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なぉ さんの投稿された作品が69件見つかりました。

 
  • 制服時代??

    理沙の自殺未遂に久遠が関係しているとしたら…私はいてもたってもいられなかった。もしあの日のことが原因なら…「久遠、今日委員会…」「わかってる」相変わらず目を合わせてくれない…「久遠、…」「何?」「理沙となんかあった?」すると久遠は、無言で私を睨み付けた。息を飲むのがやっとなくらい、怖かった。桜には一人で行動しちゃだめと注意されたけど…私は知りたかった。「あった」久遠はまっすぐに私を見る「……」何
    なぉ さん作 [209]
  • 制服時代??

    思わぬ現場に居合わせたのかもしれない。中野と久遠のケンカ…夕方の公園は二人の影を大きく写した。私は動けず、影に溶け込んでいた。「俺に気使ってんだろ?」久遠は中野を攻めるように睨み付けた。「そんなことはない…」「嘘つけ、お前は俺に遠慮して自分の気持ちを殺したクセに」ってことは…中野と久遠が好きな人は同一人物?誰?「俺は…」「お前はいつも正しいよ」そう吐いて捨てた様に中野に告げると久遠は帰って行った
    なぉ さん作 [241]
  • 制服時代??

    桜はしつこく聞いてきたけど、私は大丈夫を通した。桜と別れてから桜に言わなかったのを後悔していた。すると、意外な人をみかけた。「あれ…中野?」近くの公園に入っていく人影が、中野らしかった。なんだか胸騒ぎがして近くまで見に行くと、中には久遠と中野の姿があった。中野の家は、逆方向だし、しかもなんだか険悪な空気だった。茂みに隠れるように二人の様子を伺った。「話ってなんだよ」中野が久遠を呼び出したらしく、
    なぉ さん作 [220]
  • 制服時代??

    学校を休んだ理沙を気にして桜と二人でお見舞いにいくと理沙のお母さんが迎えいれてくれた。「ありがとう、きてくれて」理沙のお母さんは、私と桜に何があったのか教えてくれた。「自殺未遂ですか…」「発見がはやかったから大事には至らなかったんだけど…部屋からでてきてくれなくて」理沙のお母さんが心配しているのが表情からも伝わってきた。「理由を聞いても…何も話してくれなくて…」理沙のお母さんは涙ながらに話してく
    なぉ さん作 [206]
  • 制服時代??

    あたりはすっかり暗くて…私を家まで送ってくれた中野は最後まで笑って「明日もこいよ」と帰って行った。胸が切なかった。翌日、中野との約束通りに私は登校した。久遠はというと…ただ私には冷たく「書類仕上げて朝一で提出したから」と告げると目も合わさず、口も聞いてくれなかった。まだ怒ってるの?怒りたいのは私の方よ…周りからみてもケンカしたなっていう険悪な空気が流れていた。「久遠とケンカした?」「桜…」私はい
    なぉ さん作 [253]
  • 制服時代??

    中野の大きな手は安心する小学校の時も何回か励まされたな…だけど今度は事情が違う…久遠なんであんなことしたんだろ?本当に気持ちなく誰にでもできるんだろうか?だとしたらなんのため?私が怒るようなことをいったから?…わかんない…わかんない「俺、六組に様子見に行ってこようか?」本当に気を使わせてる。「ううん…もう久遠帰ったと思うし…」「でもついていくよ」そう言って中野は、一緒に六組まできてくれた。六組は
    なぉ さん作 [248]
  • 制服時代??

    運命は皮肉なもの。神様は意地悪だ。誰かにすがりたい私に声をかけてきたのは「…中野」中野は明らかに様子のおかしい私を気遣い「ちょっと座る?」と一組の教室に入れてくれた。そして私が話しだすまで何も言わずそばにいてくれた。「ごめん…ごめん私…」「何謝ってんだよ」そして懐かしい笑顔を見せてくれた。中野と理沙も残って提出書類を書いていたらしい。「瑞木、前田の様子見に行ったんだけどな」…もしかして…見た?嫌
    なぉ さん作 [274]
  • 制服時代??

    すっかり夕暮れの西日が窓から差し、教室はオレンジ一色に染まる。「理沙にキスしたでしょ」私が久遠を嫌いだと思ったのは、久遠が理沙にキスしたのにはっきりした態度をしないからだ。さすがの久遠も顔色が変わる。人のことうだうだ言うからよ。だが、久遠が切り出したのは私が予想以外な言葉だった。「…だったらなんだ?」「え?…だったらって…」何こいつ?しかも気のせい?久遠の目が色が変わった気がする。すごく冷たい…
    なぉ さん作 [260]
  • 制服時代??

    会議が終わって今日に戻ると誰もいない…下校の時間を過ぎているし当たり前なんだけど…久遠と二人だと教室の空間が不思議な空気に変わる。「これの提出期限明日って急だよね」「残って少し書いていくか」「…うん」「なんだよ、用事でもあんのか?」「ううん…」久遠と二人はきまづいなんて言えないし…言ったら笑われるか…しばかれる。結局、少し残って提出書類を仕上げることにした。私が座ると久遠は反対に向き合って座った
    なぉ さん作 [266]
  • 制服時代??

    季節は過ぎて6月、夏服になった。私達の学校は女子の夏服はセーラー服になる。初めてきるセーラー服にちょっぴりワクワク。髪も伸びてポニーテールができる様になっていた。「前田、今日放課後会議」「あっそうだった〜」その日は、学校行事の夏祭りの実行委員会だった。「だいたいなんで兼任なわけ?」学級委員と夏祭り実行委員は兼任となっており、夏祭りが一学期の学級委員のラストの仕事でもある。「仕方ないでしょう?」久
    なぉ さん作 [234]
 
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