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葉月 さんの投稿された作品が15件見つかりました。
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スモーキーピンク5話
「で、一体何があったの?」いつもの、ロイヤルミルクティーをたのんだきみこは、やはりいつものように、温いわねーと言っている「あ?うんあのね…えっと…えっっとね…」「だ?も?うっとーしい!何だってーのさ!!」「キミたん…怖い」何処をどうやって伝えたら良いかよくわからなかった私自身まだ整理がついていない「あのね、チーフとね…キスした…」「そぅ、チーフとキスね……ぬぅあにぃぃぃぃぃ?!!!」いっきに、き
葉月 さん作 [175] -
スモーキーピンク4話
「…いつからだろぅ」あの後、逃げるように、事務所を出てきてしまった。頭の中が、仲澤亮でいっぱいになる。確かに憧れていた、あのディスプレイをみて、何か沸き上がるものを感じた温もりさえ、彼のあの作品には感じたのだ。すぐに、制作者に興味を持ったでも、確実にアーティストとして惚れても、恋愛対象者ではなかった。少なくとも、今までは(う?ん仲澤亮は、私の事を、そういう相手として見てくれてるってこと?じゃなき
葉月 さん作 [176] -
スモーキーピンク・3話
「ゆな、この間頼んだ門松商事の木材どうした?」「えっ、あっはい白に塗って銀ラメを、降ってあります。テラスに置いて乾かしてます」「…何でラメ使った?」「門松商事さんのディスプレイは、比較的昼間よりも夕方にちかい時間に、見られるので、西日に照らされるさい、うるさくない程度の光があったほうが良いと、思いまして」「西日があたる時間はどれくらいだ」「約3時間です」「そうか…成る程」そう言って、笑顔を作る(
葉月 さん作 [268] -
スモーキーピンク・2話
「…仲澤チーフ、仕事を選ぶのはわかりますが、毎年受けてるクライアントさんなんです。今更、やらないなんて我が儘は言えないですよ!第一…」信号が赤になり、車が止まる。運転していた仲澤が、同時に、助手席のヘッド部分を掴み、私の顔に顔を近づける綺麗な顔立ちで、目力のある仲澤…ドクン(えっ?何?何??)「そうじゃない」それだけ言って、信号が青に変わり何ごともなく、運転し続けるドクンドクンドクン(何を
葉月 さん作 [247] -
スモーキーピンク
淡い色合いの季節になると、思い出す…あの大事な時に、貴方と出会って、過ごした日々…今私があるのは、貴方がいたからだからもしまた、会えたらちゃんと伝えよう「ありがとう、そして…」 ―2年前―\r「だから?何でわからないかなぁ?」「わからん」夜中の3時、都内にある事務所に向かう車内今年もあとわずかとなった2000年の11月。高校2年の冬に進路をきめかねていた私が、街中で見た、ひとつのディスプレイ
葉月 さん作 [485]
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