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ウガヲ さんの投稿された作品が8件見つかりました。
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勘違いSTORY〜ホラー編〜
『仮に私はA子。』「仮に僕はB男。」二人は同じマンションの、同じ階に住んでいる。ここまではよくある物語。ただひとつ違うのは……。〜ガサツ女と臆病男〜私は最近髪の毛に悩まされている。僕は最近髪の毛に悩まされている。私は最近抜け毛が凄い。多分季節の変わり目だからだろう。僕には呪いがかけられている。毎朝恐ろしい目にあっているからだ。それにしてもよく抜ける。手ぐしをすると少しビックリするくらい。それにし
ウガヲ さん作 [236] -
Ticket LAST
透き通った声。自然と広がる貴方の空気。藍色のビー玉は、貴方を思い出すたびに輝くよ。〜Ticket LAST〜それ以上言わないで。そんなの受け止められないよ。「……でも。」『わ、忘れてください!!お願いします!今のはっっ!!今までの、ことは……』沈黙が始まった。しかしその沈黙は、案外早く終わりを告げる。「あの、さっきから。いや、この前から。君は勘違いをしていませんか?」『…なにを、ですか?』どん底
あいな さん作 [232] -
Ticket ?
貴方の表情に一喜一憂してしまう。こんなに溺れたのは初めてかも。それほど大好きなんです。〜Ticket ?〜『はぁ、はぁ、はぁ』いつ振りだろう、こんなに必死に走ったのは。「あれ?」振り向くと、やっぱり彼がいた。「また、会いに来てくれたんですね。」そのはにかんだ笑顔。調子が狂う。落ち着いて。落ち着いて。落ち着いて。『そうです。…そうなんです……。』言いたいことがありすぎて、想いが膨らみすぎて……私は
あいな さん作 [206] -
Ticket?
もしかして不器用なの?伝えて、はっきりと。貴方の想いがすぐそこまで近づいている。〜Ticket?〜あの日から、私は特急にしか乗っていない。理由はハッキリしている。あの駅についたら、降りてしまいそうだから。弱い自分に、情けなくなった。思い出にするにはまだ鮮やかすぎて、落ち込むにもまだ理由が足りなくて。なんだかモヤモヤした日々を過ごしている。ただ、あの日の両想い切符と藍色のビー玉が私の手の中にあるだ
あいな さん作 [202] -
Ticket?
まるで夢の続きみたい。心地いいけど、長くは味わえない。そんな気がする。〜Ticket?〜久しぶりに降りたこの駅。髪の毛は少し乱れていた。『私、どんだけ急いでんの?』自分の姿にちょっと笑えた。「そんなに?」後ろから声がした。『えっ』振り向くと、ホームのベンチに彼が座っていた。「そんなに僕に会いたかったんですか?」ほら、まただ。はにかんだ貴方にドキッとしてしまう。いつもなら適当に言い返せるのに。自分
あいな さん作 [212] -
Ticket ?
藍色のビー玉。このビー玉に、貴方はどんな想いを込めていたの?〜Ticket?〜少し名残惜しかったが、電車に乗って地元へと帰る。自宅に着くまで私はずっと、彼のことを考えていた。『ビー玉…かぁ。』何となく呟く。『あ、名前…。』今更名前を聞き忘れたと気づいた。(まぁでも、また会うからいっか。)なんて少し余裕な自分がいる。思えばビー玉なんて手にしたのは、いつぶりだろうか。かなり久しぶりなことは確か。誰か
あいな さん作 [186] -
Ticket ?
輝く貴方。まるで宝箱を覗いているみたい。私もその中に入ってみたいな。〜Ticket?〜小さなホームに降りた。一緒に降りたのは、可愛らしいお祖母ちゃんと学生カップルだけ。(ふーん。あんまり降りないんだ、この駅。)何て思いながら、両想い切符にハンコを押してもらった。何にもないこの駅。なんだか宝物がある予感。細い道をのんびり歩いていると、突然強い光が目に入ってきた。その場所に目を向けると、一人の男がい
あいな さん作 [229] -
Ticket
何となく乗った電車何となく買った切符それは貴方に恋するための“何となく”だったのかもしれない〜Ticket〜東京の郊外に住む私。これといった趣味もなく。日々のんびり何となく生きている。ある日の休日。何となく電車に乗りたくなった。切符を買ったら、それは“両想い切符”だった。少し嬉しくなりながら、あてもなく電車に乗り込んだ。小さなアクビが気持ちいい昼下がり。“恋”という文字が目に入った。どうやらこの
あいな さん作 [224]
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