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キイライさんの投稿された作品が11件見つかりました。
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風
その瞬間、切ない曲が私の耳を触る あれは確か初夏の頃だった。その感覚は、まだ今も鮮明にある。 爽やか風が押す自転車と幼さが残る柔らかな髪 背景と共にキラキラ輝きながら過ぎ去ってゆく君 思わずその背中を見つめる左耳に微かに残った感覚が、まだ私の心の底をくすぐるあの日と同じ風、あの感覚だ やっと君に会えた
キイライさん作 [526] -
真面目すぎる女?
今は勉強が一番大事なはずなのに…それを理解できないバカな男子逹が目の前で笑顔で騒いでいる。『さよなら』こんなバカな奴らとはさっさとおさらばしたい 何がそんなに楽しいのだろう? 輝いてる彼の笑顔だけは、なぜか心の奥に引っ掛かったでもそんなことは気にしないようにして、勉強を続けた
キイライさん作 [520] -
真面目すぎる女?
意味なんて要らないただ笑っているだけで楽しくなって、 そしたら自然と仲間が増えていたバカな俺。それを理解できないガリ勉が、必死に何かを導きだそうと机に向かっている いくつかの答えを真面目に解いて、なのにどの答えも正しくはなくてまた今日も一人で悩んでいる『さよなら』の言葉を心で繰り返しているのが聴こえた気がした。 俺は、無表情なガリ勉女の顔を思い出した単純な答えを見つけられずにいる彼女を変えたかった
キイライさん作 [442] -
明日なんてあるかわからない
結局また同じ自分に出会うだけなのに 『明日ならできるから、今日は寝る』と、君は言う。『今日だけ食べるね、明日からダイエットするから』と、また君は言う。 また次の日も…『明日やるから』と、無駄な誓約をする。 やらないのに。 ある日、君は最後の約束をした。明日が無いことも知らずに…。 『明日ならできるから』その声だけ残して、君はもういない。もういないんだよ君は。君の硬直した体を、僕は揺さぶって叫んだ。
キイライさん作 [514] -
心の変化
<リビングダイニングでのこと>『うるせえ、ババア!』テレビを見ている最中に話しかけられ、母親に罵声をあびせる自分がいる。母は言い返すことなく、いつものことという顔をしてキッチンに立ち夕食の支度を続けている。 『たけしってどうしようもないよねーお母さんよく我慢できるね。』と一緒にキッチンに立つ姉の声がする。『お母さん幸せよ。我慢なんてしてない。もうあと何年あなたたちとケンカできるかしら?』と嬉しそう
キイライさん作 [556] -
恋愛相談
あっもう諦めてる『俺には無理だ』ってまた決めつけてる 『俺は不細工、あんな美人が相手にしてくれるわけ…』なんて決めつけてる 『俺には雲の上の存在だわ』なんてバカじゃないの? (私は、あんたが好きなのに) (自分のこと不細工なんて決めつけてるあんたが好きなのに) (なんて言えないけど。)『何言ってんの!バカじゃん自信持ってよ、いけるよ』(心とは裏腹に出る言葉)あんたの魅力を知ってるのは私だけなのに…
キイライさん作 [532] -
痕跡
今日も箱の中には、いつもの顔ぶれが並ぶ。 溢れる笑顔から浮かぶ情熱は、もう考えるまでもない感情なのだろうか?そんなことを考えている間に眠りに落ちた。気がつくと触れられない温かさが、まだ時を刻んでいた。 『愛しさ』とか言ったっけ?そんなのもう忘れた。 あなたは、まだそこにいる? そこにいるなら返事して、と古い記憶を頼りに名前を呼ぶ。 虚しく闇に消える数々の色。もう忘れよう… 。まだ残る微かな温もりを
キイライさん作 [464] -
モテないキミ
なんだか運が悪い縁がないんだよな いい人はいないね もう無理かも… なんていつも呟いているキミの背中 私が押してあげたい でも、自分で踏み出せたら一歩を 踏み出せたらきっとキミは変われる
キイライさん作 [398] -
片思い
どうやったら叶うのか? ずっと考えていた キミの気持ちのことばかり 何をしたら喜ぶ?何をしたら悲しむ? 決まって答えは同じ僕ではない誰かを見つめていた 輝くキミの笑顔をその心を 僕のものにしたいのに
キイライさん作 [417] -
感情
ネガティブな感情が支配する 迫ってくる闇 いつもの自分 変われないのかな… つい、楽な方を選んでしまう本当はみんな楽じゃない 本当は努力の先に感動がある 本当は努力の先に幸せがある、楽しさがある
雫石さん作 [393]
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