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ゆう さんの投稿された作品が97件見つかりました。

 
  • YES 4

    私と桐島さんは体育祭以来、よく話すようになっていた。「桐島さん、陸上では何の種目やってるの?」「50メートル」「桐島さん足速いもんね!」大体、私の声掛けに桐島さんが応える感じだったけど、私は桐島さんと話せるようになって嬉しかった。「唐沢さんは?」「え?」「映画研究部。どんなことしてるの?」「知ってたの?えへへ。マニアックでしょ」「そんなことないよ」桐島さんはふっと笑った。「あのね、これから」「ん
    ゆう さん作 [241]
  • YES 3

    私は、話もまともにしたことないあんたの事が気になってた。座席はあんたの後ろで、声を掛けようと思えばすぐにでも掛けれた。でも、なんでだか私は足がすくんでた。この先にある感情が、普通じゃないんじゃないかって…。そんな気がしてた…。逆にわざとあんたを避けるようになってた。関わったら…もう後戻りができない気がして…。「動かないで」体育祭の障害物競走。私はきっと一生忘れないと思う。あの時から、私のすべては
    ゆう さん作 [281]
  • YES 2

    「あゆ〜髪だいじょぶ?」応援席に戻ると、なっちゃんが心配して駆けつけてくれた。「うん。だいじょぶ。桐島さんが取ってくれたから」「ああ!桐島さん陸部だから」毎年、陸上部の部員は体育祭の運営を手伝っている。「私…桐島さんと初めて話したかも」「あの人、あんまりしゃべんないからねぇ。て、あゆは座席、桐島さんの前じゃん!」「うん。でも話したことないもん」「…ふ〜ん。あ!次の次、騎馬戦じゃん!行かなきゃ!」
    ゆう さん作 [289]
  • YES 1

    唐沢あゆ。地元の女子校に通う17歳。どこにでもいる平凡な普通の女の子。運動はちょっと苦手。勉学も真ん中くらい。取り柄といえば…ピアノが弾けることくらい。今日は高校最後の体育祭。嫌だなぁ。私は運動音痴なのもあって、当たり障りのない障害物競走に出る。「あゆーっ!がんばってー!」友達のなっちゃんが応援席から声援を送ってくれる。「あは…」私は笑顔を引きつらせて応えた。順番がまわってくる。「よーい…」パァ
    ゆう さん作 [538]
  • YES sideあゆ

    カズ。元気にしてるかな?もう、ずっと会ってないね。また…会えるかな。ごめんね。私のせいで、カズを傷つけた。そんなつもりなかった…でも…。カズ、いつか、あなたに会えたら…。続く
    ゆう さん作 [339]
  • YES sideカズ

    あゆ。高校卒業してから、もう5年が経ったね。あゆ、今なにしてる?あんたが元気で笑ってくれてれば、私はそれで十分だよ。私たちの関係は、私が壊したんだよね…。でも伝えずにはいられなかったんだ。あゆ、あんたのことが大好きだって。どうしても、伝えたかった。続く
    ゆう さん作 [293]
  • 滲む世界 最終話

    ピンポーン♪「はい」「……俺…」心臓が大きく跳ね上がる。お兄ちゃんだ。私はすぐにドアを開けようとしたけど…開けられなかった。お兄ちゃんの顔を見たら、気持ちが揺らいでしまいそうで…。「…美智。開けなくてもいいから、話、聞いて」お兄ちゃんの声…久しぶりに聞いた。「俺…いつも気づくのが、遅いよな…」「……」「美智がいなくなって、俺にとって美智がどれだけ大事な存在なのか…改めて、分かった…」…いまさ
    ゆう さん作 [303]
  • カバに恋する。最終話

    「なんで…そんなこと、言うの?」私は泣きそうになるのを堪えて、震える声で聞いた。「…信じられないからです。こんな、俺のことを好きなんて…」「こんななんて言わないで!」とうとう私はボロボロと泣き出していた。「川端さんが今まで会ってきた人たちがどんな人たちだったかなんて知らないよ!…私は川端さんが好きなだけ。暖かくて、優しくて、いつも一緒にいるとホッとできて、日溜まりみたいな川端さんが好きなだけだよ
    ゆう さん作 [226]
  • カバに恋する。18

    次の日、仕事おわりにマンガ喫茶に向かった。川端さんが好き。自分の気持ちははっきりしてる。告白する決心をして、いざ出陣!!「…いらっしゃいませ」「おつかれさまです!」ドキドキドキ…き、緊張する…。「あのっ…私…」川端さんは私をじっと見ている。「私、川端さんが、好きに、なって…」「…………」川端さんは表情ひとつ変えず、私を見ている。「あ、の…?」「…からかってるんですか?」「え?」「冗談はやめてくだ
    ゆう さん作 [168]
  • カバに恋する。17

    川端さんは私の作ったお粥を全部食べてくれた。私は、川端さんのこと急に意識し始めちゃって…どうしよう…「…おいしかったです。ごちそうさまでした…」「あ…よかった」ニコッと笑顔を見せる。「…俺はもう大丈夫なんで、帰ってください。…来てくれて、ありがとう」「うん…」どうしよう…。川端さんは私のこと、少しでもいいなって思ってくれてる?「川端さん…」「…はい」「…呼んだだけ…」あーっ!!どうしようーっ!!
    ゆう さん作 [179]
 
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