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悠月亜夜 さんの投稿された作品が20件見つかりました。

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  • 僕と僕で一人分

    たまに…自分の中身が《別れる》感覚がある。こういうの、何て言うんだろう?自分の中に『もう一人の自分』が 居る感じ。まるで、テレビ越しに周りを見てるような…意識が《別れる》感じがする。その時『僕』の中に『僕』が生まれる。いつからか『僕』と『僕』は、それぞれの【個】を持つようになった。それは…生きるために『僕』が生んだ、もう一人。苦しみや悲しみを分けて受け止めるために。こんな自分だから、人を好きにな
    悠月亜夜 さん作 [645]
  • ゴスロリと私

    貴方は【ゴスロリ】って知ってますか?【ゴシック・ロリータ】の略。中世の世界や、おとぎ話の世界みたいな素敵な芸術。この頃は【ゴスパン】なんてあったりする。【ゴスロリ+パンク】の略。世界観に服やメイクを表す言葉。私は【ゴスパン】が好き。弾けてて・可愛くて・カッコイイ!本当は、フリフリ☆ヒラヒラのロリータや、流し目スラッとゴシックだって憧れるけど…不器用な私には作れ無いし、買おうにもサイズが無いしお金
    悠月亜夜 さん作 [446]
  • 幼心の恋〜終?

    真っ暗な中、お父さんと空港近くから電車に乗って…駅から車で、いよいよお家。私の、新しいお家。その時は知らなかった…私を待ってる闇と光。幼い私は楽しい生活が待ってるって夢見てた。今じゃ笑える程に、はかない夢。迎えてくれた、おじいちゃんと・おばあちゃん。優しかった。暖かかった。一瞬の夢。数日したら、化けの皮が剥がれて落ちた。私は、お父さんの傍を離れ無い。それは自分を守る子供の本能。ある日幼稚園に通う
    悠月亜夜 さん作 [289]
  • 幼心の恋

    それは…私が、うんと子供の頃。小さな、恋をした。お父さんに、小さな心の、小さな恋。誰でも一度は、幼い頃夢は「お父さんのお嫁さん!」て言った事っないかな?私はお母さんが居なかったから、なおさら。お母さんは嫌い。とってもいい加減な人だったから。最初は私を引き取って、お金はお父さんから貰ってた。私には『何もしてくれない人』なんて嘘ついて…よく気まぐれに怒られたり、放って置かれた。それでも保母さんなんだ
    悠月亜夜 さん作 [296]
  • 紙の手触り・不思議な気持ち

    私は絵を描くのが、大好き。だって、その間は嫌な事全部忘れられる。色んな絵を描く。実写に模写に空想の絵。その時一番好きな漫画や小説のイラスト。誰に見せるためでも無い。あ・たまに友達に言われて見せたり、欲しいと言ってくれたら、あげたりするかな?好きなのは描いてる時間。紙と向き合う長ぁい時間。【紙】って一言で言っても、同じノートでも何だか全部違う気がする。手触りじゃない…雰囲気って感覚が一番近いと思う
    悠月亜夜 さん作 [319]
  • 孤独は幸福

    私は病気。心の病気。深い闇に引き摺り込まれるような、苦しさに…首を締められるような何とも言えない苦しさに訳も無く泣きたくなる。喚きたくなる。でもね…いつからか、『それ』がシアワセに感じられて来た。一人で居る事の幸せ。外から聞こえる子供の他愛無いお喋りを聞いたり、大好きな本を読んだり音楽を聞いたり…苦しくても、誰も信じてくれなかった。家族も医者も。たくさん泣いた。たくさん叫んだ。『助けて!』って。
    悠月亜夜 さん作 [345]
  • 泡雪みたいな恋・完

    病院を変えて、初めて行った時の医者の台詞は皆『直ぐに治るよ!』だが、やはり今回もそうだった。無駄に期待はしない。だったそう言われて既に数年過ぎてたから。彼女の子供も小学生になった。勿論私の気持ちは変わらない。彼女が好きだ。新しい病院になってラッキーな事も…彼女の行動範囲に入っているし、大好きな本屋がたくさんある。病院帰りに待ち合わせして、一緒に本屋に行ったり…彼女に出会って、もう10年には過ぎた
    悠月亜夜 さん作 [319]
  • 泡雪みたいな恋・3

    彼女と過ごす日々はとても楽しくて…。町で見かける女子高生みたいに外で歩きながらキャラキャラ笑い、時にはお茶をしながら鈴のように笑い…「胸大きいね〜!」「大きいし形良いじゃないですか〜」なんて話しながら、互いに何回か触りっこしたり…。女にしては大きめな私の手に調度すっぽり収まって、柔らかくてふんわりしてて、ほのかに暖かかった。全てが初めてで、何もかもが輝いてみえたし笑顔が増えて大げさでなく、産まれ
    悠月亜夜 さん作 [370]
  • 泡雪みたいな恋・2

    初恋は男の子だったし、テレビに出てるアイドルや俳優…町行くカッコイイ男の人にだって魅力を感じる。それまで同性に何か…普通に可愛いと思っても『ときめき』めいた感情は持った事が無かった。彼女に会うまでは…私がアパートに引っ越して程なくして、何と彼女が近所に引っ越して来る事になった。彼女の子供の一人が喘息が酷く空気の良い場所を探していて、それがたまたま近所だったのだ。木々が生い茂るピンクの家。そこはか
    悠月亜夜 さん作 [350]
  • 泡雪みたいな恋

    あの人と初めて会ったのは、たしか15歳位の時だっただろうか。私とは一回り以上歳上で、結婚して数年…そんな昔じゃないけど、まだ携帯なんて普通は持て無かった頃、雑誌の文通募集で知り合った女性。引っ越したばかりの私は、住所が近い女友達を探してた。なかなか見つから無くて諦めようと思った時に、ふと目に止まった可愛らしい文字…住所も、わりと近い!今までだって何人もの人と文通したのに、なぜかドキドキして…何を
    悠月亜夜 さん作 [349]
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