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管理人さんの投稿された作品が10179件見つかりました。

  • SCHOOL LIFE?

    それから森山さんはにっこり微笑み、「だから今は、おばあちゃんのために改心したの」と言った。しかし、その微笑みは無理しているように少しひきつっていた。「ごめんね、こんな話されても困るよね」それからオレらはたわいもない話をした。担任がジャムおじさんに似ているとか、オレが小1のときに犬の糞をふんづけて、揚句のはて迷子になるわで大泣きした話とか…。彼女はいつの間にか偽りでない、心からの笑顔になっていた。
    シーム さん作 [720]
  • SCHOOL LIFE?

    「中学2年のとき、うちの両親が離婚して…私、何もかも嫌になって…家には帰りたくなくて、友達の家泊まったりしてた」「……」「悪い仲間とも一緒にいて…タバコとかは吸わなかったし、クスリもやらなかったけど……離婚した親が許せなくて、困らせようとした」オレは聞いちゃいけない気がして、でも彼女のことが気になって、どうしたらいいのかわからなくなった。「…でもね、母親は構ってくれなかった。私の気持ちを分かって
    シーム さん作 [714]
  • SCHOOL LIFE?

    オレらは校門出て、駅の方向に向かった。学校と家は駅を挟んで反対側にある。「森山さんってさぁ、校則きちっと守ってるし、センコーの言うことも聞いてて、いい子ちゃんって感じだよねぇ」「そうかな…」「でも窮屈じゃない?そーゆーの」「ぅ…ん…」「オレには絶対ムリ」「中学のとき……」「ん?なに?」「な…なんでもない…」すると彼女はいきなり泣き出した。「えっ!?えっ!?な、なに??ど、どーした?」彼女はその場
    シーム さん作 [719]
  • 隔離された人々?

    翌日、麻里は1階に下りて母に聞いてみた。「14歳の時、門の外に出たいと思った?」「なぁに?急に」「気にしなくていいから。ねぇ思った事ある?」「いいえ。今まで一度も思った事ないわよ。どうして?」「なんとなく」「なんとなく?…まさか門の外に出たいの?」母は青ざめた顔で聞いた。「うん、出たい」「やめなさい!殺されるのよ!」「でもずっとこの国に閉じ込められたままなんて嫌だもん」「絶対にダメ」「嫌だ!」「
    ユリア さん作 [536]
  • 投票箱があるならば

    僕は君に一票。理由は簡単。君の笑った時のくしゃくしゃになる笑顔が好きだから。君は悩んでる子の話を真剣に聞いてあげられる人だから。苦しんでる子の肩の重荷を少しでも軽くしてあげられないか考えてあげられる人だから。いじめられてる子を見たら相手が男子だって喧嘩を挑んでいく人だから。友達がミスしても笑って励ましてくれる人だから。君の手は暖かくて誰もが安心して握れる手だから。君の瞳はまるで世界を包む大空のよ
    クロバス さん作 [586]
  • それぞれの風景

     今、僕は恋をしている。朝いつも僕の家の前を通る、綺麗な女の人。一目惚れだった。髪が長くて、前を通る時とっても良い香りがする。名前は知らない。聞けないんだ。それでも彼女は僕の生きがいだ。  ある雨の日、いつもの時間に彼女が来ない。−どうしたんだろ? 結局彼女は夕方には現れた。でも傘も持たずにびしょ濡れだ。そして泣いていた。理由は分からない。でも慰めてあげたい! 僕は、一番のお気に入りの〔骨〕
    龍丹 さん作 [566]
  • 勇者A

    僕は普通の男の子だ。野球とホットドッグが好きなごく普通の男の子。ただ何十年も前の僕の御先祖様が、魔王を倒した世界の救世主、つまり「勇者」だったらしい。 ある日、王様に呼ばれた。王は最近増え始めた魔物達の事。その原因である、目覚めた魔王の事を熱心に話すと、終わりに僕に一つのお願いをした。−魔王の討伐だ。王は血筋だけで、僕に全てを託した。…いや、なすりつけた。 そしてごく普通の少年の人生は一変した
    龍丹 さん作 [607]
  • バスターズ!・第九話「ファイト」

    振りかざされた爪を女は体を左にスライドさせ、片手で受け流した。受け流された爪は地面をえぐった。その隙に女は怪物に華麗なフットワークで近寄り足に強烈なローキックをあびせた。「ビシィッ!」という音がして怪物の体がグラリと揺れる。さらに女は怪物の脇腹に一撃、正拳突きを繰り出した。「グガァッ!」唸りながら怪物がよろめく。よろめいて下がった頭に女は今度はハイキックを食らわせた。「ガッ!!」鈍い音がして怪物
    博上 文 さん作 [588]
  • 家族模型〜名前〜

    そこから、どうやってこのコンビニに辿り着いたかは、分からない。頭の中は、夢と現実とがゴチャゴチャになり、パンクしそうだった。自分は、殺してないと自分自身に証明する為に、この名も知らない男に話したのだ。 男は、黙って一通り話を聞くと、伸びをしながら、「だったら、俺に付いてこい。俺は、この近所ので、ライブハウスとスナック経営してんだ。ほら!」そう言うと男は、財布から名刺を取出すと、亮に手渡
    菅野悠 さん作 [618]
  • 家族模型〜演じる私〜

    その日の昼間、いつもの様に、母親から一方的に、産まなければ良かったと、罵声を浴びせられた。私は、キレた。2年前と同じ様に……。自分でも気付かない内に。刃物を手にした夜。このまま、此処に居続けたら殺ってしまう……。そう思い、荷物をまとめるとすぐに家を飛び出し、近くのファミレスに入り、仮眠を取ろうとしたが、興奮からか全く眠る事が出来ない。夜が明けるとすぐに、駅へと急いだ。駅に着いてから、18駅先まで
    菅野悠 さん作 [622]
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