な、何だよ今のは!?」生温い『現実』の中で生きてきた俺にとっては衝撃が強すぎた。頭の中で様々な情報が絡まり、俺を混乱させる。「今のが『拳砲』といって武道技の基本……って、どうしたんですか一馬さん?顔色がおかしいですよ。気分でも悪いんですか?」俺ははた目から見てもやばい表情をしているらしい。そんな俺を心配してかフロンが小走りに俺の方に寄ってくる。「一つ……。教えてくれ……」なん
    オンタッキー さん作 [375]
  • ラベル

    俺にラベルを印刷する機械の使い方教えてくれながら、 試しに印刷してみたラベルを自分の胸に貼って 「おすすめですよ、今人気なんです」 貼ったラベルは”店長のオススメ、早い者勝ち” 俺「早いもの勝ちなんだ?」 彼女「はい」 俺「それは俺でも良いの?」 彼女「”でも”っていうか、推奨って感じですね」 少し照れながらにこにこ笑った顔に俺陥落 なんだよ、クールな子かと思ってたら、 実はスゲー可愛いじゃない
    管理人(2ちゃんねるより さん作 [512]
  • ココロ?

    〓メール受信から数時間〓覚悟を決め、メールを確認た。<部活ぉ疲れィ(^▽^)明日ひまぁ??かおりと会ぅんだケド☆会ぇる??>「何だぁぁぁ・・・」何だかしずかに申し訳ない事をした気分だ。その後、すぐOKの返事を送りしゅんいちの事には一切触れなかった。「いってきまぁす!!」次の日、私は待ち合わせ場所に急いだ。そこにはすでにみんな着ていた。ゆき・かおり・みずき・…しずか。「ゴメンネぇ!!かおり久しぶり
    ボタン さん作 [395]
  • 引越し

    大学生のとき、一人暮らしのアパートを引っ越すことになった。 友人数人と、電車45で分ぐらい離れた実家から姉が手伝いに来てくれたのだが、なぜか姉はデカイ荷物持参。「?」と思いつつ作業を開始し、昼飯時。 コンビニや食べ物屋に行くのも大変な田舎のこと。しかし俺は見栄はって、 仕出屋に寿司の出前を頼んでおいた。友人らには大好評。 夕方前には引越し終了。新居でひとまず落ち着いて、友人らも帰っていった。 が
    管理人(2ちゃんねるより さん作 [558]
  • パンダ

    俺のバイト先は24時間営業している薬局で、店の前には店長が「客寄せ」のために 設置した、ものすごい勢いで左右に旗を振る電動式のパンダの人形が置いてある。 先日、俺が夜のシフトで勤務していたとき、入り口付近を掃除しようと思って外に出たら OL風の女性が、そのパンダの人形をじーーっと見つめていた。 近所でもキモイと評判のパンダなので、ああまた注目されてるなと、たいして気にもせず 掃き掃除をしていたが
    管理人(2ちゃんねるより さん作 [575]
  • if

     すきってひとこと、言えればよかった。 たった、それだけ。 今も胸の片隅。 残る傷跡。 なんだかな。 真っ青に透ける青空が恨めしかった。 心の中は、ずっと、雨が降り続いてるのに。  ね。 どこにいっちゃたの。 あたしだけ、こんなクソみたいな世界に独り残して。 サボりがひとりになっちゃったじゃない。 怒られんの、あたしだけじゃん。 なにしてんの。 はやく、帰ってきてよ。 ねぇ。 教室の隅の机の上に
    ちさ。 さん作 [343]
  • 黒い光

    目を開けても、目を閉じた時と同じ。ただ広がる、黒。天国も地獄もこの世にはない。結局そんなものはゾロアスター教から生まれた二極論に過ぎない。人が一つ所から生まれる限り、死ぬ所も一つ。でも、それでもひとりは寂しい。私は死ねているのだろうか。なぜこんな感情が残っているのだろうか。人を殺すと、安らかには眠れないのだろうか。ふと、何かが変わった。迷宮の中で外からの風を感じたかのような、僅かな、けれど確か
    影山藍 さん作 [515]
  • 時給。

    ヘタレプログラマーは,今日も仕事で疲れきって,遅くなって家に帰ってきた。すると,彼の5歳になる娘がドアのところで待っていたのである。彼は驚いて言った。「まだ起きていたのか。もう遅いから早く寝なさい」「パパ。寝る前に聞きたいことがあるんだけど」「なんだ?」「パパは,1時間にいくらお金をかせぐの?」「お前には関係ないことだ」ヘタレプログラマーである父親はイライラして言った。「なんだって,そんなこと聞
    管理人(2ちゃんねるより さん作 [518]
  • 不良ですが何か?-?-

    私は中学校での生活を夢みてウキウキした気持ちで春休みを過ごしていました。先生に中学校は縦関係が厳しい所と教えられ私はそんなので黙る有姫様ではないと粋がっていたからです。 どんな奴だろうと私に文句は言わせないし、私の大人びた美貌を見れば、誰もが私に一目置くだろう。仲良くなりたいたいと思うだろう。私はものすごい確信を胸にして中学校を待ち望んだのです。しかし…現実はそんなに甘くなかった4月待ちに待った
    有姫 さん作 [537]
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