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ハバネロベッパーさんの投稿された作品が55件見つかりました。

 
  • 空手道佐山塾 あとがき後編

    実戦配備とは死と隣り合わせだ。 敵はこちらの命を狙う。勿論こちらも敵の命を狙う。 そんな時、やはり信頼出来るのは仲間だ。 互いの背中を護り合う仲間だ。 だからこそ仲間に敬意を表する事、仲間の為に命を掛けることが当たり前になる。 だからいじめなど無い。 そんな暇も無い。 ところが自衛隊は縄跳びやサンドバッグ、シャドーボクシングはしてもスパーリングすらしないボクサーのような状態だ。 だか、訓練だけはす
    ハバネロベッパーさん作 [646]
  • 空手道 佐山塾あとがき前編

    まずは訂正とお詫びを 最終話後編の中で、師範や師範代の足元…と書いてありますが、正しくは、師範や師範代 が 足元にも及ばない人間に…です。 意味が逆になってしまいますね。 失礼しました。 お詫びして訂正致します。 さて、拙作空手道佐山塾を一編でも、または、全編にわたってお読み戴きありがとう御座いました。 正直今回はどなたにもお読み戴けないと思いながら投稿致しました。 前作、シャドーオプスからだいぶ
    ハバネロベッパーさん作 [705]
  • 空手道 佐山塾 最終話後編

    カメラマンが急ぎ兵士にカメラを向けると、気付いたのか兵士はクルリと背を向けて山の中へと消えた…が…一瞬アップになった黒いサングラスを掛けた横顔はアメリカ人ではなく東洋系だった。 そして、その横顔は紛れもないK先輩だった。 その後ろ姿を見て俺は確信した。 先輩…肉体労働って… シールズ隊員だったのか… 世界最強と言われる特殊部隊シールズ 先輩のあの身体 あの瞳 確かにただものではない雰囲気だった…
    ハバネロベッパーさん作 [676]
  • 空手道 佐山塾 最終話 前編

    次の日から、俺はどの現場でもすこぶる仕事がしやすかった。 瞬く間に噂は広がり、俺は現場の味方…として、好意的に受け入れられたらしい。 ま、災い転じてなんとやらで、悪いより良いにこしたことはない。 そうこうするうちに東京に来てから早3ヶ月ほど経った頃だった。 俺はクライアントとの打ち合わせの為に、待ち合わせ場所の喫茶店で先方を待っていた。 遅くなるとの電話を貰い、暇つぶしで人の出入りを眺めていると、
    ハバネロベッパーさん作 [939]
  • 空手道 佐山塾11

    どうしたんですか…皆さん? あの野郎はよぉ、なめ腐りやがってんだよっ! 現場現場で勝手な事しやがってな、あんたんとこの社長の幼なじみだかなんだか知らねーけどよお いい迷惑だったんだよっ! にしてもだ、スカッとしたねぇ、あんたてえしたもんだょ! どうやら今までも、適当かましてたらしい…師範殿は… 情けねえな… 俺は心底師範の人間性を情けなく思った。 先輩はこんな野郎に憧れて、そして侮辱されて… 俺は
    ハバネロベッパーさん作 [617]
  • 空手道 佐山塾10

    やっぱり… 師範は俺を覚えていなかった。 それはそうだろう。 ま、かえって助かる。俺は一通り現場を確認して社に戻ろうと車に向かっていると、師範の話し声が聞こえてきた。 それにしてもあのカレーはうまかったなぁ〜 ん?カレー? 押忍、でも師範まずいっすよ…カレー食ってて遅刻したなんて… バカ、何チマチマした事言ってんだよー そんな事じゃ大した人間になれないんだよー どっしり構えろ! せっかくうまいカ
    ハバネロベッパーさん作 [622]
  • 空手道 佐山塾9

    道場だった建物はそのままだった。 ふと見ると壁にポスターが貼られていた。 それには、師範ではなく、若い道場生がハイキックを決めている写真が使われていた。 この顔… あ…少年部の… それは当時少年部で一番目立っていた阿南君だった。 そうか…阿南君も今はもう大人だ… 当然だろう。 あの日からもう15年だ… 阿南君も25くらいか? どうやら指導員になっているらしい。 道場は同じ中央線の別の駅に移転したと
    ハバネロベッパーさん作 [639]
  • 空手道 佐山塾8

    何でいきなり組手なんだ? 俺は疑問だった。しかも、師範代とK先輩の二人だけ もしかして…俺はかっな想像を巡らせた。 師範の発言を裏付ける為に、お前はやっぱりどうにもならねーんだよ!と思い知らせる為に師範代が仕組んだのではないか… そんな事を俺は考えた。 道場生全員が壁際に並んだ。 人垣を作ってクッションの代わりをするためだ。 何かの拍子に壁に激突するのを防ぐのだ。 審判は師範自らがつとめた。 互い
    ハバネロペッパーさん作 [469]
  • 空手道 佐山塾7

    お前今来たのか? 押忍!何か? いやいい。 あれ!? 先輩今の今まで… 大丈夫っす、聞いてないっす! 師範代の声が聞こえてきた。あ、そか… 先輩は師範に嫌な思いをさせないように配慮したんだ… で、わざわざ外へ出て… 凄すぎる… こんな配慮出来るなんて… 自分をボロクソ言われてんのに… もしかして本物のサムライって先輩のような人間達だったのかもしれない… 俺は素直に感動した 石山先輩達が呼ばれて更衣
    ハバネロペッパーさん作 [487]
  • 空手道 佐山塾6

    俺は正直頭を殴られた気分だった。 俺にこんな思考回路はない。いつもムカつくだのなめんなだの、単純バカだった。 師範代にもムカつくしかなかった。 てっきりK先輩もそうだと決めつけていた。 が、全く違った。 このときから俺の中で何かがガタンと音を立てて変わった。 それまでは適当がモットーだった。 別に無理する必要ねーぢゃん…と。 俺は恥ずかしかった。 チンケな自分を抹殺したかった。 次の日から俺はまと
    ハバネロペッパーさん作 [481]
 
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