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ミカミ さんの投稿された作品が10件見つかりました。
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黒ト黎明ノ星 九
朝シンとメイは家にミカを残してレミアに会いに行った図書館の館長室中にはレミアとルミアがいた「やぁシン、それとそっちが『黎明の仮面』かな?」とルミアが言ったシンは黒死病についてレミア達にたずねたするとレミアが「そのことであの後いろいろ調べてみたのよ」レミアが一冊の本を出した「この本にこんな一説が書いてあったわ」『黒の黄昏が病の雨を降らせるため姿を現す時白の黎明が浄化と再生の為に力を放つだろう』「こ
ミカミ さん作 [311] -
黒ト黎明ノ星 八
その日の夜ミカはすでに眠っているシンはメイが言った『黒死病』について問いかけた「黒死病ってのはミカの病気のことなのか?」「フム、間違い無いだろう」「・・・どんな病気なんだ。医者に見せても原因は解らない奇病だといわれたが」「今の我は記憶がはっきりとしてはおらぬから詳しい解らんが・・・」嫌な予感がした「な、なんだよ?」「この病気の先に待っているのは『死』であるらしいのは確かだ」シンはなんとも言えない
ミカミ さん作 [319] -
黒ト黎明ノ星 七
「フム。終わったの」仮面がそう言うとシンがその場にへたり込んだ「こいつらは一体?それにお前は何なんだよ?」とシンが言うと「さっきも言ったろう。我は『黎明の仮面』じゃ」「それは聞いたよ。というより仮面が浮いて話している時点で変じゃないか」「変とは失礼な小僧じゃ」などと言う会話を少し続けて「まぁいいや。であの鎧は何なの?守るとか言っていたけどお前を守っていたの?」「それは知らん」「何だよそれ」「とい
ミカミ さん作 [359] -
黒ト黎明ノ星 六
シンは壁にぶつかった青い鎧が再び飛び上がってシンに向かって落ちてくるシンは避けたがまた吹き飛ばされたマズいそう思った時手に何かが当たった『白い仮面』であった白い仮面は淡い光を放っていたがすぐに消えた何なんだと思った瞬間白い仮面がフワッと宙に浮いた「なんだお前は」仮面がシンに言った「仮面が喋った!」シンは驚きながら言った「我は『黎明の仮面』何やら取り込み中のようだのう」赤と青の鎧が武器を構えて近づ
ミカミ さん作 [316] -
黒ト黎明ノ星 五
遺跡に着いたシンはさっそく中へ入った遺跡の中は日は昔と変わらず大きな樹が根を伸ばしながら立っていたその樹の周りに螺旋階段があり二階に上がる事ができるシンは階段に近づいたその時小さな黒い靄が渦巻いて形になっていく真っ黒な外見で小さな子供位の大きさのアクマが現れた渦はどんどん増えていき小さなアクマをかたどっていったシンは刀を構えた刀や槍は昔からルミアから教わっていたが実戦はこれが初めてであった一匹の
ミカミ さん作 [315] -
黒ト黎明ノ星 四
スピカにある小さな丘の上に村で一番大きな建物である図書館があったシンはその図書館の扉を開いた窓から入る日のひかりで明るく広いフロアがひろがる机や椅子などは無く 壁沿いに大量の本が並んでいるここにはよくミカと本を借りに来ているシンは二階にある館長室に行ったちなみにこの図書館には地下室もあるシンは館長室に入った「あらシン。来たのね」部屋入ると木のデスクに座って何かの書類を書いていた女性がシンに言
ミカミ さん作 [294] -
黒ト黎明ノ星 三
ここはユーアと呼ばれる大陸にある小さな村『スピカ』と呼ばれている小さな川が流れ緩やかな丘があるこの村に2人の兄妹が住んでいた「お兄ちゃん今日は早く帰ってくる?」「あぁわからないよ。今日はレミアさんに呼ばれているから」少年はミカの頭を撫でた「けどできるだけ早く帰るようにするよ。ミカも早く病気を治す為にもちゃんと眠っておくんだよ」「うんわかった」ミカは少年に微笑みながら言った少年もまた微笑んだ俺達
ミカミ さん作 [326] -
黒ト黎明ノ星 二
少年は小走りで気配を感じた方へと近寄っていた ミカは あの娘だけは必ず守るそう自分に言い聞かせながら少年は進んだそして気づいたら建物の入口まで来ていたこの建物 かつては何か会社だったのかイメージ的には小さな銀行の様な感じの建物あたりには瓦礫や紙やらが飛散していた少年は握りしめ強く握りしめ息を潜ませながらドア陰からフロアを覗いた何も居ない少年は鉄パイプを構えながら正面の入口へと進んだ進ん
ミカミ さん作 [333] -
黒ト黎明ノ星
季節は冬 厚い靄に覆われた空 瓦礫と化した町 かつてキョートと呼ばれた都市 廃墟と化した建物に15〜16歳に見える少年がいた少年は疲れきった様子で座り込んでいたその少年のそばに異様で禍々しい雰囲気を纏った仮面があった 仮面は黒く額には赤い宝石のような物が埋め込まれていた少年はその仮面を見て「こんなもの」と弱々しく言い捨て座りながら仮面を蹴った「お兄ちゃん」建物の奥から少年の妹と見られる少女がフラ
ミカミ さん作 [339] -
ELMER-序説1-
「あ〜あ」やっちまったなぁ。周りは喜んでいる奴、喜びか悲しみかわからないが泣いている奴、胴上げとか、奇声をあげている奴、様々な音が聞こえる。俺は今20歳。大学を受験したのはこれが初めてだった。高校を卒業して就職が決まっていたが、どういういきさつかは今はいまいち覚えてはいないが、そこの会社の奴に、「仕方無く雇ってやった」と言われた。俺の態度が気に入らなかったのかもしれない。だがこの言葉だけは忘れな
れお さん作 [322]
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