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VEGO さんの投稿された作品が14件見つかりました。
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エキゾースト?
一週間後。午後11時半。健助は理奈を乗せた原チャリで住宅街のコンビニに向かっていた。服はカジュアル系で結構センスが良い。が、その服と裏腹に健助の顔は後悔に満ち溢れていた。同時刻。コンビニの前には2つの影があった。1つ目の影は伊勢紅葉。車止めに座ってケータイでメールを打っていた。もちろんギャルの格好だ。2つ目はボブ・ブローズ。バカデカいバイクに座ってコーラを飲んでいる。ボブの黒のB服はコンビニに寄
VEGO さん作 [363] -
連続殺人犯 1
俺に家族はいない。俺が中2の時、親父は物凄いアル中だった。仕事もしていないプータローで自分の妻に金を稼がせては酒とパチンコにつぎ込むサイテー野郎だ。終いにはこれでもかと言うほどの家庭内暴力。お袋はそんな親父に我慢出来なくなり、とうとう家出した。それを知った親父はこう言い放った。親父「ーったく! 何やってんだあのクソアマは!! ほんの少しの金を稼ぐ意外なんも出来ねぇくせに!!」これを聞いた俺はブチ
VEGO さん作 [393] -
エキゾースト?
不良軍団を倒した次の日の朝。チャイムが鳴り終わるとほぼ同時に健助が教室に走り込んだ。担任「ギリギリで遅刻は免れたな。」健助「当たり前ですよ。」適当に担任の言葉を流すと自分の席に向かった。座ったところで伊勢紅葉が話し掛けてきた普段さりげなくこいつとはよく話す。紅葉「健助〜 あっちの住宅街に心霊スポットあんの知ってる?」健助「? 知らないケド…そこがどうかしたの?」紅葉「昨日ウチの友達が行ったらしぃ
VEGO さん作 [429] -
エキゾースト?
一方健助は襲いかかって来る不良を次々と倒していった。残った不良はあと6人。そのなかにツーブロもいた。健助は走ってツーブロに近づくとドロップキックを食らわした。ツーブロは宙を飛び、後ろにいた男に激突する。彼はその衝撃で持っていた鉄パイプを手放した。後ろにいた男はすぐに立ち上がりそれを掴み上げる。そして2本のパイプを器用にクルクルと回し、ニヤリと笑った。健助は先制攻撃を仕掛けようと一歩踏み込んだ。だ
VEGO さん作 [434] -
エキゾースト?
健助はバットを避け、背もたれに飛び乗る。ベンチが金属バットで叩かれ少しへこんだ。健助「理奈!! にげろ!・・・って…あれ?」理奈は既に遥か遠くにいた。ボブが金髪の顔面を上段蹴りで潰す。金髪「ーガッ・・・」ボブ「うわっ 最悪! ローファーにカレー付いたっ」兄ちゃん「ローファーより自分の心配しろや!!」そう 言いながら兄ちゃんが殴りかかって来る。ボブ「お前も自分の心配したらどうだ?」兄ちゃんの拳が
VEGO さん作 [429] -
エキゾースト?
理奈、ボブ、俺の3人で中庭のベンチに座る。上を向くと校舎と校舎の間の空が真っ青で清々しい。そこを雀が2〜3羽飛んで行く。健助「・・・なんか今日の昼休みいつもより気持ちいいぜ」ボブ「こいつらがいなかったらな…」健助はボブが言い終わってワンテンポ置いてから前を見た。不良の軍団。全員の手にはバットやら鉄パイプやらかが握りしめられていた。ざっと2〜30人はいる。そしてそいつらの先頭に立っていたのは制服と
VEGO さん作 [438] -
エキゾースト?
俺の後ろに立った2人。お世辞にもカッコいいとは言えない。てかぶっちゃけブサイク。金髪「次俺らの前でイチャついたらガチでブッ殺すからな」金髪が冷たく言い放った。隣にいたツーブロがいきなり俺を殴る。健助「―ッ!」ダーン!!本日二度目のイスからの落下。ツーブロ「今回はこれで勘弁してやるよ」健助「はぁ!? フザケんな!!」そう言いながら空手の代表技である正拳突きを繰り出す。みぞおちにクリーンヒット。ツー
VEGO さん作 [490] -
エキゾースト?
キーンコーンカーンコーン昼休み。健助は机にしがみついて寝ていた。ボブ「YO! 寝てんじゃねぇ!!」ボブの前蹴りが健助の頭に炸裂した。バランスが崩れイスごと倒れる。健助「痛ってぇー!!」皆が一斉に振り返ったが、ボブは気にせずに話す。ボブ「食堂行こうぜ」・・・こいつはその為だけに俺を蹴り飛ばしたのか!?健助「次からもっとソフトな起こし方を約束するなら行くケド?」ボブ「じゃあお前も授業中寝ない約束をし
VEGO さん作 [449] -
赤い小説。
「・・・疲れた…。」ファミレスのバイトが終わり、家のベッドに倒れこむ。女の一人暮らしには丁度いい広さのアパートだ。そして何気なくケータイを手に取りホラー系の小説サイトを開く。幾つも並ぶ題名のなかに一つだけ赤い文字の題名があった。無題。気になって開いてみると、こう書いてあった。『死にたくない方は一番下の画像は絶対に開かないで下さい。』人間という生き物はするなと言われるとしたくなるものだ。ましてや何
VEGO さん作 [930] -
エキゾースト?
ピー、ピー、ピー、ピー 午前7時。 床に色々と物が転がった四畳半ほどの部屋に時計のアラームが鳴り響く。 ガチャッ!! 布団から伸びた手が乱暴に時計を叩き、アラームを消した。 「もう朝かよ・・・。まだ3分くらいしか寝てない気がする…。」入学式から3日。毎朝同じことを言っている。クラスの奴らの名前はまだほとんど覚えていない。辛うじて自分の周りの奴を覚えただけだ。前のみつあみデブは加藤美咲
VEGO さん作 [463]
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