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うえ さんの投稿された作品が24件見つかりました。

 
  • バンドブーム〜14〜

    障害物のない日当たりの良い屋上にギターの音色が鳴り響く。(誰が弾いてるんだろう?)音に釣られ屋上へ向かう。ガチャ扉を開けると行き場を失った音が風と共に入ってきた。同時に音の主がわかった。(・・・大桑くんと・・・海山くん・・・?)確か職員の間では“大桑が海山をイジメてる“と囁かな噂になっていたはず・・・。♪♪♪♪⌒♪♪♪⌒♪♪(・・・!!!)凄い綺麗な声。驚きが体外から出てしまったのか、海山くんが
    こう さん作 [300]
  • バンドブーム〜13〜

    「おう、アケミツ。屋上に行こうぜ。」昼休みに大桑にギターを教えてもらうことが楽しみになっていた。不思議だ。イジメでしか使われなかった屋上が今じゃ一番楽しめる場所になっているなんて・・・。屋上「昨日は“Gコード“が弾けるようになったよな。じゃああとの残りは・・・“Fコード“ど“Bコード“だな。」「“セーハ“って言う6弦から1弦まで人差し指で押さえるやつだよね?」大桑が感心そうに頷く。「おぉ〜アケミ
    こう さん作 [300]
  • バンドブーム〜12〜

    月曜日 昼休み場所:屋上「よし!じゃあ練習始めるか!」黒のギターと茶色のギターを掲げた。「どっちがいい?」笑顔で聞いた。「じゃあ・・・黒のギターで。」理由は“なんとなく“「よ〜し。まずはじめにチューニングするぞ。ん?チューニング知らない?ん〜簡単に言えば“調律“のこと。楽器の音程を合わせること。」納得したようだ。「で、チューニングするとき、このU字型の金属“音叉“というのを使います。でも、初心者
    こう さん作 [268]
  • バンドブーム〜11〜

    「俺と一緒に文化祭出よーぜ。」驚いた。もうパシらないっていうことより驚いた。「あ!別にすぐ返事くれなくてもいいんだぜ?」初めて見る・・・大桑の焦ってる顔。「あ!でもよ早めに返事・・・」「いいよ。」驚きの顔をあげる大桑。「・・・僕でいいならギター覚えて一緒に文化祭に出るよ。」喜びの顔をあげる大桑。「まぢで!?よっしゃあああ〜!!!頑張ろうなミヤマアアア!!!」歓喜に狂う大桑。これも初めて見る。「じ
    こう さん作 [268]
  • バンドブーム〜10〜

    次の日、大桑は海山のいるクラスへ向かった。「お〜い。ミヤマ〜。大桑くんが呼んでるぞ〜。」他人経由で呼んでもらった。海山は読書をしていた。あわててメモ帳を鞄から出すと走ってこっちに来た。「今日は金曜日だから豚ショウガ焼き丼だよね?オカズは何?」メモ帳にシャーペンを置いて聞く。「ば〜か。そんなこと言いにきたんじゃねーよ。」海山は え?と言って時計を見た。「じゃあ今日はお昼食べないの?」「もうおめぇを
    こう さん作 [288]
  • バンドブーム〜4〜

    ギャーン!エレキギター独特の高音がスタジオ内に広がる。「坂本!ドラムもうちょっと強く叩け!あと杉原!ベースの音小さすぎ!大きくしろ!いくぞぉ!」♪♪♪〜♪♪♪〜♪♪♪♪「ストーップ!坂本!この曲のテンポ150だぞ!遅すぎる!あと杉原!ベースの音大きくしすぎ!小さくしろ!もう一回頭から!」♪♪♪〜♪♪♪〜♪♪♪♪「ストップストーップ!お前ら息合ってないぞ!もう一度前奏から!」(ったく・・・大桑の野
    こう さん作 [272]
  • バンドブーム〜9〜

    (うわぁ、すごい!ハモってる!)大桑と目が合った。(大桑くんって声高かったんだぁ。この曲の原曲KEY、結構高いのに更に高いKEYでハモってる・・・。)¶¶¶⌒¶¶⌒¶¶¶¶¶¶¶¶⌒¶¶⌒¶¶⌒¶気持ちいい。ハモるとすごい綺麗だ。・・・そういえばこれってミヤマショーなんだよね・・・。よかった・・・初めてショーらしいショーができたよ・・・。歌が終わった。同時に杉原と坂本の手のひらから拍手が産まれた
    こう さん作 [251]
  • バンドブーム〜8〜

    (サビでハモってやるか。)それにしても海山の歌声はすごい。地声とのギャップが激しすぎる。歌声だと・・・なんてゆーかすごく綺麗で通る声。・・・正直悔しい。ミュージシャンを目指す俺の目の前でこんな代物魅せられちゃあ黙っていられない。だからサビでハモってやる。見てろよ。¶⌒¶¶⌒¶¶¶¶¶⌒¶¶⌒¶¶¶¶海山がこっちを見た。どうだコノヤロー。
    こう さん作 [242]
  • バンドブーム〜7〜

    歌を歌うことは昔から大好きだった。幼稚園児の頃の将来の夢は歌のお兄さん。だが年が年を重ねてくうちにその夢は薄くなっていった。そして父の死。将来の夢さえも見ることができなくなってしまった。明光はそう決め込んでいた。小学校3年生。母子家庭ということから始まったイジメ。市立中学校は小学校の延長線、結局イジメは中3まで続いた。でも母には言えない。母の数少ない収入で行く学校を楽しみたい。無理だ。イジメられ
    こう さん作 [269]
  • バンドブーム〜6〜

    (・・・すげぇ。)海山は何故か表情が強張っている。杉原坂本組みは口が開きっぱなし。(鳥肌たったぜ・・・。ほんの一瞬で・・・。)きっと他の二人もそうだろう。「あの・・・どうしたの?」恐る恐る海山が聞いた。「・・・!!!あ・・・そ・・・そうだよ。なんで途中でギター止めるんだよ。」我に帰る杉原。「お・・・おう。そうだよ大桑・・・。じゃあもう一度初めから・・・お願い・・・します。」「お・・おう。」海山は
    こう さん作 [270]
 
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