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コーム さんの投稿された作品が8件見つかりました。
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ジェームル
朝七時、部屋に目覚ましの音が鳴り響く。眠い目を擦りながら頭上の目覚ましを手で探す。起き上がりテレビを付け、十分ほどボーっと眺める。そして、シャワーを浴びる。これが毎日の日課になっていた。仕事に行く準備をする。僕の仕事はスーツを着たり制服を着るわけでもない私服なのだ。僕は美容師になって三年目、デビュー間近のアシスタントだ。毎日の朝は起きる事も大変だが着る服選びにも困る。いくら私服でも汚い格好はでき
コーム さん作 [447] -
ジュエル〜誕生日?〜
君の家に着いたのが約束の時間の一時間後だった。電車で行けばすぐだが今日は自転車だったからだ。家に着きインターホンを鳴らす、中から足音が聞えてきた。ドアが開いて、君が抱きついてきた。僕が来た時はいつも、君はすぐに玄関まで来て僕に抱きついて迎えてくれた。今日は遅くなったので少し心配そうな顔だったから自転車で来たから遅れたっと言い頭を撫でてあげるとうれしそうに笑った。僕は遅くなったのはあくまでも自転車
コーム さん作 [234] -
ジュエル〜誕生日〜
僕は自分で言うのもなんだが好きな人には尽くす方だ。一種のロマンチストなのかもしれない。ただ、好きな人に喜んでもらいたいだけなのだ。―2005年―9月7日今日は君の誕生日。付き合って初めての誕生日だ。正直僕はプレゼントには迷った。指輪は去年のクリスマスにあげたし、バイトの給料日までまだある。そんなに値のはる物はあげられない。迷っていたら今日になった。君に会うまでにプレゼントを用意しなければ
コーム さん作 [289] -
ジュエル〜夏日記〜
―2005年―8月12日僕達は夏休みに入った。二人でいる時間が増えたが過ごし方は学校があった時とあまりかわらなかった。夏休みの大半はお互いの家を行き来し、朝から晩まで一緒にいた。たまに映画を観に行った。君は感動屋で感動系は必ず涙した。そんな君の頭を優しく撫でた。帰り道、映画の評価を二人でするのが楽しかった。海にも行き、泳いだ後に近くの水族館に行った。海でハシャイダせいか僕は少し疲れていたが君が僕
コーム さん作 [295] -
贈る詩
あいまいな気持ちで君を抱きあいまいな気持ちのまま君を傷つけて君の言葉を聞こうともせず自分勝手でごめんね今さら遅いけど大好きな君に好きになってくれてありがとう
コーム さん作 [248] -
ジュエル〜君の気持ち〜
『君はいつも隣に居てくれて笑いかけてくれた。でも僕はそれがあたり前だと勘違いし、君が本当に伝えたかった事に気付いてあげられなかったね』―2005年―7月23日友達の紹介で君と付き合う事になった。君は僕と同じ学生だったけど、僕は高校二年、君は一年の年下だった。始めは年下の事に戸惑っていたけど一年たちそういった戸惑いもなくなった。平日、休日関係なく僕達はいつでも一緒に居た。彼女の家にいき、終電まで一
コーム さん作 [309] -
とうきょう
東京に来て三度目の春が来た。この街にもなれ、生活にも余裕ができた。休みの日に久しぶりに公園を散歩した。桜並木、風が春の香を運んでくれる。ベンチに座り空を見上げる。空は青く、広く、雲一つなかった。自分の中のもやもやが突然押し寄せて来た。このままの生活でいいのだろうか考える。もう一人の自分と向き合う。ここ三年間頑張ってきた。別に仕事が嫌になったわけでもない、ただ、疲れていた。実家に戻ってゆっくりする
コーム さん作 [224] -
ジュエル
『君と過ごした三年は本当に幸せだった』―2004年・10月25日―\r僕はバイトに迎うためいつもより少し早めに家をでた。自転車を走らせると向かい風が手や顔にあたり冷たかった。いつも通る道、いつもならぎりぎりまで家に居てバイト前には絶対に寄るはずがない本屋、だが今日は時間がある、それにいつも読んでいる週刊誌の発売日、僕はすかさず本屋に寄った。本を読みおえ店内をブラブラする、まだ時間はある。早く
コーム さん作 [357]
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