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龍角 さんの投稿された作品が199件見つかりました。

 
  • 殺し合いごっこ? 第21話

    『だめだ・・・今度こそ死ぬ!!』勇は銃を構える暇もなかった。バン!バン!バン!バン!バン!バン!銃声が鳴り響いた。オニが苦しみのたうち回っている。松坂の放った銃弾は頭には当たらなかったものの胸に命中し肺に穴を空けたらしい。さすがのオニでもただでは済まない。「撃てぇ!!!」松坂が叫んだ。もちろん勇もこのチャンスを逃す訳がなかった。バァン!!勇の放った銃弾はオニの眉間に命中しオニは動きが止まり息絶え
    龍角 さん作 [1,373]
  • 殺し合いごっこ? 第20話

    ズシャアァ!!勇はオニの暫撃を左腕でガードした。喧嘩慣れしている事が幸いしたのかもしれない。そして人間の防衛本能が働いたのか、それとも火事場のクソ力のおかげかは知らないが何とか二撃目の攻撃を横に跳ぶ様にして回避した。しかし避けたはいいが部屋の隅に追い詰められた。しかも更に悪い事にあと弾は一発しか残っていなかった。オニが腕を上げ切り掛かるモーションにに入る。『だめだ・・・今度こそ死ぬ・・・』松坂は
    龍角 さん作 [1,174]
  • 殺し合いごっこ? 第19話

    バキバキ…ドォオォン!!!天井が破れる音が勇の後方から聞こえた。『後ろだ!!』しかし勇が振り向いた時にはオニは松坂のすぐ後ろに着地していた。そして松坂が振り向いた瞬間。ズシャアァァ!!!オニは鋭い爪で松坂を切り裂いた。そして松坂その場に崩れ落ちた。松坂を襲ったオニはさっきのような人間の様な姿では無く完全な化け物だった。たとえるなら狼男の様な風貌。そしてオニの証である角が頭に二本生えており手には鋭
    龍角 さん作 [1,068]
  • 殺し合いごっこ? 第18話

    「鬼神はなんで死んだの?」今度は松坂が死因を聞いて来た。「殺されたんだ・・・」「殺された!?」「家に・・・強盗が入って来て家族全員・・・殺されたんだ・・・」勇は嘘をついた。 松坂の話を聞いて本当の事を話す事が出来なかった。 「だから俺は死ぬのが怖い・・・あんな目に合うのはもう嫌なんだ。だから・・・俺はオニを殺して生き延びる道を選ぶ。」勇と松坂の意見が真っ二つに分かれた。「俺も出来ればオニを殺した
    龍角 さん作 [1,164]
  • 魔女 第6話

    一時間目の休み時間。クラスは脱走した強盗犯の話題で持切りだった。「しかし脱走する何てドラマや映画じゃありがちな話だけど本当におこるなんてねぇ。」直人がもっとな事を言う。「しかしどうやって脱走したんだろう?一度あの刑務所見た事あるけど3メートル位のコンクリートの壁で囲まれてあったぜ。しかもその上に有刺鉄線もあるし。」そう言うのは直人の親友である高村鉄雄だ。クラスの皆からは[テツ]と呼ばれている。「
    龍角 さん作 [916]
  • 魔女 第5話

    「おはよう直人!!遅刻なんて珍しいね。」直人が席に着くと隣りの席の紫色の目が特徴的な田中艶子(よしこ)が話かけてきた。カラーコンタクトを着けている訳でもないのに紫色の目をしている艶子はかなり目立つ存在だ。しかし全校生徒67人の中学でしかも小学校の時からクラス替えなんて一度もしたことも無いので今更気にする人など居なかった。「ああ、ちょっと目覚ましが壊れててな。」「へぇ〜朝からついてないないねぇ。」
    龍角 さん作 [805]
  • 魔女 第4話

    2007年1月12日。午前7時55分。「・・・・・・」どこにでもいるような中学3年生尾川直人は目を覚ました。「・・・・・・」目覚まし時計を見る。「・・・・・・」午前7時55分。「やべぇ!!」事の重大さにやっと気が付いた。このままでは遅刻する。直人は大急ぎで制服に着替えカバンを持ち家を出た。 支度がしてあったのは不幸中の幸いだった。ここは関東地方のとある田舎町。何のへんてつも無い田舎町で唯一変わっ
    龍角 さん作 [833]
  • 魔女 第3話

    中嶋は死刑台に行く途中に死刑囚と遭遇した。二人は一瞬目が合ったがすぐにに目を逸らした。そして中嶋も佐東と全く同じ考えをしていた。少女は死刑が行われる部屋に着きとうとう死刑が始まった。中嶋と4人の刑行官(現在の刑務官)は死刑が行われる隣りの部屋で合図を待っていた。少女が死刑台の上に立った。「最期に何か言い残す事は無いか?」刑行官が少女に最期の質問をする。「別に何も無いわ。」「本当に無いのか?」「え
    龍角 さん作 [835]
  • 魔女 第2話

    午前11時。ついに死刑執行の時がやってきた。佐東晴義は死刑囚を死刑台に護送する為に死刑囚のいる独房へとやって来た。佐東は死刑囚を見た事はなかった。ガチャ佐東は独房の鍵を外して中に入った。「・・・」佐東は度肝を抜かれた。そこに居たのは髪が腰まで伸びている美しい少女だった。その美しさはなまめかしく鳥肌が立つほどだ。そして良く見るとこの少女、目が紫色をしている。それは4メートルほど離れて立っていた佐東
    龍角 さん作 [820]
  • 魔女

    この話は今から70年前の1937年の話だ。ここは関東地方のとある刑務所。この刑務所に勤務する中嶋弘太は朝から憂鬱だった。何故なら・・・死刑を執行しなければならなかったからだ。『まさか俺がやる事になるなんて・・・ついてないなぁ・・・』「よぉ中嶋!!」「!?」後ろから声をかけられて振り向くと同期の佐東晴義がいた。「とうとう死刑執行だな・・・」「中嶋そう気を落とすな。俺だって死刑囚を死刑台まで護送する
    龍角 さん作 [938]
 
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