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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 放課後〜彼の場合〜

    僕はすぐに部室に向かった。あの後、結局僕は、すぐに席に着かなくてはいけなくて。聞けなかった。君の小さな胸の痛みも、苦しみも。 きっと君はまだ教室にいるんだ。グラウンドを走りながらそんなことを考えた。そしたら何だか恥ずかしくて。窓際に見える人影は君で、もしかして僕を見ているんじゃないかと思うと、次第に足が早くなった。僕の心に、心地良い、けれど継続してほしくない痛みが走った。
    ゅか さん作 [528]
  • 放課後〜彼女の場合〜

    本当はすぐに帰りたかった。結局君は、すぐに席に着かなくてはいけなくて。話せなかった。この胸の痛みも、苦しみも。 放課後の誰もいなくなった教室に、私は一人。窓の外を見て、グラウンドを走る君を見ていた。君は、グングン速度を上げる。私は君の姿に釘付けになっていた。恋しくて、胸の奥のチリチリ痛む傷を無視して…。
    ゅか さん作 [507]
  • 隔離された人々?

    「見えたのですね…」 兵士はニヤっと笑った。「じゃあお前ら仲良く牢屋に入れー!!ひゃーっはっはっはっ……!」 兵士は狂ったように笑い続けた。「………」 3人は豹変した兵士に驚愕し、呆然とした。 そんな3人の所へ頑丈そうな手錠を持った6人の兵士が近づいて来る。気付いた3人が慌てて逃げようとした瞬間!!麻里の頭の中に声が聞こえた。<必ず助けます。だから抵抗せずに大人しく捕まって下さい>「この声は…」
    ユリア さん作 [478]
  • 存在?

    おばちゃんの入院していた病院についた。おばちゃんの病室に入る。ガランとしている。何よりおばちゃんがいない。先に病室に入っていた母が言った。「やっぱり実際見てみると辛いもんよね」あたしもそう思っていた。涙が溢れた。初めて身内の死に出くわしたから。車に乗り斎場へ行った。式の前夜。親戚が集まってきた。最初はおばちゃんの話しをしていた。しかし気付くと話はずれていた。原因は祖母の悪酔いだ。酒の進み具合いが
    さん作 [587]
  • 秘密の両手?

    『ちょっ、ちょっと!キスだけでしょ!!』『期待した?』『…してない!』『なんだ。つまんね。』『やっぱり、翔太って夜になると変わるよね。』『オオカミになるってか?』『そう言う訳じゃないんだけど、なんか、積極的って言うか、オトコらしいって言うか…まぁ、いいや!寝よっ!…って、…熟睡してるし…』━━かわいい…。誰かのことをこんなに愛しく想えるなんて、思ってもみなかった… 自分も愛されたいって気持ちと
    七海 さん作 [725]
  • 存在・続?

    まず段差を恐れるようになった。そして恐れるだけでなく実際に登る事ができなくなっていた。それから手の震えが酷くなった。気付くとおばちゃんは介護を必要としていた。そしてすぐに家にいることさえ不可能になった。近くの病院に入院するまでに時間はかからなかった。あまりお見舞いには行ってあげられなかった。今考えるとあたし一人だけでもいいから頻繁に行ってあげればよかったなって思う。そしたりあの優しい笑顔だってた
    さん作 [725]
  • 存在?

    夜中に電話が掛かって来た。父からだった。母が話していた。何かとても深刻そうだった。驚きと悲しみを混ぜ合わせた様な感じだった。弟は寝ぼけた様子で母に「何〜」と聞いていた。母は「ごめん、ごめん!!」とか言いながら弟を寝かしつけていた。あたしは気付いた。母の声が震えていた事に。勘が良かった訳じゃないけどおばちゃんに関わってるんじゃないかと思った。おばちゃんって言うのはあたしが引っ越す前、菜々子達と同じ
    さん作 [555]
  • バスターズ!・第四十一話「家の中の迷い人」

    「ふぅ・・・。」咲坂は小さくため息をついた。「来て早々、これか。」自分以外誰もいない通路で独り言を言ったあと、咲坂は左腕の鎧のボタンを押し、鎧を口に近付けた。「ウルフ部隊各員へ、新入りが迷子だ。見つけしだいブリーフィングルームに連れて来い。外見は黒い学生服と、右腕にギプス。以上。」通信が終わった咲坂はもう一度、小さくため息をついた。一方、龍一はとゆうと・・・(思ってたような場所とは違うなぁ・・・
    博上 文 さん作 [583]
  • バスターズ!・第四十話「ホーム」

    バヒュウン!!キキィィィィ!バイクは、激しく止まった。「着いたぞ。」目を開けてみる。まぶしい光が目に入った。「う・・・」光のせいで目が見えなかった。しかし、だんだんと目が慣れ、龍一は自分がいる場所をまのあたりにした。「ようこそ、『ホーム』へ。」咲坂は棒読みで龍一を歓迎した。「すご・・・!」すごいの一言では言い表わせる物では無かった。着いた空間はだだっ広い部屋で、壁や天井が鋼色に輝いていた。それ以
    博上 文 さん作 [491]
  • 存在《番外編?》

    でも生まれたてのころはそのピースがフニャフニャなのだ。だから小さい子供は誰とでも遊べる。それが大きくなるにつれて冷たい世界で冷やされたり温かい世界で溶かされたりして形を決めていくんじゃないかと思った。そして今はほとんどが固まってしまってるんだけど理想と違っていてもがいてるんじゃないかと思う。つまりあたし達が幼稚園で遊んでたのはピースがやわらかかったからで小学校高学年で衝突したのは小学校低学年の時
    さん作 [545]
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