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宝島ヤン さんの投稿された作品が7件見つかりました。
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俺。馬鹿。
俺は馬鹿だ。好きな人を本当に久しぶりに見かけた。場所は大学。俺は専門学校生で、大学生ではないのだが、来年三月に国家試験があり、その勉強のために大学の図書館を使わしてもらっている。図書館に向かっていると、前に電話をしながら歩く女性がいた。後ろ姿や話している声が彼女そっくりで、まさかなとおもいながら、それほど気にするわけでもなく、後ろを着いていくように、俺も歩いていた。突然、前を歩いていた女性が立ち
宝島ヤン さん作 [138] -
哀聖夜・弐
私は振り返った………そこには。よれよれの服で頭は白髪でボサボサ。まるで原始人がタイムスリップしてきたかのような。見るにも耐えられない私の淡い期待などあっさりと裏切る50〜60才ぐらいのホームレスがたっていた。私はあまりの衝撃で動けず。ボー然と立ち尽くしてしまった。白髪ホームレスはもう一度、ゆっくりと私に問いかけた。「あんの…なんかあったがですか……」我に還った私は。「いえ。何でも無いです」と冷た
宝島ヤン さん作 [120] -
哀聖夜・壱
真っ赤なお鼻の〜♪何も予定がなくても。心弾む夜がある。クリスマスイヴ…恋人達が愛を深める夜。子供達が一番朝を迎える事が待ち遠しい夜。そんな美しく温かい夜が今年もやってきた。そんな。あと数時間でクリスマスになるという時間帯に私は一人、自分のアパートの玄関前にいた。「鍵がない…」私は一人呟いた。こんな聖なる夜も。もうすぐ40才になるこの負け犬女のわたしには何の縁もなく。会社の残業を終え。一人寂しくク
宝島ヤン さん作 [325] -
喜怒哀楽。
彼は急に歩き出し。闇に吸い込まれるように消えていった。彼を探す多くの人。彼がようやく見つかった。彼は老女の布団の中でスヤスヤと赤子のように眠っていました。彼は急に歩き出し。闇に吸い込まれるように消えていった。彼を探す多くの人。彼がようやく見つかった。彼は楽しそうに庭の大きな木とおしゃべりしていました。彼は野菜の名前を10個いえません。彼は桜。猫。電車と反復することができません。彼は歩けなくなりま
宝島ヤン さん作 [116] -
恋卵
あなたの心に今、ありますか。恋卵。思いが大きくなるたびに。あなたの恋卵は育っているんだ。あなたにはありますか。そんなに大事な。恋卵。ゆっくり?せかす?どうやって育てるかはあなた次第なんだ。けど。かえしてあげてね。あなたの大事な恋卵。かえすとかえさないでは。きっとあなたの未来変わってくるから。恋卵。恋卵は生きている。あなたの思いがはじまったときから。あなたの幸せ夢みて一生懸命生きてます。どんな結末
宝島ヤン さん作 [122] -
夢桜
個々はいくつかの、ゅめをもつ。あなたのゅめは何?私のゅめは桃色。未来に輝く。桜の色。今は寒いこの時だけど。もぅいくつか寝ると花ひらくんだ。今はその時目指し。頑張っています。あなたのゅめは何色ですか?咲きそうですか?がんばり今を生きていけば。いつか咲きます。あなたの夢桜。
宝島ヤン さん作 [108] -
心。削除中。
夢のようなフワフワした世界から、しっかり足のついた今。この時に帰ったとき人は、時間をかけ、それを削除する。楽しかった日々を忘れたくなくとも削除する。人はうまくできているね。あなたはいくつの出会い、別れを覚えてますか?あなたはいくつの人の温もり、冷たさを覚えてますか?人は一人ではいきていけないというけど。人は大人数でも息苦しくて生きていけない。あなたは今まで何人の人を削除しましたか?そしてこれから
宝島ヤン さん作 [162]
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