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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • G.RPG(6)

    「とにかく実践してみましょう!……えーと、じゃあまずここを見てください」そう言ってフロンは『武道技書』の方のページをぱらぱらとめくり、そして開いたまま俺に差し出してきた。「ん〜?……けん、ほう?」「違いますよ!ケンポウです。拳砲!」フロンに間違いを指摘される。が、読み方が分かったても俺の理解はあまり前進していなかった。「拳砲……って何?」「これは言葉で説明するより見てもらった方が早いですね。ちょ
    オンタッキー さん作 [361]
  • 赤い渦

    バスタブに溜った湯をぬいた。あかい、あかい液体が小さな穴へ吸い込まれていく。耐えきれなかった。こんなにも弱かった。一番予想外なのは自分。目の前で動かなくなった貴方が、愛しくて――いや、生きるため必要で。いつか二人で泡をたてて入った白いバスタブ。強く握り締めた工作用カッターについたどす黒い物。貴方の青い唇。ただ淀んだ鈍色の瞳。ああ、笑える。貴方から漂う腐臭すら。いつから狂ったのか、などと考
    影山藍 さん作 [464]
  • イレギュラー

    僕は三年もしないうちに彼女の顔を、体を、口癖を、仕草を忘れた。しかしコレは仕方がないことだ。人間とは優秀なもので、どんなに大切なことでも生きることに不必要であれば、忘れてしまう、削除してしまうのだ。生きるために。今後僕は彼女を思い出すことはないだろう。だからもう泣かなくてもいい、第一生きなくてもいい。彼女が僕の脳内に記憶としてさえ存在しない世界など、僕が生きる価値さえないのだから。彼女がない世界
    平和希 さん作 [552]
  • 紫の朝

    独特の臭いと、青空をくすませる紫の煙。彼が煙草をすいはじめた。高校の頃、煙草をすっていた彼に私が言った事、「私、煙草すってる人嫌いなの」それきり彼は煙草を止め――今、付き合って6年目、破られた。このまま崩れ去るのは時間の問題だと、冷めた目で二人を見つめる自分がいた。惰性で続いているような生活が終わった。少し広くなった部屋。何の感慨も抱かない自分を嘲笑う。所詮、こんなもの。ベッドの脇には、もう
    影山藍 さん作 [478]
  • 白い海

    舌先に残るオレンジの味。この体を這った指の感触。笑ってしまう。フルーツ味のコンドームなんて、どこの誰が作ったんだろう。想像すると笑える。オレンジの味した薄いゴムに吐き出される白い種。熟れた橙の果実。果汁が溢れだしたら、もう戻る事はできない。退屈な行為の中の、唯一つのスパイス。勿論、ソレはあくまでスパイスだから、本物の刺激を求めてはいない。あくまでコレは、遊びなのだから。浴室の窓を開け
    影山藍 さん作 [465]
  • ココロ?

    それは中3の夏。しゅんいちがしずかを好きだという事はみんなが知っていた。終業式の日、部活帰りの茜色の空に祝福されて2人は付き合う事になり、その日から2人は一緒に帰るようになった。卒業式の日も「あー!しずか第2ボタン持ってるよぉ!!」とみんなに冷かされながら顔を真っ赤にして笑い合っていた。2人はまさに理想のカップルだった。2ヶ月前、別れた事を聞いて驚いた。理由はすれ違い・あと…しずかに他に好きな人
    ボタン さん作 [344]
  • 後悔がなぃょぅに

    初めて小説を書きます、下手ですがさいごまでよんでもらぇればぅれしぃです。            彼女の名前はみく高校2年。付き合って2年になるたくと言う彼氏がいる。みくはクラスの中でも一番可愛いと言っていいほど男ぅけも良かった。たくは学校1イケメンと言われる程のイケメンだ。たくとみくは学校はちがぅが物凄くなかのィイカップルだったぁ!!『みく大好きだよ』みたぃなメールは毎日当たり前に来たりしていた
    ムーミン さん作 [455]
  • ココロ?

      〓数分後〓サッカー部の部室からしゅんいちが出て来た。私はしゅんいちの横に並んでみたものの、恥ずかしさからか黙り込んでしまった。「…何だよぉ・・変なやつだなぁ。笑」しゅんいちの笑顔は私を安心させてくれる。「何ぼさっとしてんだよ!帰るぞ…。」私達はゆっくりと歩き出した。朝となにも変わらないのに、隣にいるしゅんいちは別人のように見えた。しゅんいちは中学の頃から友達が多く、先輩後輩にも信頼されていた
    ボタン さん作 [353]
  • G.RPG(5)

    「じゃじゃ〜ん!」元気な効果音と共にフロンが取り出したのは、ランドセルくらいの大きさの古ぼけた麻袋であった。「……何それ?」俺が尋ねると、フロンは待ってましたといわんばかりに大げさな身振り手振りで袋の説明を始めた。「はい!この袋からまず持ち出したるはこの2冊のご本!」そこまで言うとフロンはちらりと俺に何かを訴える視線をよこしてきた。「……え、えーと。な、それは何ですか?」俺がそう言うとフロンは満
    オンタッキー さん作 [347]
  • 猫。 2

    たまに猫より少し大きいくらいの専用プラスティック箱に入れて車に乗せて振動攻撃 そして白服を着た女性2人に押さえつけられ、 白服の男に針を刺してもらう。このときの悲鳴にはさすがに耳を覆う。 白服に金を渡し、来月も来ると約束する 元気がなくなったのでここぞとばかり白服屋敷へ何度も行く 声もあまりでないようだ  ある日か細い声で、 一言「ニャ-」と私につぶやいた。恨み言だろうか・・・ つぎの日静かに息
    管理人(2ちゃんねるより さん作 [499]
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