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TAMAKI さんの投稿された作品が51件見つかりました。

 
  • 優しい夜明け 52

    「山本さん、山中敦は今どこにいますか?」「わかりません。」「……桂由美さんを、ご存じですよね?」 「はい。早苗の子供です。」「早苗さんと山中敦との子供ですね?桂明美と由美は姉妹である。そして山中敦の亡くなった嫁は、山本さん、あなたと同級生です。違いますか?……山中敦との関係はいつからか教えて頂けませんか?」「………。明美は失踪してます。由美は………、亡くなりました。」??
    TAMAKI さん作 [616]
  • 優しい夜明け 51

    「桂早苗さんは自殺で亡くなられたんですね?高山県警で調べて頂きました。」「………。」「自殺理由は遺書も何もなかったので、理由ははっきりとは分からないらしいですが、あなたと山中との関係を知ってたんではないですか?」「そんなはずは……ありません。」「そう思ってるだけですね?」「………。」
    TAMAKI さん作 [540]
  • 優しい夜明け 50

    「山本さん、答えてください。」「何度か会いました。」「なぜですか?」「付き合っていたからです。」「男女の関係だったと言う事ですね?」「はい。」「いつ知り合いましたか?」「早苗が紹介した時です。」「いつ、そういう仲になりましたか?」「覚えていません。」「では、早苗さんは、あなた達の関係は知っていましたか?」「………。」「分かりました。」
    TAMAKI さん作 [503]
  • 優しい夜明け 49

    山本は小さく頷いた。「山本さん、山中敦という男をご存じですね?」「………。」「あなたが山中敦と会ってる所を見た人物がいます。どういうご関係ですか?」「………。」「質問を変えます、山中敦は桂早苗の愛人、つまり、桂明美、由美の父親ですね?」「はい。」「指名手配されてるのはご存じですか?」「はい。」「あなたは山中敦と会った事はありますか?」 …………「はい。」「それは二人だけですか?」「はい。」「具
    TAMAKI さん作 [467]
  • 優しい夜明け 48

    「とにかく山本さん、あなたに話しがあります。事情聴取になります、我々と来て下さい。」……… 私は山本に山中敦との関係を聞かなければならない。捜査室は相変わらず騒がしい、皆、それぞれの班に分かれ、私服刑事を始め、高山から来た、捜査一課の数人が出入りし、鑑識が慌ただしく動いていた。 横目で見ながら通りすぎ、一室へと山本を通した。 山本は腰掛け、私と向かいあった。植山が扉の前に立ち、ノートを手に頷
    TAMAKI さん作 [541]
  • 優しい夜明け 47

    山本は睨みつけ、大きく溜息をつき 「刑事さんは、私が犯人だと、おっしゃりたいのかしら?桂早苗は……私の姉は病でなくなったんです。」 「山本さん、警察を甘く見てもらっては困る、警察はね、何班にも分かれ、高山県警にも協力してもらってるんですよ、あなたのお姉さんは病ではない自殺されたんだ。」ここまで言うと山本は黙りこんだ。 「川畑さん〜、中入れるそうですよ。準備整いました。」植山の声がする。私達は山
    TAMAKI さん作 [574]
  • 優しい夜明け 46

    「…………免許証…ですか?」「はい。」……沈黙は続く。 そうこうしている内に到着した。まずは鑑識が数名ワゴンから降りる。 私と植山、同じ班の者、寺島達が降りる。吊られる様に山本が降りた。私は言う。 「身元が分からない、あなたに確認して頂きたい、本当は明美さんの父親にも見て頂きたい。」そこまで言うと山本は怪訝な顔をした。「……刑事さん、何かおっしゃりたいなら、はっきりして下さい。」「戸籍を確認しま
    TAMAKI さん作 [451]
  • 優しい夜明け 45

    私は山本と鑑識、同じ班の者を連れて霊安室へと向かうためワゴン車に乗った。 山本は相変わらず無表情だ。 ここでの指揮は私に任された。 「いゃあ、山本さん、あなたに二度も会う事になるとはね…。」 「はぁ……。」 無表情で俯いた。私は話しを続ける。 「山本さん遺体を見てビックリなさるとは思うんですがね、我々…と申しましても、違う班が今回の担当なんですがね、班の者はあなたの亡くなられた、お姉さんの娘、
    TAMAKI さん作 [390]
  • 易しい夜明け 44

    山本静子を連れて 遺体安置室へと入った。遺体の身元が分からないため、普通なら遺体が運ばれて、すぐ遺族が確認のため 遺体と対面するものなのだが、今回は全く違うケースだ。 遺体を仏さんと言う事としよう。 仏さんを そのままにすると、腐敗がすごく臭いなんて、たまったもんじゃない。今回の仏さんはバラバラのうえ、顔が潰れている、おまけに髪は剃られ、指紋が焼かれ、爪は剥がされ、歯は抜かれている様だが、確認
    TAMAKI さん作 [563]
  • 易しい夜明け 43

    すると 扉が開いた。山本静子が捜査官につれられて 入ってきたのだ。 静子は深々と頭を下げた。……… 捜査官の1人が修二に耳打ちをした。 「川畑さん…今から遺体確認になります。一緒に来られた方が……。」 「何か他に分かった事はないのか?」 「今、鑑識から連絡が入り、爪が見つかった様です、おそらく身元も判明すると……、山中敦の方は見つからない様です、会社にも来ていない、自宅にも…、あっ!この件
    TAMAKI さん作 [504]
 
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