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めためた さんの投稿された作品が7件見つかりました。
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とうとうこの日が来た最終話
とうとう僕一人になっちゃった。ゆりちゃんに捨てられて、あの家から追い出されて、あのおじさんも死んじゃって。もう僕の存在意義って何?誰か必要としてくれるのかな?誰かの為に吠える事もないんだね。人間って勝手だよね。自分の都合がいいときだけ可愛いがって。忙しい時は色んな事に理由つけてかまってくれないし。最悪は虐待するやつもいるし。無駄にいっぱい飼うやつもいるし、なんとかランドとか作ってほったらかすやつ
めためた さん作 [301] -
とうとうこの日が来た5
なんだよ。ゆりちゃんひどいよ。僕が居なくなった途端猫飼うなんて。ゆりちゃんは少なくても僕の事大切に思ってくれてると思ってたよ。それだけが心の支えだったよ。ここに来たのは間違いだったよ。ゆりちゃん、ホントに僕はもぅ必要じゃないの?そいつが僕の変わりをしてくれるの?悪ガキから守ってくれるの捨てられた事よりもこの現実を見せ付けられた事のほうがショックだよ。帰ろ。少なくても今はあのおじさんが僕を必要とし
めためた さん作 [297] -
とうとうこの日が来た4
こっそり行ってみよ。ゆりちゃんの家に。たぶん覚えてるはず、本能に頼ろう。昔は散歩に行きたくて仕方なかったけど、今は歩くの嫌いになっちゃった。犬なのに、歩くのが仕事なはずなのに。最近鳴いてない。うるさいって言われるのが怖くて。ゆりちゃんのお父さんに捨てられてから犬らしいことあんましてないな。ゆりちゃんの家に居たからゆりちゃん家の犬って存在価値があったけど、今ってなんだろ? ただの野良犬。まぁ行儀
めためた さん作 [255] -
とうとうこの日が来た3
とりあえず街に戻ろ。愛想よくしないと保健所に連れていかれるからなぁ。僕の友達も何匹か連れていかれたからな。保健所って何する所なんだろ?もしかしたらちゃんとごはんくれたり、散歩してくれたりしてくれるんじゃないかな?でも野良犬って野良猫よりかなり肩身狭いんだよな。体も大きいし鳴き声も大きいからな。 鳴くのやめよ。なるべく小さくなって邪魔にならないようにしてなくちゃ。あぁお腹すいたな。まさかゴミ捨
めためた さん作 [271] -
とうとうこの日が来た2
とうとう降ろされた。大分山の中だな。お父さん、あんな車飛ばさなくても・・・大丈夫だよ、追い掛けないから。でもあの日、僕にはゆりちゃんを守るにはあの方法しか思い浮かばなかったんだ。近所に住んでる悪ガキがゆりちゃんをいじめて石をぶつけようとしてたから、僕はそいつの足を噛んだんだ。でも軽くだよ。 あいつ大袈裟なんだよ。 でも人間の世界ではやっちゃいけない事なんだね。まさか僕が捨てられる事になるとは思わ
めためた さん作 [272] -
とうとうこの日が来た
とうとうこの日が来た。 いい子にしてたつもりだったんだけどな。もうどれぐらい山に向かって走ってるんだろう。 お父さんのたばこが四本目だからかなり遠くかな。 でもどんなに遠くに捨ててもうちら犬は帰り道わかっちゃうんだけどな。帰っちゃおうかな、でもわからないふりしておいたほうがいいのかな。 みんな困るよね、ごめんね。 あの日ゆりちゃんに拾ってもらってから今日で何年になるかな?ゆりちゃんがもう小
めためた さん作 [356] -
母親の死
普通に寝てた。 別に何も変わりのない朝だった。 誰かが来るはずのない時間にアパートのインターホンが鳴った。なんとなく嫌な感じがした。 オヤジがいた。 「お母さん、死んじゃった。」は? ? まじ、止まった。 理解する前に病院に行くことになった。 しかも俺の運転。 意味わからねえ。 とりあえず着いた。 ドラマとかでみた事ある部屋に着いた。 うわ、 霊安室だし、 なになに? 母親が寝てた
めたぼん さん作 [276]
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