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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • 休み時間〜彼の場合〜

     休み時間は、君のところに行く。何時ものように。そのつもりだったんだ。さっきまでは…。でも、今は話したくない。そう思って、僕はすぐに廊下に行った。そして、チャイムが鳴るまで帰らなかった。 僕は廊下をダッシュして走り抜け階段を駆け降りて中庭に向かった。たかだか10分の休み時間も辛いから。 やっと教室に戻ったとき、彼女が見えた。…彼女は、想いつめていた。だから、思わず歩み寄った。「泣きそうな顔してる
    ゅか さん作 [508]
  • 休み時間〜彼女の場合〜

     休み時間は、君が来る。何時ものように。でも、今は話したくない。そう思っていたら、君はすぐに廊下に行ってしまった。そして、チャイムが鳴るまで帰ってこなかった。 こんな風に意識することになるなら、最初から友達になんてなるんじゃなかった…。こんなに苦しいなら出会いたくなかった…。 そんなことを考えていたら、いつの間にか君が私の前に立っていた。「泣きそうな顔してる…。」
    ゅか さん作 [468]
  • 教師恋愛中毒(3)

    「椎矢ー!!ノート見せてー!!」「なな!日曜ヒマ!?」いつしか僕は彼女の名前が聞える方に敏感に聴覚を働かせるようになった。そこを向けばいつも笑顔の彼女がいた。「椎矢、お前今日掃除当番?!俺のぶんまでヨロ!」「うん。解ったいいよ。」彼女は何の文句も云わずに笑顔で引き受ける。掃除当番は強制で決められていて、だいたい教室は5〜6人するはずだったが、誰も来ない。こんな荒れた学校じゃそれが当たりまえだった
    ハル さん作 [1,018]
  • お別れの詩

    冬の朝のにおいはおもしろい。空気にもにおいがあるものなのだろうか。それとも今日が特別な日だからだろうか。おろしたての黒のワンピース。首にはパールのネックレス。黒いバッグの中に小さな猫のブローチをそっとしのばせている。目の前に広がるたんぼ。遠くにあるみかん畑。今日ばかりは生きもののすべてが寂しそうに見える。死者を悼むために。私の大好きな人を見送るために。寺田郁蔵、享年89歳。今、私のおじいちゃんは
    さん作 [675]
  • 突然の通り雨?

    約束の時間になりわたるは店の前で待っていた。リサは少し遅れて店から出てきた。リサ『ゴメン、遅れちゃった。』わたる『全然いーよ!』リサ『なに食べたい?』わたる『リサちゃんの食べたいものでいーよ!』リサ『わたるくんの好きなのでいいよ!アタシがオゴるしさ!』わたる『てか俺金出すよ!』リサ『いや、アタシ出すよ!』わたる『俺が出すって!!』ふたりともムキになってそんな会話をしていた。わたるはそんなくだらな
    ダッキング さん作 [511]
  • 悪魔の匂い?

    『遅いなぁ〜…』━━不安になる。もしかしたら、一生隼人に会えないんじゃないか。そんなことを考える。『ゴメン!遅くなった。』『うん!行こッ。でも、なんで制服?』『工藤(担任)に呼ばれてさ…』『なんだそっか!』━━不安な気持なんて飛んで行く。『ってか、一緒に来ればいいことだろ?』『それじゃあ、待ち合わせになんないでしょ!』『はいはい』一緒にジェットコースターに乗って、コーヒーカップに乗って、それ
    七海 さん作 [515]
  • 遠恋娘の永遠の愛3

    『キサト良かったねぇ〜』「何が?」『イサムくんとは順調なの?』「まぁね、毎日メールはしてるよ」『私もキサトに負けないように、彼氏作らなきゃね』「・・・」 まったくもって実感のない私でした。―付き合うって、こんなものなの...もっとドキドキしたり、ワクワクしたりするもじゃないの...なんて不思議な感覚に浸っていました。だってイサム(これからはイサくんと呼びます)も私のことを好きだとか、結婚する、と
    ジーリー さん作 [533]
  • 遠恋娘の永遠の愛2

    2.初カレはオトコノコ 私に彼氏ができた―クラス全員が喜んでくれました。私と彼は既にクラス公認のカップルとなりました。私と彼に起こった出来事は常に更新され、私と彼の事情は常にクラス全員が把握している状態でした。とても不思議、類い稀なるカップルとなったのです。なぜこんな形になったのか・・・それは、私の彼が年下の、しかも姉妹校の生徒だったからです。そう、私は初めて付き合った彼と遠恋だったという、奇妙
    ジーリー さん作 [565]
  • 悪魔の匂い?

    クリスマス前に、隼人と二人で学校をサボり遊園地に行くことにした。付き合って半年になるからと、隼人が連れてってくれくらしい。 家族以外と行く初めての遊園地。 前日、屋上に行けない私達は理科室にいた。雪が積もりだすと私達は行き場を失う。 『遊園地に行って、ご飯食べて、ソフト食べて、プリクラ撮って、ゲーセン行って、ポップコーン食べて……』『食ってばっかだな。』 『うるさいなぁ〜。じゃ、隼人は何
    七海 さん作 [498]
  • ホワイト ブラック?

    おにごっこ。追い掛けたり、追い掛けられたり。必死に。必死に。まるで幼ぃ子どものように私は疲れて、道路に寝っころがった。星が綺麗。気付いたら幸喜と二人で見ていた。その時にはもう、お互いにひかれあっていた。十分なほど遊んで話し合った結果。裕佳の家で飲み会になった。みんなで仲良く裕佳の家に向かった。でも私は幸喜と二人で密かに手を繋いで歩いて行った。
    正美 さん作 [446]
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