トップページ >> 和帆 さんの一覧
和帆 さんの投稿された作品が12件見つかりました。
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連作短歌〜ジャングルジム〜
忘れたと思うジャングルジムの上から見下ろした故郷の姿秘密基地に菓子はないけどキャンディーの包み紙みたいに笑顔でサヨナラ飛行機雲青空にどんな絵を描くのシュー、ゴオゴオゴオゴオ、シュー
和帆 さん作 [199] -
檸檬
もう一度恋をしたいと思った時に君はいないズレた時間は永遠にズレたまま思ったことを思ったままに書き残した日記にじんだ君の名前涙を、こんなに……流したのはこれが初めてだったかもしれないいびつな形の愛を重ねてきたこのぼくが真心を込めて傷だらけになりながら綺麗な球にならなかった綺麗な色にならなかったやりきれない気持ちだけをずっと秘めてゆく絶望ゆがんだ君の笑顔涙を、あんなに……流されたのはこれで何度目なん
和帆 さん作 [204] -
連作短歌〜愛が芽生えて花となる時〜
巣立たんとする小雀を抱きしめた愛が芽生えて花となる時将来の夢話すけど将来がすぐそこにもう近付いていたたとえば僕が空を飛びたくなったとしてもあなたは隣りにいてくれますか
和帆 さん作 [216] -
連作短歌〜もう帰らない〜
こうするが一番いいと自分でも納得したからもう帰らない追いかけるあなたのことをもうぼくは振り返らない勇気を持つからハジメカラシッテイタンダモウナニモカモガオソスギタッテコトクライ
和帆 さん作 [182] -
連作短歌〜背中合わせ〜
オレ今まで気付かなかったよお前のその背中 そんなにちいさかったんだ優しさと背中合わせの昼下がりパックのココア飲みほしてみた消しゴムに絵を描いているキミの広い背中は創造力のパレット
和帆 さん作 [223] -
くも ふわり
ふわふわ浮かんでは消えてゆく真っ白な 雲のうえどこまで 飛んでゆくの?どれだけ 待てばいいの?大きな夢 小さな瞳見つめてた顔を上げて 空を見つめて東の地平線に太陽が昇っていくよどこまで 跳び越えるの?どれだけ 行けばいいの?大きな夢 小さな体あふれてた顔を上げて空を見つめて西の地平線に太陽が沈んで行くよ朝焼け空 夕焼け空地球(ここ)に生きてる地球(ここ)で生きてる大きな夢 小さな歌声ひびいてた顔
和帆 さん作 [227] -
青いペンケース
青いペンケースの中に君の名を書いた消しゴムもっと近付きたくて深いため息を吐く君の交換ノートの「Love」マーク別の人の名前だったいきなり「スキだ」なんていえないから太陽を背にうけて祈るどんなあこがれだって胸の奥にずっと光る手のひらに乗せてゆくああ 広い海 広い空思い切り「スキだ」って叫びたいあとどれくらい頑張れば幸せになれるのかなあペンケースを眺めながら深いため息を吐く星座占いの運命の人がいつか
和帆 さん作 [244] -
run up universe stepping for
自分で捕らえたこの大切な瞬間を一体誰に分けてあげろというのだろう限られたこのちっぽけな命の中で 君の温もりをこの胸に閉じ込めるとこは出来るだろうか燃ゆる想いが世界中を動かしているという真実を森羅万象・未来永劫伝えて行こうよ明日を信じてあの遠い銀河に想い馳せこの近い君の瞳を見ていた広がり続ける未来に僕の気持は広がっていくあの光る星達に想い馳せこの近い君の息を聞いていた広がり続ける宇宙へ僕の望みはつ
和帆 さん作 [199] -
世界はこんなにゆっくり回る
レオナルド=ダ=ビンチが産声をあげたその日にどこかで鳩が飛んでいて羽を落としたかもしれないアイザック=ニュートンが産声をあげたその日にどこかの小さなリスがリンゴをかじったかもしれない日常で当たり前のことが当たり前に起きる世の中でキミとボクがこうして出会えた当たり前は大切にしていけるかな徳川家康公が幕府ひらいたその日にどこかで双子の兄弟が扉を破ったかもしれない徳川慶喜公が幕府終わらせたその日にどこ
和帆 さん作 [224] -
トライアスロン
僕たちはいつまでも幻影ばかり追いかけて生きて来たわけじゃない何気ない親切にも助けられたけど人はひとりで生きているわけじゃない培ったものは決してむだにしないように走り抜けた道は決して忘れないように思い出はずっと心の奥にそっと残して疲れたら 休んでもいい途中で涙流してもいいだけど その両の瞳でいつも前だけを見つめていて怖ければ 逃げてもいい逃げただけまた頑張ればいいだけどそのためには早く戦うべき場所
和帆 さん作 [199]
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