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RIA さんの投稿された作品が7件見つかりました。

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  • 優しい音

    『おしゃれ』まだ4時…まだ時間はある!とりあえず落ち着くためアロマを焚いた。RMKの化粧水でバッティング、MACのファンデーションを叩き込む、ブラウンのアイシャドウをベースに色をのせた、だんだん造られていく梨奈の小動物的な顔。最後に甘くなりすぎないようにチークを入れ、次はヘア…ロングヘアを器用に巻く。ゆる〜くエアリーな感じに!クローゼットを開け服を手にする、これも違う、あれも違う、部屋が散らかっ
    RIA さん作 [182]
  • 優しい音

    『デートってやつ』♪〜電話で起きた。(知らない番号)『もし…』機嫌悪く梨奈は電話に出た。『誠人だけど、ごめん寝てた?武士に番号聞いたんだけど』『マコト?』でも聞いたことのない優しい声。『梨奈ちゃんだよね、誠人、あっまこだよ』何分くらい考えたんだろ…アイツしかいないよなぁと恐ろしくなった。『何?』『今夜暇かなと思って…』『暇だったら何?』『いや?六本木のクラブでもいこうかなぁって』『いいょ、別に』
    RIA さん作 [165]
  • 優しい音

    『まこと言う名の男』「梨奈、なんでそんな怒ってんの?」武士が横目でチラリと梨奈の様子を伺った。「別に」たんたんと答える梨奈に武士は首を傾げた。「お疲れ、まこ」武士が手を振る。その先にはやっぱり気に入らないあの男がいた。いつものジョナサンで始発までの時間を潰す。「この前の女どうだったん?」武士がニヤリとまこを見た。「やってねぇよ」と笑うまこ。またぁと言わんばかりに武士がハンバーグ定食の添え物のパセ
    RIA さん作 [152]
  • 優しい音 第四章

    『まこと言う名の雄』鳴り響く音に梨奈は退屈さを感じた。また同じ…最近つまらなぃ、クラブの音。「ねぇひとり?一緒に飲まない」フラフラ酔っ払った男が梨奈に声をかけた。「飲みにきたんじゃねぇし」目線もやらず梨奈は答えた。「一緒に踊らない?」こりない奴…「お前こんな音でよく踊れんな」男は呆れた顔で去っていった。ひっきりなしに声をかける男達に梨奈はいらだちを隠しきれなかった。もう帰ろうと武士を探す梨奈。一
    RIA さん作 [198]
  • 優しい音 第三章

    「いやな奴」今日は何室掃除したっけ??使用済みの避妊具・毛が浮いた泡風呂・汚れたシーツを引っ張るとコロンと落ちた注射器。いつものように危険物の方へ投げた。最初は正美さんの所へ持って走っていたけどもうそんなのありすぎて麻痺していた。一息ついてまた受付に座る。「梨奈〜」武士が酔っ払って女を連れてきた。「3部屋あるかぁ?」「うん、3組ってこと?」デレデレとした武士は聞いてない。さっさと鍵を渡しエレベー
    RIA さん作 [156]
  • 優しい音 第二章

    『折れ始めた翼』渋谷のとあるラブホテル「おはよぅございます」梨奈が重そうに扉を開ける。髪のくしゃくしゃな女が煙草を吸いながら札束を数えている。イヤらしい香水の匂いと煙の中いつものように受付の椅子に座った。梨奈のバイト先、数えた事はないがもう結構この女と一緒にいる気がした。正美さん・32歳・普段なにをしているかわからない謎の女。いつものように受付にいると常連のオヤジが1人でやってきた。「やぁ梨奈ち
    RIA さん作 [161]
  • 優しい音 第一章

    『渋谷』重たい…重たすぎる身体がだるぃ。池袋から渋谷へ山手線に揺られサラリーマンの酒臭い匂いをかき分け足早にホームを歩く。梨奈の出動時間はいつもこんな時間。『おー梨奈!』大柄のレコードを持った武士が大きく手を振った。道行く人武士を見た。『おーデブぅ』梨奈のハスキーな声と少し濡れたエアリーなロングヘアと大きな目、すらっとした細身な身体…誰もが目を奪われる。渋谷の番犬の横で態度でかく座る武士に近づく
    RIA さん作 [193]
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