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東雲さんの投稿された作品が187件見つかりました。
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メンデルだってわからない
優性 劣性世界はいつもそれで溢れてる優性ならば良い待遇劣性ならば怖くて億劫人間の優性 劣性さぁ私はどっち皆劣性にならぬといざ、必死皆優性になろうといざ、必死あら…みんな必死じゃない頑張ってるのね偉いわねなんせ劣性になれば怖いのは人の目罵倒され蔑まれ惨めに泣きじゃくるからそれでも優性になっても怖いのは人の目いつ何時劣性に落とされるか恐ろしいからメンデル自身の優性 劣性なんてメンデルだってわからな
東雲さん作 [487] -
何も知らない貴方
貴方は全てを知った様に私の事を言う私の事を笑う私は何も知らない様に貴方の事を見る貴方と共に笑う貴方はそれだけで満足したように大袈裟に頷くのだ私の内心など見ようともせずに愚か過ぎて泣けてくる滑稽過ぎて泣けてくる貴方は私の事など何も知らなかったのだ全てを知ってる様にして何も知らなかったのだ嗚呼…笑わせてくれる泣かせてくれる実は何も知らない貴方とその事を知っている私知った気になっているのだから貴方はそれ
東雲さん作 [489] -
昼寝をしたから眠くない
昼寝をしたから眠くない0時を過ぎても眠くない家族はみんな寝た僕は独り部屋で音楽を聞く暇だから携帯をいじるでもつまらないからすぐやめる数分経つとまた携帯をとるでもつまらないからすぐやめる繰り返す…漫画読んだり ゲームしたりするでも結局すぐやめる2時を過ぎても眠くないふと、怖くなる今、世界は僕しかいないようなそんな錯覚に陥る余計に眠くない普段は独りがいいなんて吠えながらいざとなると急に怖くなる独りが
東雲 さん作 [551] -
昼下がり
冬休みではしゃぐ子供がふざけすぎてボヤを起こす大人のくだらない喧嘩を目の前で見せつけられるそんなような昼下がり悲しくも 切なくもなく心の奥が少し寒いだけ希望のような 絶望のような笑えるような 泣けるようなそんなような昼下がり空は馬鹿みたいに綺麗で今日も鳥たちが鳴く格好つけたいわけじゃない同情されたいわけじゃないただなんとなく心の奥が少し寒いだけそんなような昼下がりそんなような昼下がり
東雲 さん作 [530] -
考えない人
俺は何がしたいのだろう別に誰かの為になんて思ってないただ自分の為にそのはずがやりたかったことがまったく思い出せないぼんやりと現実にしがみつき振り落とされないように未来なんて見る気も見る勇気もない怖いのは今…今、この瞬間の俺は何者だ?何を考え 何を思い 何をするのか一日が過ぎるのが早いのは充実しているからではなく何も考えずふらふらしているからだそれでいて経った時間をただ単にうれしく思い少しでも生き
東雲 さん作 [499] -
短歌始めました!?−夕日−
空、染める心を揺らすオレンジよとても強くて少し儚く
東雲 さん作 [612] -
少しの矛盾
後悔の詩よりも未来への詩をでもほんの少しだけ後悔もしたいような失恋の歌よりも二人の愛の歌をでもほんの少しだけ失恋もしたいような誰かを嫌う事よりも皆を好きになる事をでもほんの少しだけ誰かを嫌っていたいようないつもついて回るのはほんの少しの逆の事おかしいな どうしてかなほんの少しだけ矛盾してる絶対嫌なはずなのに心の何処かでそうなる事も想像する前だけを向けはしない失敗の事よりも成功の事をでもほんの少し
東雲 さん作 [556] -
あるもの
失ったものの数を数えては途方に暮れて泣く失った温もりを思い出しては心の冷たさに凍える失った君を思い描いてはただ一人を思い知るないものはないいつまでも縋って 泣きついて目の前は真っ暗闇失ったものの数を数える前に今、あるものを知れ失った温もりを思い出す前に脈打つ生命を知れ失った君を思い描く前に今の自分を思い描けそうして確かめていけばいいないものはない前へ進むしか道はないのだから
東雲 さん作 [445] -
知っている
そんなにカッコつけてどうする何と戦ってるの 誰に勝ちたいの周りの人より少し目立って自分をアピールして僕にはその姿が滑稽に映る何を隠すの 君は何がしたいのくだらない格好してくだらない言葉を吐いてくだらない動きをする僕は僕だけは知っている君は誰よりもダサいこと君の世界が小さいこと小さなことで意気がって 困らせてそれがカッコイイと思ってるそんなんじゃない そんなんじゃない僕は僕だけは知っている君は誰よ
東雲 さん作 [527] -
ループ ループ ループ
何をしても失うのに何でも欲しくなる何をしても失うのに何でも護りたくなる何をしても失うのに何でまた手に入れるどうしてなのだろう失うとわかっていながら何故両手には大切な物が溢れてるそしてまたその手で救おうとするその度にまたこぼれ落ちるけどわざわざ自ら苦しむのだでもそうやって悩んで無くしてまた手に入れて無くして僕らは生きていくのだろうそうしてまた繰り返して僕らは生きていくのだろうきっとそれでもいいのだ
東雲 さん作 [446]