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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 薔薇の庭園7

    マリアの姿でも見ただけで逃げようとしたが、今では積極的に行く。「マリア!」シンがマリアを呼んでもマリアは振り向きもしなかった。「?」シンはもう一度呼んでみようとした。「マリア!!」力強く叫んでも気付きもしない。というか、無視している感じであった。この頃シンは、昔はなのに、何故マリアは無視するのか。シンは不思議でたまらなかった。昼休み。今日のシンはいつものように大好きな木陰で本を読もうとはしない。
    さん作 [339]
  • 薔薇の庭園7

    「いやぁ!!」マグレスはマリアを強く押し倒した。ドシンとマリアは床に倒れしばらく立てれなかった。「あれほど関わるなと言ったのに、どうして守れなかったぁ!!そんなに・・・、そんなにあいつと一緒に居たかったのか!婚約者の俺がいるのにぃぃぃぃぃぃ!!!」マグレスはもう我には帰らなかった。いつもきまっている自慢のストレートな髪の毛もぐしゃぐしゃで、金切り声で叫んでいた。鋭い目つきでマリアを睨み鼻息も荒く
    さん作 [533]
  • 薔薇の庭園6

    帰り道、シンが校門を出ようとした。と、そこには校門のすぐ側に青い物が見えた。シンが急いで駆けつけると、青いリボンがあった。間違いない、これはマリアのリボンだ。と確かめ、駆け足で学校へ戻った。教室へ戻ったら金髪の少女の姿が見えた。「マリア!」その声に反応したのか、マリアは振り返った。「シン?」清らかな声。教室にいたのはマリアだと分かったら走って教室の中に入った。「どうして教室にいるの?」「いつもこ
    さん作 [359]
  • 薔薇の庭園5

    「シン。」「何?マリア。」マリアがシンの隣に座っている。そしてやはり好きな人に自分の名前を言われるとドキドキしてたまらない。不器用なシンは、マリアとの距離を離れさせようと逃げてしまいそうだったが、頑張って我慢した。でもそれ以上に心臓が痛い。「私のリボン知らない?」「え?」「何処かで落としてしまったの。青いリボンなんだけど、シンは知らない?」マリアが困っている顔でシンの顔を見つめる。さらにシンは逃
    さん作 [342]
  • 薔薇の庭園4

    翌日、マリアはいつものように友達と一緒に学校へ登校した。昨日の放課後、マグレスにひどい事をされても、マリアは何もなかったかの様に友達と楽しく喋って登校していたそのとき、ヒュウゥゥゥゥゥ強い風が彼女たちにあたる。髪がなびいて、マリアのつけていたお気に入りのリボンが空へと飛んで行ってしまった。マリアはそれに気付かず、校舎の中へと入って行った。昼休み。シンは校庭の木陰で本を読んでいた。さらさらと葉っぱ
    さん作 [347]
  • 薔薇の庭園3

    「マリア。」放課後、帰ろうとしたマリアにマグレスが問いかけた。夕暮れの教室。部屋中がオレンジ色に染まっているよう。二人きりの教室に、誰も邪魔されない、邪魔できない空間にいるようだった。「何?マグレス。」マリアがニコリと振り返るとマグレスは真剣な顔になった。「今日の昼休み、シンと一緒に居ただろう。」「それが、何か?」「・・・、あいつとは、もう何も関わらないようにしてくれ。」意外な一言。マリアは首を
    さん作 [374]
  • 薔薇の庭園2

    シンが女性達の輪に囲まれていた時だ。「マリアー!!」遠くで叫ぶ声、マグレス・フォルトナーの姿が見えた。彼は真っ黒なストレート髪にきりりとした顔立ち、まるで騎士のような美男子であった。身だしなみも整えていて、そこらの男子とは大違いである。「あっ、マグレス!」マリアはシンには見せたこと無い嬉しそうな顔でマグレスの姿を見る。―やっぱり、マグレスと俺とは違うんだな・・・。当たり前な事を思っていても、シン
    さん作 [405]
  • 届かなかったオモイ  第9話

     ドッキドキの初会議での失敗を思い出していた。気がつくといつもあの挨拶直後の彼女の困ったような…呆れたような表情が浮かぶ。 「今日の放送の録音は空元気の空回りか、どんより暗いか…だな」 思わず呟いていた。が、1枚のフアンレターに電気が走った!『放送で読みなら匿名にして下さい。(Y・NAKAKITA)―木田さんって… バカですね(笑)―\nリクエスト曲は夢野恋子さんの「卒業式の朝」で、お願いします
    いんと〜る さん作 [360]
  • 届かなかったオモイ  第8話

     あの、僕にとっての祭りから何日か過ぎ、同じ放課後の放送でも、部活すら終わっているような時間から放課後スグに、CからBに変わっただけでこんなにも変わるとは!と実感する毎日が続く。 そんな日々の中。ついに!!会議という場を借りて、あの人と話が出来る日が来た!! 「皆さん、生徒会役員選挙当選合格、改めておめでとうございます。私も学校設立以来、初の5連続会長当選となることができ、嬉しく思います……」 
    いんと〜る さん作 [358]
  • 見つめる先…?

     「はい。買って来たから。今日中に…調べよ?」「うん…ありがと。」━━コイツが買って来た妊娠検査薬を握り締めて、昨日からずっと考えていたことを思い出した。こんな物一つで、わたしの運命は動く。 トイレから出て、コイツの笑顔を見たら泣けて来た…。「…不安だった。」「うん。」━━優しくて、全て包んでくれる声。「本当にできてたらどうしよって…」「…うん。」━━わたしの体を包む大きい腕。「…でも、嬉しく
    七海 さん作 [376]
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