トップページ >> ハイスピードフロッグ さんの一覧
ハイスピードフロッグ さんの投稿された作品が14件見つかりました。
- 1
- 2
-
theWORLD〜ナル国王〜
レンガでできた家、賑やかな声。そして、大きく立派な城。 太一は、普段見慣れている景色と全然違い、つい辺りをキョロキョロ見渡し感動していた。 そんな太一を、見てレイナはクスッと笑い、城へと歩きだした。 「ナル国王ってどんな人?」 太一は、レイナに質問した。 「ナル国王はね、一言で言うと変わってるかな〜。」 つまり“変な王”ってわけか…。ますます実物を見て見たいな
ハイスピードフロッグ さん作 [188] -
theWORLD
「それケルベロスっていうんだって。」 …だからなに?助けてくるよ。太一は、思った。ケルベロスから逃げようとするが、左右からくる、「オテ」に苦戦していた。 女のほうは、この犬を見慣れているようだった。そして、犬に向かいこう言い放った。 「一郎、次郎、三郎マテ!」 「クゥ〜ン。」 見た目からは、想像できないほどカワイイ声で鳴き、おとなしくなった。 「あんたこの世界に来たば
ハイスピードフロッグ さん作 [239] -
theWORLD〜魔界〜
太一は、不思議な空間さまよっていた。どこを見渡しても真っ白だった。太一は今まで、そしてこれから起こることは全て夢なんだと思い込んでいた。 ただ真っ白いだけの空間を歩いて行くと目の前に光が見えた。太一は光に手を伸ばすといきなり空間が歪み渦をまいて、空間が弾け飛び、目の前に青い空が見えた。青い空が見えた瞬間太一に下向きの力が働いた。 「うわあぁぁぁ…ガサッ。ドンッ!」 太一は、大きな怪我を
ハイスピードフロッグ さん作 [187] -
theWORLD〜旅立ち〜
「魔界…って俺を馬鹿にしてるのか?」 太一は、男の子に言い放った。 男の子は、床に手を置きなにかをつぶやいた。すると、床に黒い大きいな穴ができた。しかも、少しずつ大きくなっているようだ。「魔界とは…。」男の子は、なにかを語ろうとしたが、やめたようだ。 「とにかく、貴方は魔界へ行かなければいけないのです。この穴の先が魔界へ繋がっています。まずは、ナル国王に会うと良いでしょう。」 突然のことに
ハイスピードフロッグ さん作 [232] -
theWORLD
道は、こっちだよ…。何者かが、身体を支配している感じだ。 この公園の角を右に曲がったところに住宅街がある。そして、そこには一軒だけ家が建っていないところがあるはずだったが…。 太一は、眼を疑った。「嘘だ…。なんで家がしかも写真と同じ家だ。」そこには、母さんや家族一緒に写っている写真に写っていた家だったのだ。 家の前に、一人の子どもが、こっちを見て手招きをしている。家の玄関に近付くと子ど
ハイスピードフロッグ さん作 [254] -
theWORLD〜始動〜
「いつもとかわらない。」それは、太一の思い込みだった。 学校からもらった休日も、あっという間に残り1日となった。 奇妙な夢を見ることもあったが、しょせん夢であり、変わらない生活がまっている。 佐藤は、意識も戻り元気だ。暇を持て余す太一にとって見舞いに行くことは、1日のなかで1番の楽しみになっていた。 「そろそろ見舞いに行こうかな。」 いつも出掛ける時に、母さんの写真に一言つぶやき出掛け
ハイスピードフロッグ さん作 [189] -
theWORLD〜夢〜
少しだけ自分の住んでいる世界の価値観が変わった。 そうあの日佐藤が長髪に襲われた時だった。あの不思議な力は、なぜか懐かしい感じがした。 そして、今日も見た夢今度は、樹々が生い茂りその中央に湖が広がっている景色で、女の人(高校生くらいだった)が、湖の真ん中で溺れかけている夢だった。俺は助けようと向かったが、白い霧が、突然視界を遮った。霧が晴れると、景色が、180度変わり空が暗く、少しさびし
ハイスピードフロッグ さん作 [217] -
theWORLD〜颯鬼編〜
ここが、俺の場所か。颯鬼(ふうき)は、つぶやいた。 5年前、颯鬼が不思議な力をてにいれた場所である。しかし、今は警察署が建っていた。 世間では、切裂きジャックと恐れられ、有名だが、ここには俺と同じ「力」をてにいれた奴が監禁されている。 力を持つ人間は、俺を含め4人。1人は、腰抜けの男。もう1人は、髪の短い女だった。 最後の力の持ち主が、どんな奴か楽しみだが、警察署に監禁されているとな
ハイスピードフロッグ さん作 [245] -
theWORLD
太一は、学校から一週間の休みをもらった。今朝見た夢が、まだ気になるが、父さんが、見せたいところがあるというのだ。 父さんの車に乗り、ある住宅街に向かった。他の住宅街より少しさびしい感じだったが、太一にとってなつかしい感じもした。 そして、ある場所に着いた。 「ここは?」 太一は、父さんに尋ねる。すると、懐かしそうに語りはじめにた。 「父さんと母さんと太一が一緒に暮らしていた家だよ
ハイスピードフロッグ さん作 [245] -
theWORLD
病院に運ばれた佐藤は気絶していただけだったらしい。家に帰る時に、警察官の1人に聞いた。 まさか、パトカーに俺が乗るとは思わなかった。まだ切裂きジャックがうろついているかもしれないからだそうだ。 家の前まで送ってもらった。(正確には、強制的だった。)家の前には、父の姿があった。 ほぼ男手一つで育ててくれた父の眼は、強くて優しいが、奥の方には、深い悲しみが横たわっている。 「無事でよか
ハイスピードフロッグ さん作 [248]
- 1
- 2