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Hollow Man さんの投稿された作品が10件見つかりました。
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サークルチェンジ #10
1点を先制し、盛り上がる1組Aチーム。仲間たちとハイタッチしたあとカズダンスを踊る隼人。「も、楽勝楽勝。」相手ボールで試合再開。隼人は前線に上がり、パスを待つ。すると相手チームの一人が味方陣内を突破していくのが見えた。「うめーな、サッカー部か?」「あっ入った・・・。」最後はキーパーの股の間を抜かれあっさり同点。「4組のあれ誰だ?」相手チームの一人が気になり始める隼人。前半はその後両チーム決め手を
Hollow Man さん作 [587] -
サークルチェンジ #9
尾張ヶ丘高校では新入生の団結と交流を深めるため、4月下旬にクラスマッチが開かれる。男子は1日目サッカー、2日目バスケという定番種目。1クラスを2チームに分け、4クラス合計8チームでトーナメントを争う。隼人は1組のAチーム。勉強は丸っきし駄目だが、スポーツとなると話は別だ。「おっしゃっ!やるからには優勝しようぜ!」1日目のサッカー。負けず嫌いな隼人の活躍もあって1組Aチームは決勝へ進出。決勝の相手
Hollow Man さん作 [612] -
サークルチェンジ #8
― 隼人が野球部に入部して一週間 ―\rエースピッチャーを得てチームの練習は活気づいていた。隼人も硬式球に早く慣れるため連日投げ込む。ひたすら外角低めにストレートとカーブを集める練習。しかしチームには課題が山積み。キャプテンの仁藤は強力なリーダーシップを発揮する一方、行き過ぎた行動に走ってしまうことも。昨年、部内暴力を起こしたのも仁藤だ。監督はその責任を取り辞任、この春別の学校へ。当時20名
Hollow Man さん作 [595] -
サークルチェンジ #7
隼人は家に帰るとテーブルにあったおにぎりをつまみ食いした。「コラッ!またあんた手も洗わんで!はーズボンも買ったばっかで汚して… 。 高校生になったんやからしっかりせな!」夕飯の支度を終えようとしていた母親に早速叱られた。「かあちゃんもうパート行くから将人と留守番頼むよ。あんたも朝早いから夜は早よう寝とき!」隼人は母親と弟との3人暮し。母親は朝から夕方まで働き、夜からはパートに出る。それでも苦しい
Hollow Man さん作 [683] -
サークルチェンジ #6
シュューーーーーーッッガシャンッ隼人の投げた1球目は高めにすっぽ抜け、バックネットを直撃する大暴投。先輩達「おいおいどこ投げてんだよ!ノーコン!」「硬球投げたことねんだろ!」2球目、今度はホームベース手前でワンバウンド。隼人「やっべ、(指に)引っかけすぎた、、、」またも痛烈なヤジが飛ぶ中、仁藤は冷静に隼人を見ていた。(こいつ、なんて下半身のバネしてやがんだ!?上体があんだけ開いてんのに体重が乗
Hollow Man さん作 [636] -
サークルチェンジ #5
仁藤「お前らまたヤニ吹かしてたのかよ、、、、おっ何だ!?うちに新入りか??」キャプテンの仁藤が隼人の存在に気づいた。先輩部員「名前は黒沢隼人って言って、Pやってたんだって。」仁藤「ほぉーそれで黒沢?、お前どこのシニア入ってたんだ?」隼人「あっ中学の部活でやってました。」仁藤「軟式か、まぁいい、うちも今ちょうどPいなかったとこだ、俺が受けてやるから投げてみろよ。」隼人は先輩達にグラウンドまで案内し
Hollow Man さん作 [637] -
サークルチェンジ #4
隼人「あの、野球部の見学に来たんですけど…」先輩「そうか、珍しいな。ちょっと待ってな。」先輩は部室の中に入って部員達と何やら話したあとしばらくして出てきた。「じゃあ中入んな」隼人が部室に入れてもらうと先輩部員が数人いた。色褪せたアイドルの水着のポスター、床に散乱した漫画本、コンビニの弁当のトレイやパンのビニール袋のゴミetc…隼人の目には青春!?が飛び込んできた(笑)そして何より・・・ヤニ臭いの
Hollow Man さん作 [612] -
サークルチェンジ #3
野球部の部室の前まで行ってみると、人の気配がない…「やっぱ噂通りやってねーのかなぁ。」尾張ヶ丘高野球部は昨年6月に部内暴力が原因で対外試合禁止処分を受け、夏と秋の県大会に出場していない。そのあと活動しているのか隼人は確かめに来たのだ。「あーあ入試ん時に見学しときゃ良かった。」仕方なく引き揚げ、2、3年生の始業式の日にもう一度来ることにした。始業式当日―\rとりあえず担任に野球部のことを聞いてみた
Hollow Man さん作 [597] -
サークルチェンジ #2
多くの生徒が親に付き添われ登校する中、隼人は一人、クラス割りの書いてあるしおりをもらい体育館へ。入学式が始まると、睡魔が何度も襲ってきた。「ねむてー今日は200件配ったもんな。」その後、クラスごとに教室に別れてのHRではアクビを連発!「はわぁわぁ あーHRってホームランじゃないのか。」午前中で放課になり、隼人は一目散に野球部の部室へ向かった。
Hollow Man さん作 [623] -
サークルチェンジ
校門へとつづく長い坂道。一人の少年が舞い散る桜を見上げている。「俺、ここでもやれるかな。。。」彼の名は黒沢隼人。この春、県立尾張ヶ丘高校に入学した新入生だ。隼人は中学時代、野球部のエースとして全国大会ベスト8にチームを導いたほどの野球少年。当然高校野球の有力校からの誘いもあったが、隼人は何故か高校野球としてはまったく無名の県立尾張ヶ丘へ――――それにはある事情が、、あったのだった。。。
Hollow Man さん作 [696]
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