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いー さんの投稿された作品が22件見つかりました。

 
  • エデン

    此処はとある協会。シスターや白い服を身にまとった司教とその見習い。そこまではよくある光景だ。ただ此処には黒い服をまとった人達が何人もいる。コツコツ…大広間に何人もの黒い服の人達が集まるなか一人白い司教が前に立つ。「これからお話することは皆さんにとって酷なお話になるでしょう。」一人の黒い服の人が白い司教に尋ねる。「どういう意味でしょうか?リキ元帥。」司教…リキ元帥は小さなため息をする。「この協会の
    いー さん作 [320]
  • タバコの香

    ある日、君からいつもと違う香りがした。僕のタバコと違うタバコのにおい。僕と歩く時君は右手しか繋がない。左手では触れた事も無い。左手にはめているピンキ―リング。僕は君の全てを見たいし僕だけを、僕の全てを愛して欲しいし、愛している。でも君は違うんだね。君が全てを愛している人は僕ではありませんでした。「さよなら…。」君は僕では駄目なんだね。僕のネガイ。僕という人がいたことを忘れないで欲しい。さよならを
    水宵 さん作 [219]
  • 蝶の舞う駅のホーム

    「さようなら…。」彼女は引越しのために僕の前から去っていった。最後駅のホームで泣きながら何度も抱きあってキスをした。僕の夢は彼女との幸せな家庭を作る意外になにもなかった。「遠恋じゃ駄目なのか?」僕の問いに彼女はうつむいた。「ごめん…。」ただ彼女は泣きじゃくるだけだった。「もういい。あっちに行ったら僕のこと忘れて。」彼女はただ泣きじゃくるだけだった。彼女が去っていったあの日から僕は壊れた。そんなあ
    水宵 さん作 [263]
  • 夜に吹く風?

    「私には…記憶がない。いや、言い方が違うかもしれないね。記憶が抜け落ちてるんだ。」幸は隠していた事を話し出す。「私には…兄がいた。血は繋がって無かったけどね。明って言ってね、明の友達とその友達と四人で住んでいたんだ。その時の後者のが輝だよ。前者の名前は輪っていってね、兄みたいな存在だった。私達は住むところを転々として…旅をしていた。いろんな人に出会えたし、楽しかったし、幸せ…だった。」幸せだった
    水宵 さん作 [262]
  • 夜に吹く風?

    「兄貴として、俺はあいつに…ルナに教えなければならない事がある。頼めるか…レック?」「ハイ。ワタシはルシエル様の忠実な下部デス。この命が滅びようとも約束は果たしてみせマス。」申し訳ありません…ルシエル様。約束が守れませんでした。許して貰おうとは思いまセン。ただ…謝らせて下さい…。「レックが決心したんだ。私達も話し合うべきなのかもしれないね。」幸はいつになく真剣顔で言った。「話し合うって…。」俺は
    水宵 さん作 [237]
  • 夜に吹く風?

    記憶の破片を辿る。何故だろう?こんなに求めているのに、知りたくない。何故私は弟を…恨んでる?理由がわからない。私は何故…?「レック!」レックが最後に持っていたカプセルが光った。眩しくて、暖かくて…でも悲しい光。あまりの眩しさに目をつむる。光がおさまって目を開けると見えなかった輝の姿があった。「ばかレック…。」輝は辛そうな顔でそう呟いた。「人を喰って生きる…か。」リルが呟く。「何処も弱肉強食の世界
    水宵 さん作 [239]
  • 夜に吹く風?

    『――此処より綺麗な所デスカ?ワタシは存じ上げておりませんネェ…。あくまでワタシの…奴隷の意見ですが。』あの時ワタシはどんな顔をしていたのでしょう?自らを卑下するワタシに貴方は言ってくださったのデス。《お前は…その卑下するのをやめるべきだ。己を低くみてたらいつか、後悔するぞ?よし!決めた!お前はこれから自分の世界を壊せ。break …お前は今日からレックだ!》貴方が名前をつけてくれたその時から…
    水宵 さん作 [258]
  • 夜に吹く風?

    ワタシも、あの中に入れたならどれだけ楽しいだろうかー。わかってる。ワタシにそんな資格などないんですカラ…。「幸は…女なのか?」輝の変わりにドールが答える。「いや、胸はないし…子宮もないんだよ。けど男性器がついてる訳ではない…。」「でも幸は…天使なんじゃないのか?だって…翼が…。」「…天使だけど、天使じゃないんだ。彼の母親は天使なんだけど父親は吸血鬼。幸はどちらかというと吸血鬼にちかいかな?」『あ
    水宵 さん作 [268]
  • 夜に吹く風?

    所々に紅がある。あれは…瞳?瞳が紅いという事はレック…?あれは…翼?2組ある…幸と夜宵?輝は?じゃぁ俺の前にいるのは輝?「輝…?」返事はない。チリン…。鈴の音がする。「妖精?リル?」誰―?『生きたくない…。』夜宵?『私は誰?』幸?『いつまで続くんだよ…。』輝?『ワタシの事を忘れないで下サイ。』レック?チリン…。誰かが俺の耳元に近づく。「生きたいの…?」妖精の声だ。「当たり前だ。」「ふぅん。」あれ
    水宵 さん作 [280]
  • 夜に吹く風?

    目が、ぼんやりする。…殺された?記憶がない。それは夜宵と同じく脳が無いってことか?レックはあそこには居なかった?だとしたらレックはいつの人間なんだ?…そもそも人間なのか?リルは?あいつは何者なんだ?現代でも会えると言ったけど、会えるのか?輝と幸はなんで生きてる?何故昔と名前が違う?俺の直感が正しければなぜ悪魔の輝と天使の幸が一緒にいる?しかも輝は王族なんだろ?…何故?「知りたいの?でも駄目ね…。
    水宵 さん作 [308]
 
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