携帯小説!(PC版)

トップページ >> 管理人さんの一覧

管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • バスターズ!・第十二話「私の名は・・・」

    「少し長く話しすぎたようだ。」女はサングラスをかけながら言った。「じきに時は動きだす。」「・・家に帰れんのか?」龍一は恐る恐る聞いた。「ああ、かまわん。」女は答えた。(やった!よかった!家に帰れる!)龍一は心の中で歓喜の声を上げた。安堵した表情の龍一に女が呼び掛ける。「おい、お前名前と年齢は?」「え?」一瞬質問の意味が理解できなかった。「名前と年齢だ。」「ああ・・・藤堂龍一、17才。」龍一の名前
    博上 文 さん作 [597]
  • 「僕はただの人」3

    三月十日        今日は天気も良く、外で小鳥が春の季節が来たのを告げるかのように、元気に鳴いている。そんな小鳥の鳴き声に耳を傾けたまま、快晴の空を見つめていた。 「うぅん」       手足を伸ばしたのが気持ち良かったのを覚えている。今日は滅多にない外出の日だった。お昼過ぎに迎えが来る予定で、行き先自体はあまりいい場所とはいえないが、久しぶりの外出で迎えがくるまでの時間が待ちどうしかった。
    あき さん作 [694]
  • バスターズ!・第十一話「携帯」

    「バスター?それに止められた時って・・・」龍一はあの異様な光景を思い出した。(時間が止まってたのか・・)冷静に考えればそれしか納得のできる理由はなかった。「どうして時間が止まってるんだ?」「知らん。」龍一の質問に女は速答した。「知らんって・・・」「ただ一つだけ言えるのは」龍一の言葉を遮って女は続けた。「時が止まる夜、奴らは現れることだ。」「奴らって、あの化け物のことか?」「そうだ。我々はあのモン
    博上 文 さん作 [678]
  • トラベラー?

    許可書が発行された後の段取りは時間局の前でコンダクターからあらかじめ指示されていた。(えっーと、時間局六階に用意されている東西ツーリスト控え室にて七時半まで待機してて下さい。だったな…。それにしても客の扱いが横着な代理店だな、審査にしても控え室までにしても付き添いの一人はいてもいいものの…いや、でも俺はそんなに旅行にいかないしな。むしろそれが普通か)青年の頭にたわいもないことがよぎる。結局彼も審
    5へぇ〜 さん作 [727]
  • 隔離された人々?(続)

    「そして?」麻里は震える声で聞いた。「そして、兵士達は男に理由を聞いた。でも男は幾ら叩かれても言わなかった。すると、兵士達はその男の7歳の娘を逆さ吊りにし、太い鞭で叩こうとした時、男は口を割った。でも兵士達は娘を鞭で叩き殺すと、妻も男の目の前で殺した。男は泣き叫び、兵士達はそれを見て笑っていた。そして男は最後に殺された」「酷い…」「えぇ、酷過ぎる…。だから私は麻里に言ったの。あいつらに殺されるよ
    ユリア さん作 [586]
  • 家族模型〜表と裏〜

    ーガタガタ何かを移動させる音で、目が覚めた。「おっと!起こしちまったか。雅は、まだ、休んでていいぞ。」仁とマイトが、卓台を運んでいる。「それ、何処に移動すんだよ?こんな狭い店の…」全部言い終わらない内に、漫画本を置いてあった棚の裏から、隠し扉が現れた。「この奥に隠すんだ。表向きは、スナックだが、実際は、違法賭博の雀荘だからな。昼間、もし察に踏み込まれても大丈夫な様に。」マイトは、言った。「ふ
    菅野悠 さん作 [708]
  • 家族模型〜訳あり〜

    「着いたぞ。」2人の目の前に、3階立ての茶色い寂れたビルが立っている。「もう、こんな時間だ。早いとこ店戻んねーと。」マイトは、そう言うと、ビルの地下へと続く階段を足早に下りて行った。その後を雅も続いた。ーガチャマイトは、ライブハウスの入り口の扉を開け、顎で雅に中に入る様促した。………。促されるまま、恐る恐る中へ入ると、そこは、煙草の煙で辺りは、真っ白にぼやけていた。雅は、あまりの煙たさに、手
    菅野悠 さん作 [637]
  • バスターズ!・第十話「救世主」

    「・・・きろ・・」(う・・・?)「・・きろ・・」(ま・・またあの夢か?)「起きろ。」女の声が聞こえる。頬が痛い。女が龍一の頬をはたいていた。「いた・・・」女ははたくのをやめた。右の頬を擦りながら龍一は状況を把握しようとした。そして重要な事を思い出し、急いで辺りを見回す。「あ、あの化け物は!?」龍一は女に聞いた。「もう死んだ。」そう言って怪物がいたところを指差した。そこには紫色の煙を出しながら収縮
    博上 文 さん作 [599]
  • 隔離された人々?

    「私を殺しなさい」母はもう一度言った。「……」麻里はまだ喋れない。「私が死ねばあなたを止める人はいなくなるのよ」「冗談言わないで!お母さんを殺す?そんな事出来る筈な」「私は本気よ」母は麻里の言葉を遮ると諭すような眼差しで言った。「なっ…」「麻里、掟を破ったら家族全員処刑されるって話したでしょ」「うん」「あれは処刑じゃない、ただの殺人だわ」「殺人…」「そうよ。30年前。まだ私が14の時、ある男が兵
    ユリア さん作 [562]
  • SCHOOL LIFE?

    家に着くと、テーブルにメモが置いてあり、そこには急いで書いたと思われるこんな字が書いてあった。 しんちゃ〜ん おかえりなさい☆ ママね、お友達にお食事 誘われちゃって♪ 夕飯は冷蔵庫にオムライス 入れて置いたから。 パパは遅くなるって。 じゃあね! ママより(はいはい…またですね。)オレはそのまま2階の
    シーム さん作 [764]
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス