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龍角 さんの投稿された作品が199件見つかりました。
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漆黒の翼
5人の黒翼人達はテロ集団のリーダの元へと駆け寄った。「見張り組か。所々ボロボロだが一体何があった?」「警察の機動部隊がとうとう正面玄関から強行突破して来ました…無線で連絡しようとしたのですが…繋がらなくて…恐らく妨害電波か妨害魔法の影響かと…」「奴等め…とうとう入って来たか…」 リーダは椅子から立ち上がり会場全体に響き渡る大きな声でこう叫んだ。「お前ら良く聞け!!警察側はとうとう行強突破に打って
龍角 さん作 [717] -
漆黒の翼 2
欧歴2000年10月03日午後6時20分東日本国首都東京某ホテルのパーティ会場きらびやかなドレスに身を包んだ白翼人(通称天使)の女性。そしてタキシードど姿の白翼人の男性達もその顔に笑顔は無く、皆床に座っていた。そして天使達に銃や刀を突き付けているコウモリの様な黒い翼が生えた黒装束の男達…黒翼人(通称悪魔)は深く被ったフードの中から赤い眼をギラギラと光らせていた。この東日本国の財政界の著名人達を集
龍角 さん作 [637] -
漆黒の翔 1
俺は冷たい雨の中、道の側でブルブルと震えていた。灰色の空から打ち付ける冷たい弾丸は俺の体と心の温もりを冷酷に奪い去っていった。道行く人から向けられる軽蔑のまなざし。そして「悪魔」と罵倒される。中には蹴り付けてくる奴もいた。親に捨てられて、こんな物乞いの様な生活を初めてもう一週間。足はおぼつき、体は痣だらけになり、黒い翼は羽根が抜け落ちて所々禿げていた。俺はその場に倒れ込んだ。今までろくな人生じゃ
龍角 さん作 [762] -
漆黒の翼
この世界には3種類の高等知能生物がいる。人間、白翼人、そして黒翼人だ。白翼人は鳥の様な翼を持ち、自らを天使と称した。人間離れした身体能力と魔力持つ。そして黒翼人は人間、白翼人から悪魔と呼ばれ、黒くコウモリの様な翼は『悪の象徴』という烙印を押され人間、白翼人に迫害されて来た。しかしそれはある出来事により崩れ去った。19世紀…産業革命これは今までの白翼人中心の魔法文明から人間中心の機械文明への変換そ
龍角 さん作 [945] -
I want Love…
人とは何なのだろう?それは醜いものではないか?いつも仮面を被り本性を隠し偽りの自分を演じ何か気に入らない事があれば仮面を破り身勝手で醜い本性を現す人間なんか大っ嫌い信用するなんて出来ないだけど人間は孤独を恐れるそして愛を求めてる矛盾してるかもしれないケド…俺は人間は嫌いだけど愛は欲しいでも人を信じなきゃ愛せないし愛されない心が通じなければ意味が無いI want Love…みんな愛を求めてるI w
龍角 さん作 [476] -
殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐38
訓練開始から三日目の朝を向かえた。森の中を幾ら進めど手掛かりは0。あるのは鬱蒼と生い茂る木々の緑とオニの朽ち果てた死骸、廃墟だけ。そして無線も依然繋がらないままだ。このまま闇雲に捜しても無駄なので勇はゴール地点である小田原へと向かう事にした。もしかしたら…理性を取り戻し、一人で小田原へと向かっているかもしれない…そう思いながら。*熱海の監視施設の襲撃のニュースは直ぐに倒鬼衆本部と小田原支部、軍に
龍角 さん作 [932] -
殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐37
負傷兵の左腕は灰色に変色し、皮膚は鱗の様なもので覆われ始めていた。「あぁあぁぁァァァァ!!」負傷兵は左腕を右腕で押さえて悲鳴を挙げている。しかも一人ではなかった。あちこちで皆悲鳴を挙げて、痙攣し、そして体が変化していく。「そんな…オニに傷つけられて無いのに…」「殺セ…」負傷兵は最早人としての原形を止どめていなかった。「殺セ…早クシロ…モウ…我慢デキナイィ…」「うわぁ…あぁ…」兵士は銃を構えるが
龍角 さん作 [593] -
殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐36
同じ迷彩服を来た兵士達は凄まじい銃撃戦を繰り広げていた。「馬鹿な真似は止めろ!!仲間どうしで殺しあって何になるんだ?」一人の丸腰の兵士が壁に追い詰められて5人の兵士に囲まれている。その中の一人が丸腰の兵士に銃を突き付けた。「止めろ…頼む…お願いだ…」男の必死の命乞いにも耳を傾けずに男は引き金を引いた。「雑魚は片付けた。変電室へと向かうぞ。」「「「「はい!!」」」」*フェンスの高圧電流のスイッチの
龍角 さん作 [590] -
殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐35
勇はその後も佳奈美を探したが匂いも途切れて完全に見失ってしまった。最早単独での捜索は不可能と判断した勇は応援部隊を要請する為に本部へと無線で連絡しようとしたが…「ザーザー………」「反応無しか……」何故か最後の望みである無線までもが繋がらなかったのだ。『仕方ない…今日はもう遅いしここで野宿するか…』*「はぁ…はぁ…」佳奈美は返り血で迷彩服は真っ赤に汚れ、紙は乱れ、汗をダラダラとかいている。目の前に
龍角 さん作 [548] -
殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐34
「いっ…痛いなぁーひどいよぉ快ちゃん…」「快さん…二人でいるのに邪魔しないで下さい…」風呂桶を投げ付けた犯人である快は恐ろしい剣幕で二人に詰め寄った。 「上司がまだ帰って来て無いのに勝ってに寛いでしかもイチャつきやがって罪悪感ってものは無いのか?」「ナッシング。」「ありませんよそんなもの。こっちも仕事はちゃんと終わらせたんですから文句言わないで下さい。」二人は悪びれる様子も無くケロッとしている。
龍角 さん作 [666]