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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 時代(とき)を超えた青春*戦場

    白虎隊は戦場へ辿り着いた。儀三郎が指揮を執っている。「―いいか?あの敵軍に向かって、攻撃を仕掛けるぞ…」皆、先ほどの気と打って変わって緊張が走っていた。敵はもうすぐ側にいる。が、辺りが霧となって、よく見えない。少年達は銃を構えた。悌次郎は彩の事を考えていた。源七郎もさつきの事を考え、また他の少年達も自分にとって想いの人を考えていた。敵の影が段々と見えてきた。「撃てえぇ―!!」 儀三郎の叫び声を
    椿 さん作 [350]
  • バスターズ!・第65話 「揺れる」

    間一髪、龍一の手は頸動脈を切る寸前の皮一枚で、止まった。「‥‥‥?」ふるふると震える床、カタカタと揺れる窓、そして腹に響き渡る重低音。間もなく、それらは止んだ。「なんだったんだ‥‥?」龍一は立ち上がると、音のした方へと進み始めた。(‥‥‥外?)龍一は死ぬのは音の原因を確認してからでも遅くはないと思っていた。ただ、気になっただけではなく、それ以上に何か強い胸騒ぎが、嫌な予感が龍一の不安を駆り立てい
    博上 文 さん作 [387]
  • 僕の隣は空席(のつづき)

     彼女が死んで一週間がたった。僕は毎日同じようなことを繰り返していた。 ある日僕は本屋で立ち読みをしていた。隣に大きな帽子とサングラスをした少女がきた。「椿さんのことで話があるの、隣の喫茶店まできて。」椿とは一週間前死んだ僕の彼女のことだ。僕は隣を見るが誰もいなかった。 僕は隣の喫茶店にはいった。さっきの少女がいた。僕は少女のいる席へ着く。「いきなり呼びだしてごめんなさい、私の名前は西田です。」
    等式 さん作 [382]
  • 貴女との再会?

    三回戦。相手は県一位の強豪チームだ。それなりにプレッシャーを感じた。でも、負けたくなかった。そして、いよいよ試合開始。ジャンプボールは俺たちのチーム側に落ちた。豪がキャッチして、早速俺にパスを回して来た。(とりあえず、攻めなきゃな)ディフェンスの隙を見つける。そこに勢いをつけ攻めた。上手くかわせた…と思った瞬間。ディフェンスが立ち塞がった。そしてファールしない程度に上手く守りを固めて来る。(やべ
    秋桜 さん作 [356]
  • キスとの距離(3)

    時計を見ると、11時半を回っていた。改札口を見たら、君はまだ来てなかった。一目を気にする君は、僕と逢うのはいつも夜中だった―・・外は、寒くて僕が息をするたびに白い息が何度も僕の前を通った。夜は、いつも短い―・・もっと長かったなら貴方を今以上に愛せるのに・・そう思っていると改札口の音が鳴り、振り向くと君が改札口から出て来た。僕と目が合うと、いつもの優しい笑顔を僕に見せた。その笑顔がとても好きで、僕
    大塚楓 さん作 [353]
  • 時代(とき)を超えた青春*忠義

    彩は、さつきの亡骸をぎゅっと抱き続けていた。さつきは二度と目を開かなかった…。 その頃、白虎隊は戦場へ向かうべく山道を歩いていた。辺りには銃声や男達の声が鳴り響いている。そんな時、儀三郎が悌次郎に話掛けた。「なあ、悌次郎、彩さんとは…会ってきたのか…?」「な、なんでそんな事…」少年達の目線が一気に悌次郎に集まる。「みんな気付いてるぞ、彩さんとお前が恋仲って事…」儀三郎は何故か沈んでいた。周りは
    椿 さん作 [362]
  • 僕の隣は空席

     夏の面影はどこにもない。季節はもう秋だった。僕と彼女は映画館を出て人通りの少ない道を歩いていた。彼女とはどんなにつまらないことを話しても楽しかった。時計の針が止まればいいのにと思った。それは突然やってきた。 ドン!背中から重い衝撃が伝わり、僕は転がった。「いてて・・・」起き上がり後ろを見ると軽自動車があった。首を回転させると右側に彼女が倒れていた。「だいじょ・・・」彼女の手は冷たかった。口から
    等式 さん作 [367]
  • 貴女との再会?

    from oo.oooo-oooo.oo.oo-o@ooooo.ne.jp件名 初めまして(^O^)━━━━━━━━━━━━ぃきなりでごめんね(>_<)私、同じバスケ部の?年の中林薫ってぃぃます☆麻美ちゃんから聞ぃてると思ぅけど、ょろしくね☆(あ、もう教えたんだ)?年の、中林薫先輩。何となく知ってた。おとなしそうで、真面目そうで、背が低い、あんまり目立たない人だった。顔は普通だけど、笑顔が幼い印
    秋桜 さん作 [549]
  • ミサンガが切れる時

    彼女の口から明日引越をすると言った時、僕は彼女の前で泣いてしまった。僕は泣き虫だった事もあったけど、遊ぶ時いつも一緒だった彼女がいなくなってしまうのが悲しかった。彼女はそんな僕を見て、「泣いちゃ駄目。私だって本当は泣きたいんだから。」彼女は、僕にハンカチを渡してくれた。「……ありがとう。」僕の涙が、彼女のハンカチに染み込んだ。僕がようやく泣き止んだ頃、ハンカチは涙と鼻水で汚れてしまった。そのまま
    神夜 さん作 [383]
  • カーニバル!♭7

    『ヤクシマ家か…あんな女の子も、殺人者として育てられるんだな…』耳元のイヤホンから聞こえた声に、女性は胸元のマイクで応じた。「同情は禁物よ。理由がなんであれ、彼女はこの国に来てから…殺人を犯したんだから」与弼によって海外に逃がされた杞李だったが、運が良かったのはそこまで。逃げた現地で追っ手に出会い、そこでまた、彼女は冷静さを失う。『切羽詰ってたんだろうな。少人数とはいえ、一般人ごと、皆殺しだ』女
    四十万 さん作 [394]
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