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ピア さんの投稿された作品が8件見つかりました。
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心は何色?
穏やかな日々が、嵐の日々に変わり...あなたは、豹変しだした。髪を染め、あどけない顔に馴染まない細い眉。勝手にピアスを家で開け...外出しないのに、ギョットするような化粧をして私の前に現れる。そしてヒステリックになり、乱暴な言葉を吐き捨てるようになった。日によっては、何もなかったかのように穏やかになる。その繰り返しが続いた。そして今の苦しい状況の中であなたは必死にもがいていた。私に想いをぶつける
ピア さん作 [274] -
心は何色??
あれから一ヶ月が過ぎた...静かな時間が流れた。私は、あなたと買い物に行ったり、出来るだけ時間を共有して過ごした。学校の話しは一切しなかった。あなたは、日を追うごとに元気になり笑顔も見られるようになった。料理を教えてほしいと言うので夕食を一緒に作ったりした。そんな様子を見ていると、学校に登校出来そうだと思う程だった...学校からは、事務的に手紙を届けてくれていたが最近では、ポストに入れて帰ってし
ピア さん作 [289] -
心は何色??
結局は、家で解決するしかないんだと書いてあった通りだと...でも...どうして良いのか判らなかった。主人と何日も話し合い、ケンカにもなった。主人は、病気でもないから学校に行かせろと言う。おまえが甘やかしているからだと言われた。私が悪いのと言いたくなる。娘は、仮病ではない。本人も苦しんでいる。このまま何年も引きこもりになるかも知れないと言う不安と焦りで一杯だった。ネットの中で電池切れしたパワーの無
ピア さん作 [278] -
心は何色??
あなたの部屋の前で、高まる気持ちを抑えてドアをノックした。部屋に入って見ると、あなたがベッドに座っていた。『どうしたの?』「...」『学校で何かあるんでしょう?』「...」『黙ってても判らないでしょ...』「うん...」『何を悩んでいるの?困っている事があるなら話して。一人で悩まなくていいから。一緒に考えよう』「自分でも判らない。ただ疲れた。学校に行きたくない...」『そう...今日はゆっくりし
ピア さん作 [271] -
心は何色??
あなたが学校を休んだ事を主人と話した。主人は、月曜日からは登校させろと不機嫌だった。私も月曜日から登校させようと思っていた。月曜日からは、登校するだろうと...月曜の朝。いつものように、朝食を食べて登校する準備をしていた。学校に行く時間が近づいて来た時だった...あなたの様子が変わって来た。頭痛と吐き気がすると言い、トイレに駆け込んだ。しばらくして、真っ青な顔をして出て来た。今日も学校に行けそう
ピア さん作 [294] -
心は何色??
今日は、先生に欠席の連絡をしておくから...あなたは、黙って自分の部屋に戻った。私は、学校に連絡を入れた。担任の先生が、どうされたのですか?私は、体調が悪いのでと言った。私は、無理に登校させようと思えば可能だった。でも、今日は...それをしては、いけないような気がした。そして、落ち着かなかった。あなたな部屋に、押しかけて、なぜ?どうしたの?何が何でも、理由を聞きたかった。感情的になりそうな自分が
ピア さん作 [266] -
心は何色??
二年前の9月。始業式だった。長い夏休みが終り、いつも通りスタートすると思っていた。遅刻しそうだと、あなたは駆け足で学校に向かった。行ってらっしゃいと、あなたの後ろ姿を見ていた。朝食のかたずけをしていたら、ドアの開く音。振り返ると、あなたがいた。あなたは、黙ってうつむきソファーに座りこんだ。私は忘れもの?あなたは....学校の近くまで行き正門を見た時、気付いたら家に向かって走っていたと答えた。私は
ピア さん作 [283] -
心は何色?
今日は、どんな感じだろう?あなたの心が見えない。今にも壊れそうな感じがする。生きているのが辛い、死にたい、なんで生まれて来たんだろう...いつも、あなたは繰り返し、つぶやく。私は、それを聞く度にどうして良いのか判らない。ただ、側で黙って見ている事しか出来ない。切ない。あなたは、まだ16才。あれから2年が過ぎました。いつまで、続くんだろう?あなたにも私にも判らない。ただ、言える事は私はあなたを愛し
ピア さん作 [307]
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