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龍角 さんの投稿された作品が199件見つかりました。

 
  • 殺戮本能―?

    確か小6の時だったけな…姉貴を殺したのは姉貴は運動も出来てスポーツ万能、容姿端麗と三拍子揃っていた。そして不器用な俺を見下し、軽蔑していた。だから殺してやった。夜、姉貴の部屋に忍び込んで、先ずは目からザックリ。ぐちゃって音がしてあいつは悲鳴をあげた。五月蠅いから奴の腹を何度も切り付けて、突き刺してやったな。奴の腹を切り裂くのが楽しくて仕方がなかった。その後、この事件は親父が事実を揉み消した。親父
    龍角 さん作 [649]
  • 殺戮本能―?

    誰もが一度は思ったことがあるんじゃないかな?銃で人を撃ちたい。刀で人を斬りたい。ゲームでゾンビやモンスターを殺すみたいに。とてもかっこいいと思わないか?でもそんな事はしてはいけない。法律でそう決まっているからだ。でも―それは本当に正しい事なのか?良い人を殺す事は悪い事だけど、悪い事を殺す事は正義なんじゃないか?現に警察だって犯罪者を『死刑』という形で合法的に殺してる。全く…矛盾してるよな…人殺し
    龍角 さん作 [689]
  • 漆黒の翼 32

    魔力は二つの種類に分ける事が出来る。一つは、天使、悪魔、人間、他の動物が宿す魔力…マナ。通常、魔法を使う時に使用する魔力だ。そしてもう一つは山や川、石等に宿る魔力…コアだ。コアは何処にでもあるという訳では無く、特定の場所、物に大量に蓄積されており、普段は少しずつ周辺にコアを放出させ、人々に様々な恵みを与えていると言われている。しかしその『恵みのコア』が『災厄のコア』へと変わるのがコアの暴走…即ち
    龍角 さん作 [440]
  • 漆黒の翼 31

    一週間前龍華、ジュリア、力也の三人は執行部の部長である狩屋源に呼び出され、こうして今、狩屋の机の前に集まっている。「突然だが…お前らには一週間後、北海道へと飛んでもらう。」狩屋がそう言い放った瞬間、3人の顔は真っ青になり、冬の北海道に負けない位…凍り付いた。「飛ばすって…左遷ですか…!?」龍華の凍り付いた顔が砕け散り驚愕の表情へと変わる。「ちょっと待てよ…そんな…」ジュリアはぼそぼそと凍り付いた
    龍角 さん作 [404]
  • 漆黒の翼 30

    「ここは…どこだ…」龍華は気が付くと白い床の上にいた。白い床は大理石の様なもので出来ているらしく、磨かれた表面が龍華をまるで鏡の様に映し出している。そして両サイドには馬鹿でかいギリシア風の柱が威風堂々とそびえ立っている。「神殿…みたいだな…」龍華がそう呟いた時、『メフィア…』神殿の奥からまるで心に直接語り掛けるテレパシーの様な神秘的な女性の声が聞こえてきた。龍華は霧が立ち込める神殿の奥へと進んだ
    龍角 さん作 [472]
  • 天使と悪魔と人間の醜い世界‐5

    「え…」意味が判らなかった。今、何が起きた?ばくはつ…俺の隣りでは慎吾が「父さん…本当にやっちゃったよ…テロリストだ…みんな死んじゃたぁ…」俺はその時まだ『テロリスト』がどんな言葉の意味か判らなかった。だが慎吾の「みんな死んだ」という言葉に俺はハッとした。「父ちゃん…母ちゃん…」そう…皆死んだ自爆テロを起こした慎吾の父親も、巻き込まれた母親と、俺の父、母。そして全ての人が。死んだんだ。俺達二人は
    龍角 さん作 [392]
  • 天使と悪魔と人間の醜い世界‐5

    トラック内は一気にパニックと化した。「クソッ!!こんな時に…乗るんなら乗れ!!さっさと出発するぞ。」声の主である悪魔がトラックの中へ乗り込もうと姿を現した。悪魔は家族連れで父と母と男の子の3人だった。そしてその男の子が…「慎吾!!」その姿を見て堪らず俺はそう叫んだ。「錬牙!!無事だったか!!」俺の悪魔の友達…慎吾もそう叫んだ。絶望的なこの状況の中で、親友の再会ほど心温まるモノは無かった。悪魔の一
    龍角 さん作 [393]
  • 天使と悪魔と人間の醜い世界‐4

    「助けてくれ!!」外からそう叫び声が聞こえてトラックが急停車した。「悪魔が何の用だ!!さっさと消えろ!!」悪魔という声が聞こえてトラック内に不安の声が上がった。「俺達は悪魔だ。 でも革命軍でもなんでも無いただの一般人だ!!頼むから乗せてくれ。」その声が聞こえた途端。「来るな!!」「お前らのせいでこんな事になったんだぞ!!」「自分から殺し合いを始めたクセに泣き言を言うな!!」「返してよ…息子と…あ
    龍角 さん作 [377]
  • 天使と悪魔と人間の醜い世界‐3

    天使、人間、悪魔…大人、女、子供…そして一般人、兵士…無差別に皆死んでいた。わが子を庇ったのか、子供を抱き締めながら動かない人間の死体。怒りの形相で睨み付ける天使の兵士の死体。そして顔の表皮が火傷してただれて表情が判らない悪魔の死体。震えが止まらなかった。初めて見る人の『死』何故か涙がこぼれ落ち、とても寒く感じた。俺は堪らず母親に抱き付いた。母親も俺を優しく抱き締めてくれた。あたたかい母親の腕の
    龍角 さん作 [370]
  • 天使と悪魔と人間の醜い世界‐ある天使の話‐2

    外に出た時、俺は家から無理やり引き摺り出された理由をようやく理解した。家が、木が、車が、そして空が燃えている。聞こえてくるのは人々の悲鳴と怒声、そして全てを破壊する爆発音だった。俺達はトラックに乗り込んだ。そこには大勢の天使と人間が、押し込められていた。「こちら東Dブロック。一般人は全てトラックに収容した。 これよりそちらに向かう。」兵隊達は無線で忙しく連絡を取り合っていた。「B、C地区は既に全
    龍角 さん作 [373]
 
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