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FREE. さんの投稿された作品が16件見つかりました。
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ゲンガー
その日、突如現れた黒服の男は俺に告げた「今のお前はお前ではない、生と死の狭間。求めるなら向こうへ行き取り戻せ、奴は待ってくれない」そう言い残し男は姿を消した…あの男の言う事が理解できないしかし、おかしいと言えばそんな気もする確かに生きている実感がないのだ……しかし死んでいるという感覚もない感覚?…死んだ感覚って何だ?死んだら感覚なんてものはないはずだやっぱり俺はあの男の言う通り……試験勉強と日々
FREE. さん作 [514] -
◆DICE◇?
「はっ!なんだよ…不合格通知か?はいはい、もう知ってますよ」俺はふて腐れながら黒い箱を手に家の中へ入った「こんなもの!糞くらえ」そう言い黒い箱をゴミ箱に投げ捨てた「もういい!全部終わりだ!!……クソッ!!」俺は自暴自棄になり部屋で暴れ回った「はぁ…はぁ………はは…あはは…あはははは!!」俺は頭がおかしくなった様に笑いながら仰向けに倒れた「あはははは…あ?…」横を向くと黒い箱がゴミ箱からはみ出
FREE. さん作 [342] -
◆DICE◇
貴方はお金の為なら運命に身を任せられますか?俺は西原圭吾、医者になるため東京に一人暮しを始め有名な医大に入った医者が格好良いとか憧れたとかそんな理由で目指しているわけではないお金……医者になれば大金が手に入る、俺はこんな単純な考えで中学から過ごしてきた勿論中学、高校と校内トップの優秀な生徒だった学校の休み時間はひたすら勉強、家へ帰れば夜3時まで勉強。当然友達なんてものはいない構わん、全ては裕福
FREE. さん作 [373] -
Red12zone
「これが欲しいんだろ」俺は青白い2本の腕を目の前の化け物に見せ付けたギィィアアァアア!!!!化け物の態度は一変し大きく叫びだしたすると上にいる奇形どもが足を早め一斉に地下に向かって来た グゥゥォォォ!!! ウオォアァァ!!!!「智恵!来い!!」智恵は隠し部屋から地下へ繋がる隠し空洞を滑り降りてきた「お兄ちゃん!来るよ」「3、2、1……じゃあな」秒読みと共に赤い線から化け物側
FREE. さん作 [537] -
Red11zone
「よし、これで大丈夫だ」「本当?智恵助かったの!?」俺は智恵に注射をうった「ああ、ワクチンだ。多分、化け物に囲まれたときに感染したんだろ」ふと床を見ると赤い足跡が増えていた「智恵、まさか赤い線から向こう側に行ったのか!?」「う…うん…」「そっちへ行くなと言ったろ!!」「ごめんなさい!でもぬいぐるみが…」赤い線から向こうはレッドゾーンと呼ばれ入れば赤い足跡を残すこれは赤い面積を増やすほど侵食度
FREE. さん作 [491] -
Red10zone
「清〜!返事してくれ〜」「居るなら開けてくれないか清くん!」「親父、清と智恵ちゃんが行きそうな場所を探そう」「そうだな」18時32分…いつもとは明らかに何かが違った「何故だ…どうなっている?」日没を過ぎればいつもの様にアイツラが現れるはずだが…一匹たりとも姿を見せないそのかわりに家は何かの兆候を見せはじめた「腕を切り落としたせいなのか…」血は床以外の家全体をじわじわと覆い始めた。そしてあの赤い線
FREE. さん作 [477] -
Red9zone
「これは……?」ドアを開けると薄暗く長い階段が下に続いていた「ライトを持ってきてくれ智恵」「うちにこんな地下あったか?」「はい、ライト」俺は智恵とともに階段を下りていった「お兄ちゃん…やっぱりやめようよ」「どうしてだ?もしかしたら逃げ道があるかもしれないんだぞ」「アイツラの罠かも…」「着いたぞ」階段を下りた先は行き止まりだったそこは長方形の小部屋でダンボールが大量に山積みにされていた俺は一
FREE. さん作 [534] -
Red8zone
5日目の朝「……ゃん……ぃちゃん……ぉにいちゃん」「………ぅぅ」「お兄ちゃんしっかりして!」「……智恵」「やっと起きたよ…呼んでも起きないから死んじゃったかと思ったよ」「実際、死にかけたがな」俺は苦笑しながら返事した「10時か」時計を見ながら体を起こした隠し部屋を見るとあの血円は消えていた奥には気味悪く微動する青白い腕が2本落ちている「初めてだ…あんなの」俺達がアイツラとまともに闘ったのは初めて
FREE. さん作 [499] -
Red7zone
「あと2分か……もうすこ…」「いやぁぁぁ!!」後ろで智恵の叫び声がした振り向くと壁からアイツが這い出るように現れた「ここにも来やがったか!」「お兄ちゃん助けて!」化け物が智恵を亜空間の中に引きずり込もうとしていた「智恵!!」俺は持っていた日本刀を両手で力いっぱい化け物の腕に切り込んだグゥオオオアアァ!!「離れろ智恵!……なんだこいつ…」化け物はもがきながら腕の切り口から酸のような体液を出し床を
FREE. さん作 [528] -
Red6zone
唸り声が1階に響き渡る ウオ……アア…グゥゥ…… アア…ハァアア……「ゴクンッ……」アイツラが1階を徘徊している間、俺と智恵は息を殺しじっと待ち続けた「こっち来るよおにい……」「シッ!静かにしろ、気付かれる」足音は俺達の部屋の前を通り過ぎた「ふぅ…」一息着いた途端、足音がピタリと止まった「まずい…ばれたか!?」しばらく反応がないので俺は部屋のドアを静かに開け外の様子を
FREE. さん作 [542]
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