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シャインさんの投稿された作品が78件見つかりました。
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空へ
セブンイレブンの制服を着てればカウンターの向こうのお客様は威張る方もいる綺麗なスーツを着て丸ビルの入館証をぶら下げていれば警備員も現場員も最敬礼をする…いやいや…俺は先月まで下請警備員で作業員に怒鳴られてたんやけど…丸ビルに入ってるってだけでビルの商品は無条件で割引になる…いやいや…俺は先月まではセブンイレブンのカウンターの中にいたんだけど丸ビルを申し訳なさそうにヤマトのドライバーが荷物を運ぶ…い
うのさんちゃんさん作 [699] -
なめてんじゃねぇぞ
ウチの奥様は福島県いわき市出身だ震災後自分の家族は無事だったが実家に年寄りがいるので機会を見ては実家(いわき)に帰ってる奥様は訛りが残ってるのですぐ東北出身とわかる私達は分不相応に六本木の高層マンションに住んでいる奥様は六本木の高級スポーツクラブに通う雨が降った位であぁあ放射能に降られちゃったと言う舐めた方々の集う場所で堂々と福島帰りを公言しレッスンはセンターの最前線を実力で陣取る私は何も出来ない
祈りさん作 [773] -
皆の無事を祈ります
揚羽さん大丈夫ですかまこりん大丈夫ですかるーさんは投稿してるので大丈夫なようですね未体験な災害に戸惑いの生活もやっと携帯を眺める余裕が出来ましたこの災害時にとやかくはナシよ揚羽さん貴方の勇気は素敵でしたいつか会えると思っております貴方の無事を祈ってますまこりんいつも励ましてくれてありがとう福島も事態は深刻ですね私の福島の家族は無事ですまこりんの無事を祈ります無事を祈りますただそれだけしかできないけ
祈りさん作 [779] -
桃子のショートストーリー「負けないぞっと」
東京タワーの入口角の喫茶店の窓際の席は私のお気に入りの席まっお気に入りというか思い出の席この席から彼が坂を駆け上がってくる姿を待ってる自分が好きだったこれから会えるんだ!そう思うと待ってるドキドキ感が好きだった彼もいつも息を切らして走ってくる「そんなに走らなくてもいいじゃない」彼は息を切らしつつ優雅さを意識して答える『少しでも早く会いたくてさぁ』そんな仕草が愛しくて仕方なかった愛のゴールが結婚なら
桃子さん作 [643] -
たった一つの物語「生きる」
おい!オッサン遅いぞバカじゃねぇのか!夜の繁華街のコンビニでレジをうつパパは新人の上に不器用でお客から罵声を浴びるパパは必死に謝りながらアタフタと頑張る私はいつも心配でコンビニにパパの様子を見に来るパパは昼間は警備員で夜はコンビニのバイトをするフリーター私は涙が溢れるごめんなさいパパ私が健康な身体ならパパは前のようにカッコいいスーツを着こなし部下を従えて働けてたのに…私の多額の手術代金のためにパパ
桃子さん作 [583] -
世界で一つの物語
早朝酔った千鳥足でフラフラと歩いているとガラス引き戸の内と外で引き戸を空けるのを苦闘している老女二人が目に入ったあ〜大変ね〜と頭で思った時に10年前の出来事が記憶から甦った桃子(私)立って席譲れよ普段は私に優しい彼が電車中で老女を目の前に座席を立とうとしない私に珍しくイラついたようだ私は戸惑いながらも席を譲り電車を一緒に降りた後不満げに彼に言った貴方ってお年寄りに優しいのね…彼はいつもの笑顔で優雅
桃子さん作 [694] -
世界でたった一つの物語(幸せの基準)
あっ・・・・・変わり果てた姿は昔の面影は薄れてたが張りのある声は心が忘れていなかった「足元に気をつけてお通り下さい」刑務所から出てきたと噂で聞いていたが彼の華やかな頃を知ってる私は彼の警備員姿に彼と声を聞くまで気がつかなかった…彼は私に気がついてるかはわからない与えられた歩行者誘導の仕事を一生懸命声を出し働いているあれから五年サンシャインから東京の街を眼下に見下ろしたあの頃罪が確定した日彼は笑って
桃子さん作 [732] -
世界でたった一つの物語
あのクリスマスから一年愛はいつかは終わるもの楽しかったことや幸せだった時間は空虚感としてブランコのようにユリ戻しがくるいっそ幸せ時間なんてなかったら良かったのかな?…違うやっぱり違う思い出は生き抜くための力世界でたった一人でもいい私の言葉に感銘し私の物語を描いてくれた人に感謝したい!あれから一年もうすぐクリスマス!幸せな気持ちを振り返りつまんない怒りや自分の救いようのない性分も全て浄化しハッピー
桃子 さん作 [652]