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龍角 さんの投稿された作品が199件見つかりました。

 
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐14話下

    「だったらなんで彼女は半鬼化したんだ!?鬼人から人間に感染することは不可能なはずだろ?」勇の正面に座っている天然パーマの男は勇に疑問をぶつける。「そんな事言われても俺にはわかりませんよ!見付けた時には彼女は倒れていて全てが終わった後でしたし…」「可能性があるのは…」勇の隣りに座っている金髪のソフトモヒカンの男が二人の会話に入り込んだ。「元々半鬼と同じ能力を持った人間かもしれないぞ。 半鬼が暗殺さ
    龍角 さん作 [689]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐14上

    ゴクン・・・どうして・・・?ゴクン・・・ただの血のはずなのにゴクン・・・鉄の味がするはずなのに・・・ゴクン!!なんで甘いの!?佳奈美は勇の腕を放した。「なんでっ・・・どうしてっ!?」佳奈美は自分の体の変化にただただ動揺している。「これが私達の正体よ。血がなければ生きられない吸血鬼。 それが私達半鬼の運命・・」ヘレナが床に崩れ落ちている佳奈美をベットへと戻す。ヘレナと勇はお互い顔を向きあい黙って頷
    龍角 さん作 [716]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐13

    佳奈美の話を聞いて二人は唖然とした。「さいたま市って現世の都市名じゃない…しかもその二人ってまさか…」ヘレナの表情が曇る。「現世?じゃあここはやっぱりあの世なの!?」佳奈美が現世という言葉に過剰に反応する。「ここは天界と呼ばれる死後の世界だ。地形や国、科学技術などは現世とほぼ同じ。地名や通貨、法律なんかは現世とは違っている。天界には『さいたま市』って地名は存在しない。天界の埼玉県の県庁は大宮市だ
    龍角 さん作 [688]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐12

    「本当にそっくりね。でも匂いが違う。」ヘレナは摩羅にそっくりな佳奈美を見て困惑している。「でも体温もちゃんとありましたし摩羅でない事は確かですよ。」困惑するヘレナにすかさずフォローを入れる。「あのーお二人は一体…?」「あぁ自己紹介が忘れたな。俺は鬼神勇。隣りに居るのは嵐山ヘレナ。以後よろしく。」「私は龍造寺佳奈美。よろしくお願いします…」勝手に自己紹介されたので佳奈美は困惑しながらも自分の自己紹
    龍角 さん作 [680]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐10

    1月27日午前6時20分佳奈美は目を覚ました。佳奈美は気が付くと古い洋式の部屋のベットに寝かせられていた。しかもパジャマに着替えさせられている。佳奈美は何故、どうして自分がここにいるのか、そしてここに来るまでの記憶を思い出そうとした。覚えているのは、道路に広がる死体。佳奈美を睨む女の生首。女の血を吸う強烈な殺気を放つ紅い眼の青年。そしてその青年に抱き締められて優しく「安心しろ。」と言われた事…『
    龍角 さん作 [772]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐10

    足に何かが当たり佳奈美は目を覚ました。起き上がり、自分に当たった物を見て佳奈美は絶句した。「腕ぇ・・・腕が落ちてる・・・」肩から切断された腕がそこにはあった。佳奈美は思わず後退りしようとしたが、目の前に黒い影が飛び込んで来た。頭の3分の1が切断された男の死体が飛ばされて来た。脳味噌が切断された頭蓋の切り口からドロッと血と共に流れ出る。「ひぃ・・・いっ・・・嫌ゃあぁぁ!!!」佳奈美は思わず悲鳴をあ
    龍角 さん作 [857]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐9

    『こりゃ何だ!?』銃声の元へと到着した勇はその光景に絶句した。その光景は今まで散々死体を見てきた勇までもが目を疑う様な光景だった。目の前には頭の無い男の死体と、頭と左足が無い男の死体。そして彼等の周りには血痕と頭のものと思われる肉片。そして死体に折り重なる様に高校生と思われる制服を着た少女が倒れていた。『こいつら…どんな殺され方をしたんだ…それにこの娘は一体…』勇は少女の体を揺さぶり声をかけるが
    龍角 さん作 [734]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐8

    「さっさと歩け!!聞いてんのか!?」男は佳奈美に歩く様に命じるが佳奈美はうつむいて、男の命令を無視している。「この娘おかしいんじゃないか?普通この状況なら黙って言う事を聞くだろ。」別の男はがそう言うと佳奈美の顔を覗き込んだ。すると佳奈美は顔を上げて、妖しい笑みを浮かべて手を男の頬へと近付ける。「なんだこの娘?びっびってる思いきや笑って…」男の言葉はそこで途切れた。パァン!!破裂音と共に男の頭がま
    龍角 さん作 [720]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐6

    佳奈美は4人のライフルを装備した男に取り囲まれていた。「女か…しかも女子高生…まさかこんな所で出くわすとはラッキーだ。」男達は理性を失ったまなざしを佳奈美に向ける。一方佳奈美は雪が積もっているのにも関わらず地面にうずくまり、うめきながら震えている。「どうせ法律なんてこの世界に無いんだからやりたい放題だな。オラァ立てよ!!」男は佳奈美にライフルを突き付けて立つように命じるが佳奈美は男を無視してうず
    龍角 さん作 [773]
  • 殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐6

    「ここ…何処…?」佳奈美は目を覚ました。佳奈美はベットから起き上がると自分が見知らぬ部屋で寝ている事に気が付いた。ベットしか無い質素で古い部屋だ。そして床には携帯電話と携帯の番号が書かれた紙が落ちている。真っ白な待ち受け画面には日にちと時刻と曜日が表示されている。佳奈美は携帯を見ながらも、今までの記憶を思い出していた。『私…死んだんだよねぇ…?』天国かあるいは地獄。しかしこの部屋はどちらでも無さ
    龍角 さん作 [877]
 
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