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森川 恵美 さんの投稿された作品が10件見つかりました。

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  • 鈴の音

    花菜(はな)と私(鈴音(すずね))。 比べると圧倒的に花菜の方が可愛い。 妹の私は全く可愛くない。 メガネにニキビ、花菜のお古のヘアゴム。 花菜の使って飽きたものは、私に渡される。(可愛くないやつは) あまりにも可愛い物だと他にやる。 だから、可愛くないんだと思う。 学園祭 鈴音のクラスはカフェをした。 『カフェ バタフライ』。 花菜のクラスはカフェ。 『カフェ キューティクルスター』。 だい
    森川 恵美 さん作 [505]
  • バラバラにされたカラダ。

    もういいかい? もういいよ。 はじめは、滑り台の下をさがす。 いた。 両耳が。 耳を袋に入れるとまた、歩きだす。 次は、アスレチックをさがす。 いた。 心臓と頭が。袋に入れる 次、砂山。 掘っていくと、 いた。 両足と片腕が袋に入れる。 公園の真ん中。 片腕とその他。 よかった…、よかった…、全部見つかった。 カラダが。 これですっきりした。 バラバラにされたカラダをおかの上に置き、成仏し
    森川 恵美 さん作 [1,033]
  • 運命の犬?

    公園につくと優しい風が吹いていた。 桜は正夢にならないようにと願った。 後ろを振り向くと隼人が座っていた。 「よっ、桜、桜が学校サボるなんて珍しいじゃん。」隼人の手には カリンが…
    森川 恵美 さん作 [443]
  • 恋愛ベビー

    僕は、今日はじめてこの学校にきた。 この学校は、赤ちゃん育児能力大学校というらしい。 なぜこの学校にきたかって? 愛がいるからさ。 卒業式の帰り道にわんわん泣いている愛をみつけたのさ。 段ボールにいれられて公園のベンチの下に捨てられていたんだ。 「入ってきていいわよ。」 僕の担任になる『舞与元 香(ふともと かおり)』先生が僕に合図した。 僕は教室にはいった。 教室は女屋敷状態だった。 男子は
    森川 恵美 さん作 [513]
  • キスして?

    私の声は封印されている。 誰に封印されたのはわからない。 生まれたときから声が出なかった。 対象相手にされない私は、仕事が少なかった。 だいたいは工場の掃除当番などの雑用だった。 こんな私でも友達がいた。 人気俳優の〔坂本 弘史〕(さかもと ひろし)と幼なじみの〔井上 純子〕(いのうえ じゅんこ)だった。 いつものように三人で生ビールを飲んでいると弘史が酔っぱらいながら私に抱きついてきた。 私
    さち・森川 恵美 さん作 [681]
  • 愛してる。だから忘れないで?

    妻良(さよ)は今、心が壊れている。 だから少し休ませよう。紗愛優(さあや)が迎えにくるまで…。
    森川 恵美 さん作 [734]
  • 運命の犬?

    夢…だった。 目を覚ました桜は水を飲みに台所へ行った。 ふと、時計を見ると10時になったところだった。桜は学校に遅れたのになんとも思わなかった。 桜は水を飲んでから私服に着替えた。 そして公園へ散歩に行った。 隼人と夢に出てきたカリンに合いに…
    森川 恵美 さん作 [450]
  • 運命の犬

    優しい風が吹いた。 なんだか少しくすぐったい。 後ろを見ると隼人が座っている。 隣には、犬が。 「その犬、どうしたの?」桜(さくら)が聞くと隼人は優しい笑みを浮かべた。 「カリン、カリンだよ。」隼人はマルチーズのカリンを抱きながら言った。 「そろそろいかなきゃ…、大好きだよ、桜…。」 隼人は桜の髪を優しく撫でるとカリンを抱きながら、行ってしまった。 桜は少し嫌な予感がした。 大丈夫、と桜は自分
    森川 恵美 さん作 [491]
  • しんじゃやだ!?

    空を見上げた、雲一つない。 美井(みい)は空が好きだった。 空には聖(さとる)がいると信じてるからだ。 二年前、美井の彼氏の聖は事故で死んだ。 美井を守るため、美井の身代わりになって死んだ。しかも、普通の事故ではなかった。 あきらかに美井を狙って起きた事故だった。 聖が死んだとき、美井は自殺しようと考えた。しかし不思議なことがおこった。 美井が聖からもらったネックレスから聖の声が聞こえた。 いま
    森川 恵美 さん作 [457]
  • 悪魔の別荘

    ガタン! 物語はそこから始まった。 とある山奥にひっそりとたたずむ別荘があった。 この別荘を購入した出雲夫妻は、久しぶりにまさる(夫)の長い休日と多くの大金を手にしたため、この別荘にきたのだった。 とまりにきた1日目の夜、まさるの妻のトシ子がふと目を覚ました。 台所の水道から水が溢れる音がした。 トシ子が台所に行き除いてみると…何もなかった。水も溢れていない。 トシ子は、ホッとして寝室に戻ろうと
    森川 恵美 さん作 [808]
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