携帯小説!(PC版)

トップページ >> 三島凪 さんの一覧

三島凪 さんの投稿された作品が5件見つかりました。

  • 1
 
  • under bird?

    「叶わないから、夢なんだよ」「叶わない、から……?」そっ、と言って、彼は立ち上がった。「一生懸命努力して届くようなもの、今1%でも可能性のあることは夢じゃない。本当にそうなりたいけど、なれるはずのないこと。そういうものが夢だと俺は思う」彼は部室の窓から空を見た。「ありきたりな例えだけど、夢って星のようなものだと思うんだ。どんなに頑張っても届かない、でも、なんとかたどり着きたいっていう魅力のあるも
    三島凪 さん作 [113]
  • under bird?

    小学校・中学校と、私は嫌われ者だった。いや、正確に言えば“女子から”ずっと嫌がらせを受けていた。いわゆる“いじめ”だ。始まったのはいつだったか、私は覚えていない。物心ついた時にはすでに一部の女子から嫌がらせを受けていた。小学校高学年になって、すでに日常と化していたソレを解決しようと初めて思った。しかし、どんなにさかのぼっても私にはその理由がわからなかった。何をしたところで女子たちの態度は変わらず
    三島凪 さん作 [211]
  • under bird?

    「すみません、起こす方法を選んでいる暇がなかったもので」「!」言外に言いたいことを感じ取ったのか、彼ははっと渚を見た。「何があった?」その顔は、先ほどの寝ぼけ顔とは比較にならないほど真剣な顔をしている。医者としての顔──渚も仕事時の口調で答えた。「例の感染症にかかっている男性が発作を起こしました。薬を投与しましたから今は眠っていますが、なるべく早く看ていただきたいのですが……」「わかった」そう言
    三崎凪(レガート) 前回までは、レガートの名で投稿させていただいた者です。ハンドルネームを変えましたが、同一人物です。 さん作 [122]
  • under bird ?

    「すみません、起こす方法を選んでいる暇がなかったもので」「!」言外に言いたいことを感じ取ったのか、彼ははっと渚を見た。「何があった?」その顔は、先ほどの寝ぼけ顔とは比較にならないほど真剣な表情をしている。医者としての顔──渚も事務口調で答えた。「例の感染症にかかっている男性が発作を起こしました。薬を投与しましたから今は眠っていますが、なるべく早く看ていただきたいかと」「わかった」そう言うなり、彼
    レガート さん作 [153]
  • under bird ?

    「先生!」バタバタと足音をたてながら、渚は廊下を疾走していた。「どこですか、先生!」すでに三部屋ほど通り過ぎていたが、その先生の姿はなかった。ここも違う……ここも……やがて建物内の一番奥の部屋にたどり着いた。見慣れたアルファベットが彫られたドア。先生はここにいるはずだ。「先生!!」バタンッという大きな音を立ててドアが開いた。先生は、部屋唯一の机に頭をのせて眠り込んでいた。無理もない、昨日は一晩中
    レガート さん作 [117]
  • 1
 

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス