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ゆいき さんの投稿された作品が20件見つかりました。
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消えない力 17
さっきので確信した。あいつは母さんじゃない何かだ。母さんなら・・・・力を使える。俺とおなじ風の力を。「誰だ?お前・・・いい加減にしろ!?」「・・・・・あ〜ぁ ばれちゃったかぁまぁいっか。つまんないしねぇ〜」そいつが顔に触ると全く別の顔になった。「じゃあ合格〜」すごいハイテンションな奴らしい。うざい。「いったい何がしたいんだ?」自然と声が低くなる。「うわっ。まだ怒ってるよ。器ちっさ。たかが顔借り・
ゆいき さん作 [522] -
閻魔
あなたはこう言うの。「限りがあるから強く求める。始まりがあるから終わりがある。ならば、限りなく求めればいい、始まりすらなければいい限りない偶然の中の僅かな必然なのだから。終りに目を、向けなければ、いい」確かにそれはいいのかもしれないわ。太陽の光と同じで、直接みなければ有益だもの。けどね、それじゃあ人が生きることはできないの。ほら、不老不死を手に入れれば、求めるものもなにもない。ほら、始まらないか
ゆいき さん作 [566] -
悪魔
あなたはこう言うの。「他人に自分を語るから傷付く。他人の言葉を聞くから騙される。ならば、他人と関わらなければいい。独りで生きればいい、それが耐えられないなら最低限に関わればいい。他人を深く、知らなければ、いい」確かにそれはいいのかもしれないわ。海に深くもぐるのと同じで、浅いところなら苦しくないもの。けどね、それじゃあ他人を愛することはできないの。ほら、独りで生きているから嫉妬を知らない。ほら、他
ゆいき さん作 [602] -
消えない力 16
そんな願いとは裏腹に、頭と身体は違うとはじめて感じた。身体に近づくなと命令しているのに関わらず、近付いてしまう。「空、早くおいで」「・・・・本当に母さんなの?証明してみてよ」母さんは困った顔をする。「私は私よ?」「違うからいってるんだろ!?」怒りのあまりに不可視の風の弾を撃った。母さんはそれにあたる。「痛いわ。空止めて」「母さんの姿でこれ以上喋るな。殺るぞ?」――――――――――――――後には静
ゆいき さん作 [519] -
消えない力 15
「空、こっちよ」この声は!?忘れるはずがない。振り向くと母さんがいた。「母・・さん・・・? 母さんなのか!?」「そうよ。さぁ空、こっちにおいで」自分でもびっくりするほど、弱々しく歩いている。――――――――――――――「そう焦るんじゃないよ、唯ちゃん。まだ死ぬって決まったわけじゃないだろう。」唯は胸倉を掴む手を緩めたりはせず、むしろより強く掴んだ。「あんた何、心を読むの?死ぬって―――」「黙れ」
ゆいき さん作 [467] -
神
あなたはこう言うの「見ようとするから見えない。聞こうとするから聞こえない。ならば、意識して見なければいい、聞かなければいい。視界に入ったものを見ればいい、助けが聞こえたら聞けばいい。余計なことを、しなければ、いい」確かにそれはいいのかもしれないわ。風や波に身をまかせるのとおなじで、自分で考える必要がないから。けどね、それじゃあ他人を助けることはできないの。ほら、飢えて死んでしまう子供も見つけられ
ゆいき さん作 [709] -
消えない力 14
映像が流れはじめた。『皆さん、入学おめでとう。そしてありがとう。此処で君達は力を得る。この学校の地下には妖精の力で創った門がある。その門をくぐり獣人達のいる魔星にいき、妖精を攻撃する者達をいなくさせるのが君達の役割だ。理解してくれたかな??いや、理解してもらわないと困るんだがね・・・。それでは、これから君達には力を得てもらおう。さぁ、右手に見える部屋に入ってくれ。』ここで映像がきれる。周りを見る
ゆいき さん作 [519] -
消えない力 13
「・・・気持ち悪いから一人のときにそういうことはしてくれ」「だから無かったことにしようとしたじゃないですか!?あれじゃあ俺が変態みたいになりますよ!!」「あぁ・・・そうだな。お前は変態なんかじゃないぞ。(むしろ変人だと私は思う)」「よかった・・・」ん? なんか憐れまれてる気が・・・気のせいだよな。あぁ、視線って痛いんだね。今気付いたよ・・・「おい、そんなことはどうでもいい。さっきのは・・・」「力
ゆいき さん作 [481] -
消えない力 12
「俺も試してみていいですか?」「あぁ、他にいないな?じゃあ、こいつで最後な」クラス全員が固唾を飲んで見守ってる?のがわかった。いや正確には一人にやけてるけど。。。「早くしろ。どっからかかってきてもいいぞ」「わかりましたよ、ふぅ」肩の力を抜き集中する。そしておもいっきり殴った。。。。と、見せかけて風の塊を飛ばす。先生を向こうに吹っ飛ばした。おぉ! と、歓声があがる。悪い気分じゃないな。「先生大丈夫
ゆいき さん作 [522] -
消えない力 11
先生の手の叩く音にみんなが注目する。「はい。 自己紹介は終わったな?。 それでは力を実際に見せる。 あと、ここの先生はほとんどが 二つの力を持っている。 逆らうのはやめておけ」教室がざわめく。ここにいる先生の能力で呼び出せるのは一回だ。だから自分で呼び出したということか。「私は身体能力の増加と、 硬化の力を持っている。」身体能力の増加と硬化の力って最凶じゃん。攻防のバランスが一番いいんじゃないか
ゆいき さん作 [617]
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