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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。
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バスターズ!・第55話「試してみる?」
あれだけ痛かった右腕が、まるで嘘のように治っていた。むしろ、前より丈夫になった気さえする。「たった一週間で・・・」「違うわ。二日目の時点で、もう腕は治ってたわ。」彩実は言った。信じられない・・・その一言しか頭に浮かばなかった。「あら・・・まだ『信じられない』って顔してるわね。」「え・・・あ、いや、まあ・・・」龍一は答えをぼかした。腕が早く治ったからと言っても、強くなったとゆう実感が全く沸かない。
博上 文 さん作 [459] -
時代(とき)を超えた青春*告白
悌次郎はそっと自分の両手を彩の手に乗せた。「なあ、約束して欲しい。未来に帰っても…俺の事、忘れないで欲しいんだ…ずっと…」「忘れるわけないよ…悌次郎君の事…す、…す、」 彩はどうしても[好き]と言えなかった。顔が熱って、悌次郎に真っ直ぐに見られていると―。「俺だって…」悌次郎は何か言おうとしていたが、口ごもっていた。二人はお互いの気持は分かっていても[好き]の一言は言えない…。二人は見つめ合って
椿 さん作 [410] -
小石
あなたがすごく好きだった。世の中には宝石に例えるとダイヤモンドやルビーみたいな華やかで女心を捕まえるのが上手な男がたくさんいる。あなたははっきり言って華やかじゃない。女心が分からない不器用な男。例えると道端におっこちたただの小石。でも私にはそんな小石がキレイに見えて仕方なかった。小さいからたまに人に蹴飛ばされて,踏まれて,それでも一生懸命で。そんな小石はダイヤよりルビーより輝いて,光ってた…ねぇ
ファー さん作 [367] -
届かなかったオモイ 第4話 (前回タイトルで、第3話が抜けました。失礼致しました)
今日も彼女は変わらない笑顔と声で、同じクラスにいる。 あれから何か行動をした事はない。ただ、彼女の一挙動、一声をココロに残すだけ…しかし想いは増すばかり………友達やクラスメートとの話でさえ、ほとんどが彼女の話になっていた。 そんな苦しい毎日を見かねてか?今日は中岸から放送部の見学に誘われた。 今では僕の学校の放送部はA・B・Cの3リーグになり、人気が上がれば上がるほど放送回数が増えるという大所
いんと〜る さん作 [418] -
届かなかったオモイ
3年の春 彼女の夢を見た 「木田君〜!一緒に学校行こう!」 なぜか彼女は、貧乏な我が家に来て自分を誘っている……しばらくしてから、夢の中の僕が出てきて彼女に何かを怒っている。しかし彼女はニコニコして何かを言っている…やがて2人は一緒に学校に向かって歩いている……2人の間には笑顔しかない…………… ――不思議だった。 忘れたはずの彼女の存在をなぜ今更? その日学校に着いた僕は、速足で教室に向かっ
いんと〜る さん作 [395] -
〜麦ワラ帽子の少女を見た時から恋をした?〜
オレはその日、家に帰ってもずっとその事ばかり考えていた。そして、いつの間にか朝‥。(結局誰か分かんなかったなぁ。はぁ〜学校かぁ。それにしてもねみぃなぁ‥まぁ支度するか!)と気合いを入れて学校へ行くのがオレの日常だ。(ふぅ、やっと学校着いた〜)「おっはよ〜剣吾!今日めっちゃ可愛い転校生くるらしぃぜっ☆」‥「おはよ。へぇーそうなんだ。」と答えたら「何だよーお前ほんと女にキョーミねぇんだな。」別にそん
高羽 凛 さん作 [416] -
トマトの行方
男の人はこわい。逃げようとすると腕を捕まえて「自分でここに来たんだろう?」と睨む。怒ろうとすると「自分がわがままだからだろう?」と呆れる泣こうとすると「自分が惚れた相手だろう?」と笑う。そうじゃないのに。あなたの愛情から逃れたいだけなのに。私は熟れすぎたトマト。愛情をかけられすぎてはちきれてしてしまったトマト。それでも美味しくなろうとしているのよ?それは貴方に対する愛情?同情?こんなにまで私を必
葉 さん作 [357] -
バスターズ!・第54話「人越えし者」
「うん、似合ってるわ。」彩実はニッコリと笑った。「はい、あとはベルトね。」そう言って彩実はいくつかフックの付いたベルトを差し出した。これもやはり咲坂達のと同じやつだ。「あの、一つ質問があるんすけど・・・」ベルトをしながら、龍一は聞いた。「あら、何かしら?」「これって、バスターの服ですよね?つーことは俺、もう戦わなきゃいけないんすか?」不安の表情で、龍一はいった。「そのとおりよ。」彩実は当然の様に
博上 文 さん作 [452] -
届かなかったオモイ 第2話
……キーンコーンカーンコーン…… 今日も一日が終わった 彼女にとっては、今から一日が始まるのだろうか? そう思ったが、すぐやめた。クラスも存在感も違う…学校の太陽的な存在になっている彼女に近づきたい!…とドキドキワクワクしていた事は、もう諦めようと決めたのだ。「上岸!帰ろ。」 数少ない友達と家に帰った。 ――もう少し自分に特技があれば…もう少し自分に優秀な頭があれば…もう少し自分に運動能力が
いんと〜る さん作 [402] -
届かなかったオモイ
あの頃は、こんな再会をするとは夢にも思っていなかった… これは僕、木田良司が中北由美を知った事で劇的な(?)クライマックスを飾る物語である。 県立のどこにでもあるような学校。そんな学校で彼女、中北由美を知った。 父は、国内敵なし海外でも有名な大社長。 母は知らない人はいない週37本のレギュラーを持つ超大人気現役大女優。 兄は国内で1、2を争う大学に通い、成績抜群!スポーツ優秀!人気良し!の3拍
いんと〜る さん作 [456]