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のすけ さんの投稿された作品が16件見つかりました。
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景色
秋雨が綺麗に見える病室の窓の中には動けぬ自分
のすけ さん作 [329] -
10の壁
彼と私には10という隔たりがあった。それは、歳のことでもあるし、身長差でもあるし、当時の収入を比較した数字でもあった。その全てにおいて、私は彼を上回っていた。10月01日生まれである私は、01月10日生まれである彼から、プロポーズを受けた。それは付き合って、10ヶ月たった日のことだった。この10という数字を、縁と見るか、隔たりと見るかは人それぞれだと思う。私は…当時の私は隔たりだと感じた。だから
のすけ さん作 [338] -
策略
「恋愛…もうやだわ。」ため息混じりに呟いた。雅が佳織に振られたのは3日前。共通の友人である祥子が心配して話を聞きに来た。「そんなこと言わないの。」元気づけたいが、月並みな言葉しか浮かばない。2人が座る微妙な距離が、一層言葉をかけづらくする。「また、いい人見つかるって。」何とか見つけて言った言葉は、見事に雅の痛みに刺さった。「簡単にいうな!」雅の剣幕に思わずたじろいた。「すぐ、すぐに忘れられるわけ
のすけ さん作 [361] -
大人の対応。
とある企業が野菜作りに着手しました。普段野菜作ってる企業じゃないんですよ。その企業を攻撃するつもりはないので、あえて名前はふせます。それで、私はその企業の方とご一緒する機会が度々あるわけです。ま、左遷されてる方なんですけどね。でも毎回、その野菜の自慢をされるんです。「うちのは無農薬で〜」とか「すごく低価格で〜」とか。ま、決してその人が作ってるわけじゃないんですけどね。そして、ある時自慢のレタスを
のすけ さん作 [545] -
ロー
といっても、下段回し蹴りのことではないですよ(笑)とある、法律家の先生がこんなことを言ってました。「刑法は被告人が反省するための刑罰を決める法律。」まあ、正確に言葉は再現出来てないですけど、要するに法は被害者のためにあるものじゃないってことです。加害者の反省と、犯罪抑制のためにあるそうな。マジで?だから、その是非はともかくとして、道徳的観念から刑法を見るとややこしくなるんですよ。道徳は、どう考え
のすけ さん作 [474] -
知るということ。
イメージして下さい。今、あなたは道を歩いています。ふと目をやると、道の端にタンポポが咲いていました。さて、どうします?僕ならこう思います。『あ、タンポポだ。』だから、時間があれば、写メを撮ります。もし、綿毛の状態だったら、ふーっと吹いて綿毛を飛ばします。でも、知らない花だったら?見ても素通りします。逆に、たまたま知ってた、もの凄く珍しい貴重な花だったら?めちゃくちゃテンション上がります。でも、知
のすけ さん作 [603]
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