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黄粉 さんの投稿された作品が19件見つかりました。

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  • 不良少女

    朝、私は友達といつものように机を囲んで、話していた。「ねえねえ!真美このオーディション受けたら受かっちゃった!」途中、上原真美が机をかこんでいた私達に向かって満面の笑みを向けながら走ってきた。私は友達の輪から抜け出し、真美に駆け寄る。「えーマジで!?すごいじゃん!」私、椎名夕香は自分の事のように、真美の手を握りながら喜んだ。「そのオーディション、来月の雑誌のモデルページに出れるんだよ〜!」真美は
    黄粉 さん作 [579]
  • 死体放棄少女・第二部・一

    あの体育館での事件があってから二日後、私は病院のベッドで目を覚ました。隣にはお母さんがいた。お母さんは、私の意識が戻ったのを確認すると、泣きながらお父さんと離婚したということを私に告げた。最初は悲しかったが、途中から、私は吹っ切れた。これは現実なんだから・・・「だからね、優子は今日から綾瀬優子になるんだよ。」そうだ。私は前まで佐藤優子だったけれど、お母さんが再婚してこれからは綾瀬優子になるんだ。
    黄粉 さん作 [604]
  • 学校と信頼

    私は結構勉強はできる方だと思う。高校に入学してすぐに、数学の宿題が出た。その時だって、私はスラスラと問題を解くことができた。これでバッチリ。そう思い、やる気満々で学校にへと向かう。「宿題の答え合わせするから加藤から順に答え言って」先生が指示する。私は、大丈夫だとおもいながら、順番を待っていた。皆は苦手な数学を間違える。たまに当てる人もいれば、また間違う人がいる。そしてついに私の番。私の番は、かな
    黄粉 さん作 [683]
  • 死体放棄少女・完

    やがて映像は何年ほどかスキップし、それと同時に女の甲高い悲鳴が聞こえた。さっきの映像にでてきた男が、女に刃物を突き付けていた。やめて!嫌よ死にたくない!女はそう言って、抵抗する。しかし、男は叫びながら女に突進する。同時に女は猫の唸り声のような悲鳴を上げた。すると女の首から血飛沫がとんだ。どうやら女の首に刃物を刺したらしい。優子は、その映像を見たくなかった。なんの映像かもわからないモノを見せられる
    黄粉 さん作 [648]
  • 死体放棄少女・九

    優子は、驚きと恐怖に腰を抜かしながらも男の方へと床に膝をつきながら駆け寄った。「血が・・・お腹、痛いでしょ?早く傷口ふさがなきゃ!」優子は泣きながら男に話しかける。男は苦痛に歪んだ顔で優子を見上げた。「痛い・・・苦し・・・」こんなの初めてだ。この男は弱みなんか一度もこんな事を言ったことはない。ここは危険だ。私が守らなければ。優子は立ち上がり、男を刺した人間を見返した。「なんでこんなことするの麻里
    黄粉 さん作 [655]
  • 死体放棄少女・八

    優子は、普段着のままで学校の体育館へと向かう。麻里奈は苦しんでいるんだ。あのアパートに放棄状態にあった死体は、麻里奈が殺した死体だなんて私思ってないよ。きっと麻里奈は誘拐されただけだ。そして昨日誘拐犯から逃げ出して私に電話した。推理をする名探偵のように、優子はぼんやりと考えていた。麻里奈は苦しんでいるんだ・・・優子は、また自分の中で囁いた。結局体育館に来るまでに、男には会わなかった。「ちゃんと読
    黄粉 さん作 [612]
  • コラボ?

    昨日、if殺人ゲームを読ませて頂きました。そして何故か私が書いた小説の主人公の麻里奈が出ることになっていました。コラボだ!誰かが、コメント欄に麻里奈を出してけれと書き込みをしたらしいです。最初びっくりしたけど、超うれしかったです。携帯を変えたのでしばらくは小説が書けない状態だったので最近は携帯小説を見てなかったのですが・・・や〜それにしてもコラボって面白いですね。兄弟がいるのですが、たまに自分た
    黄粉 さん作 [605]
  • 死体放棄少女・七

    朝、体育館に行くね。昨日の電話の内容優子は、あの後家に帰った。母と父には怒られたが、もうそんなことどうでもいい。ただ、今は橋本を捜すことで頭がいっぱいだった。朝の光がカーテンの隙間から差し込む。優子は服を着替え、家を出た。いきなり帰るのは悪いから、昨日コンビニの駐車場のブロックに置き手紙を置いてきた。このことをしったら男は私をおってくるだろうか?昔から麻里奈と知り合いだった彼はきっと私をおってく
    黄粉 さん作 [633]
  • 死体放棄少女・六

    「ただいま」優子は部屋に入ると、父と母の怒り狂う声が聞こえた。なに・・・?不安になり、リビングのドアを開けようとした。「おまえとなんか離婚だ!」優子はうごきを止める。離婚・・・?父の言葉に、優子は一瞬立ちくらみがした。母と父は、リビングに入ってきた優子を見ると、「優子いたの。お母さん達離婚するから優子、お母さんのところに来なさい。」唐突すぎる。優子はその場でへたりこんでしまった。離婚なんて聞いて
    黄粉 さん作 [622]
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